里山いっぽがスタートしました!
年少さんと2歳児さんのほのぼのとしたこども時間。
里山は、春の草花でいっぱいの野原にかわっていました。
思い思いのあそびを、やりたいところでこどもの時間が流れていきます。
池にはちょろちょろとオタマジャクシが泳いでいました。
ある子はお団子作りの途中
ある子はお花摘みの途中で
ある子は両手にカエルをもちながら
オタマジャクシをすくうのを見に集まってきました。
Kくん「ぶんぶんきてー、こっちにおふとんがあるよ」
いってみるとクローバーがこんもりとしていました。
「きもちいよ~」と寝転がって見せてくれました。
子どもはいつも、人やもの、自分と対話しています。
例えばタンポポの花を見て
きれいだな~って思ったり、黄色くてかわいいと思ったり
摘んだら白いのが手についたり、摘むのが楽しくなったり
その子の感性でタンポポをとらえ、タンポポを摘んだときの
太陽の光、あたたかさ、におい、一緒にいた人、そのときの心持ち
を一緒に記憶の中に、自分の感性の中に取り込んでいきます。
その対話の一つ一つが「自分」づくりのはじまりです。
その子の基盤をつくっていきます。いっぽはその基盤作りのお手伝いをしています。
初めてお母さんから離れてすごすとき、十分子どものきもちを大事に
ていねいにかかわりたいと思っています。それが里山いっぽです。
いっぽが始まった初日、こどもたちはみんなここちよく里山で過ごしていました。
心配していたのは、お母さんの方のようでした。
「初めて長い時間離れたので、わたしが落ち着かなく
何も手につかなかったんです。うちの子大丈夫でした?
だっこって言いませんでした?」とおっしゃったのが印象的でした。
その方には「お母さんに あいたいって言ったのはお昼ごはんのあと遊んでいたころでした。それまでは、お友だちと楽しく過ごしていました。
お弁当の後片付けも一人でやろうとしていましたよ」
とおこたえしました。
プログラム報告をさせていただきますので、
こどもたちの写真とともに、読んでいただければうれしいです。
1年間よろしくお願いいたします。