10月と11月前半は遊木の森谷戸部で遊んでおりましたが、今日は久々に糀ヶ谷を中心に遊びました。
春に訪れた時のトンボ池はクワの木が青々と茂っていましたが、冬時は枯れ葉も全て落ちて少し寒そう。
子ども達もクワの実を食べたことは覚えていて、葉っぱも実もついていないクワの木をみて、「なにもないねー」と残念そうでした。
とはいえ冬は冬で別の美味しい実が実っていました。
「さとちゃん、ふゆいちご見つけたよ」
H君が教えてくれた場所に行ってみると、赤く熟したふゆいちごがいくつも実っていました。
他の子たちも探しはじめ、見つけたときにはすでにお口の中にパクッ。
「甘いねー」と言いながら他に見当たらないかキョロキョロと集中して探します。食べるって重要だなー。
T君が池で死んでいたトンボを拾ってきました。
そのままでは可愛そうだったのでお墓を作ってあげようと提案すると、周りの子どもたちが進んでお墓づくりを手伝ってくれました。
ある程度深く掘った場所にトンボを置き、優しく土を被せ、その上に葉っぱやお花を置き、手を合わせました。
小さくても少しずつ、子どもたちは死んでしまったものに対する接し方が段々解ってきました。
ホリデー原っぱではおじさん達が植えてくれた植物がどんどん大きくなり、今はちょっとした林になっています。
ステージ上に置いてある丸太椅子でちょっと休憩。
「ここはサロンでーす!」
元気いっぱいなM君が教えてくれました。ちょっと意外な言葉です。
ホリデーキッチンに上がると子どもたちは一斉にお料理作りに始めます。
仲良しな子と一緒に作るグループもいれば、一人黙々と置いてあったフライパンで料理をする子もいます。
お水を使えばスープ作りが始まり、「お水屋さん、お水くださーい」と誰かが言うと、
S君が長い竹の筒を持って貯水場で汲みはじめ、水を欲しがっている人にあげました。
料理作りもある程度時間がたつと完成品がどんどんできあがりました。
バケツに薄い丸太を入れ、その上に葉っぱをちりばめたピザ。
一人で集中して料理していたA君がくれたのはなんと甘酒。
「甘酒どーじょ」と竹筒の中に水を入れた物を差し出し、さとちゃんが飲むふりしながら「甘くておいしいー」と言うと、
とても満足そうにうなずいて「もう一杯どーじょ」
久しぶりにきた糀ヶ谷。
寒さや場所の変化もあってか、おトイレ行く子が多かったり、お弁当を上手く仕舞えなかったりする子が割と多かったです。
しかし前に何度も遊んだことがある場所なので、回を重ねるごとにまた普段通りに戻っていくと思っております。
冬場は風邪が猛威を振るう季節です。
お子様と保護者の方、共に体調管理にはお気をつけてください。