炭焼き小屋近くでさとちゃんがポプラの落ち葉を使ってバックを作りました。
ポプラの葉っぱは一枚一枚がとても大きくて、大人の顔よりも大きいです。
くるくるっと巻いて、枝と葉を結ぶ葉柄部分を持ち手にすると、子どもサイズのバックに早変わり。
貰った子たちは、思い思いにドングリや他の葉っぱを入れていきます。
山を登って数十分、開けた場所に木登り広場が見えました。
その近くには野生のミカンの木が幾つも実らせています。
子ども達の高さではジャンプしても採れません。
そこでスタッフに肩車をしてもらって、欲しいミカンを選びます。
「さとちゃんこっち」「こっちかね?」
「ちがうもっとあっち」「あっちかね?」
「もうちょっとこっち」「こっちかね」
こんなやりとりしながらようやくお目当てのミカンを見つけて両手で捕まえモギリモギリ。
採ったミカンは素早く皮を剥いて素早く口の中に。
多少酸っぱくても子どもたちはあっという間に食べ終えてしまいます。
木登り広場で挑戦しつづける子達がいます。
上へ上へと登るためにはどうやったら良いのか。
まずどの場所から登りはじめれば良いのか。
登ってはズリズリ落ち、別の場所から再度登ってはまたズリズリと落ちます。
しかし何度かやっているとコツを掴んでさっきよりもグンと高く登りはじめました。
ここが子ども達のすごい爆発力です。
二度三度と続けていくうちにどんどん登る高さが高くなっていき、スタッフが少し心配してしまうくらいの高さまで登れるようになりました。