午前中は、はじめの会で、日程説明をした後、
「自分達で野菜植えをした畑をどうしようか。」
「大根の種はどんな物か、植え方は」
「どんな秋を見つけられるか」等問いかけ、話し合った後、
天候不順のため、日程変更して、周囲の様子を観察しながらの稲の観察を兼ねての秋見つけ。
午後からは、凄く蔓延った雑草取りと大根の種まきをグループごとで活動。
初めは、嫌がっていた子も、その後、だんだんきれいになっていく畑を見て、
(綺麗にするとすっきりする)(頑張った甲斐がある)(大変だけど、楽しい)
などの声があがり、スコップを用いて、耕したり、一輪車で取った雑草を片付けたり、
積極的に仕事に取り組む姿が見られた。
十日前に下見をした時、余りにも雑草が生え、手のつけられない状態。
子供の手に委ねるのか、スタッフが手入れをするのか議論。
ありのままの状態を見せ、どう子どもたちが反応するのか、グループごとで話し合い、
その結果、午前中かかってもよいから子どもの思いを引き出し活動させようと結論ずけ、
当日を迎えた。子どもたちの仕事ぶりを見て、
手入れをしないとどんな状態になるのか、
大変だけど、力を合わせ、汗をかけば、終わった後のすっきりした気分を味わうことができる事を肌で感じた子どもたち。
その体験は貴重であった。