夏日と言われるほど、いいお天気だっだこの日。
久しぶりにグリーンクラブさんにお邪魔しました。
道中のホリデーの森さんの水辺では、「コロコロ」「グァグァ」「けけけ」等、
様々なカエルの声が聞こえます。
ホリデーの森の保全をしているおじさんが、水辺の大切さを教えてくださいました。
畦があることで、育まれる命があること。水辺の生き物が、鳥や、獣の命を支え、
生物多様性を守る大事な場所であること。
こども達にも、水辺は魅力的な場所ですが、
人間は生き物のおうちにお邪魔しているのだ、という気持ちを忘れずに、お散歩させて
もらっています。
こども達も、きょうは、「いろんな声が聞こえるね。」
と、立ち止まって、静かにカエルの声に耳を傾けてくれてました。
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グリーンクラブさんは、一転、様々なお花が咲き乱れるお花畑に!
バッタやてんとう虫、ちいさな生き物達の姿がたくさん見られました。
まだ、赤ちゃんサイズのバッタを、そっと、じーっと見つめている、
小さな目の真剣なまなざしが、とっても素敵でした。
この黄色い虫は、何でしょう?
こたえは…てんとうむし。それも、脱皮したててです。
脱ぎっぱなしの蛹だったあとが、葉の裏についていました。
これから時間をかけて、奇麗な赤にドットの模様が出てきます。
こんな、生き物の営みが、花畑の原っぱいっぱいに広がっていました。
「雨後の筍」とは、よくいったもので、この時期の竹林はびっくりするほどタケノコがにょきにょき。
一日で、1メートルも伸びてしまうそうで。
このタケノコもスタッフより大きい感じですが、まだ柔らかいので、
か弱い(?)女性スタッフだって、へし折る事ができます。
ごろん、と、目の前に転がったタケノコの姿にびっくりなこどもたち。
「なんだか、けむくじゃらだし匂いもするなあ。」
とお鼻を摘んで後ずさっていたKくんですが、
「これ、皮をむくと食べれるんだよ。」
とみせてあげると、目をきらきらさせて、いっぱい皮むきをしてくれました。
昔は、生活の中になくてはならなかったはずの竹。
今では、使われる事もなくなり、荒れ放題に。
豊かな里山を取り戻すためには、人の手が入ることがとても大切なのです。
小さなうちから、里山の恵みを知ったこども達が、
身近な問題として考え、行動出来る人に成長してくれたら。
私達の願いです。