3月11日(土)、エコエデュ主催の講演会
『21世紀の教育は「自分を信じる力」を育む教育。』が
開催されました。
講師は(株)教育と探求社 宮地勘司氏。
全国の中高生と大企業を結んだ、スケールの大きな
キャリア教育プログラム「QUEST EDUCATION」を
10年にわたり展開していらっしゃいます。
講演会スタートは、QUEST EDUCATIONの紹介から。
プログラムに取り組む様子から、最終の発表会まで
動画も交えてご紹介いただいたのですが、とにかく
中学生高校生が自分自身の力強い言葉を持っていることに
圧倒されました。
それは、プログラムのすべてが「自分で学ぶ」「本気で学ぶ」ことを
引き出すために作られているから。
エコエデュと、宮地氏のアクションの共通点はここにあります。
ものごとの価値が、みるみる変化していく正解のない時代。
これからの社会に求められているのは、正しい知識を土台にしつつ
自分自身で創造的な答えを導く力です。
自分を中心軸に置いて感じ、学び、考え、発信していく力を
どのように育てるか。
その答えのひとつがQUEST(探求) EDUCATIONであり、
エコエデュなのです。
参加者数は50名を越え、教育関係者だけではなく、保護者の方も多く
ご参加くださいました。
「自分自身は自分の学びを創り出しているだろうか?」という問いで
頭と心が活性化し、講演会後たくさんのアイデアが湧き出していると
ご自身のブログに書いて下さった方や、
「この熱気は、ライヴでないと伝えられない」とコメントを寄せて
下さった方もいます。
子どもたちに「自分の学び」を伝えるには、おとな自身が
自分自身の学びに夢中になっている姿をみせること。
この講演会をきっかけに、静岡に新しい「自分の学び」コミュニティが
できそうな予感です。
後援:静岡市教育委員会
2016年度年賀寄附金配分事業