里山BASEで培われている文化に
「多数決で決めない」文化があります。
どんなに議論が紛糾しても、
決して多数決で終着しようとしない子どもたち。
「もういいよ~、多数決で決めちゃおうよ~」
なかなか終わらない話し合いにあきらめの声があがっても…
「多数決では決めないよ。みんなが納得しないとダメなんだよ!」
「多数決だと誰かがガマンすることになるんだよ」
2年前はスタッフがこう言っていました。
今は子どもたちの言葉です。
「だから、なんでこっちがいいのか、理由を言って!」
「反対の人はちゃんと聞いてて」
少数派は多数派に従う。
多くの民主主義の国ではごく当たり前のこと。
でも意思決定の方法は、一つではありません。
「違う考えの人の意見に耳を傾け、自分の考えともう一度向き合って考える」
里山BASEで育てたいチカラのひとつです。
「ほかの友達のことも考えるべし!」
そして「自分で決めるべし!」