お正月明け最初のadventure!
今日は焼くもの(食べ物)を持ってきている人が少ない。さて、どうする?
調理器具の貸し出しは一切ありません。山にはたくさんの恵みがあるよ。
「そうだ!竹を使おう!」「竹でお湯を沸かそう!」
取ってきた竹の節の近くで切ります。
「蓋をしたら、早く沸くんじゃない?」
「湯気が出るよう、蓋に穴を開けよう。」
メンバーがどんどんアイデアを出し合い、高学年が作業にとりかかります!
竹を下から炙ると、中に入れた水がだんだんと温まりました。
「竹は燃えなかったね。」
「下は黒く焦げてるけど、結構頑丈だね。」
「あれっ、ぬるい・・。」
どうやったら、熱いお湯を沸かせるだろう?
お湯を沸かすのは成功と言えないけれど、今回は見事なチームワークでした!
メンバー全員協力して竹で湯を沸かし、時間内にテキパキと片付けることができてスタッフは感激です♪
次の週に入ってからは『火おこしレベル判定』を導入しました。
「レベル1」まずは、ひとり一人の判定です。
高学年と低学年がペアになり、サポートします。
マッチの持ち方、擦り方、火がついたらどこにつける?
順調に進んで、時間内に充分熾火ができあがったペアには、お餅が渡されました。
今回、レベル1は全員合格!どのペアも素早く片付けが終わりました。
レベル2、レベル3の合格にあと一歩と惜しいペアも続出です。
レベル判定2週目。
レベル2以上は、ペアの中で低学年がマッチを擦る係でスタート。
高学年からアドバイスがあっても、火がついたマッチが怖く、すぐさま投げ入れてしまう場面が多く見られます。そして、底に落ちたマッチから偶然の着火成功!どこに火をつけたらいいのかな?そんなところにも火おこしのヒントがあります。
レベル4では、制限が増えます。マッチ1本と、着火用のスギ葉を小さなバケツ1杯のみと制限。検閲が入ります。
これがなかなか難しい。マッチ1本で時間内に美味しい餅焼き完成となるには、準備とペアの協力が不可欠です。
3週目と4週目ではレベル4挑戦のペアも増えてきました。
薪の組み方、スギ葉の場所、マッチの火をどこに着けるか、風の対策をどうするか。
良い熾火をつくるためにペアでそれぞれ試行錯誤。
熾火を作れても、そこから餅を焼くとなると時間も必要になる。
失敗したペアは何がいけなかったのかを考える。
餅もただ焼くだけではダメ。
熾火で美味しく焼けるかどうかが、合格ラインです。
きつね色でおいしそうに伸びーる餅でなければいけません。
これだけ伸びれば合格だね!お醤油をつけなくても美味しい♪
ただし時間内でなければ失格!
判定は厳しめだけどその悔しさが、次回へのバネになりますように。