今年で4回目となる遊木の森でのお茶づくりプログラム。
「里山しごと」のテーマは「元(原材料や過程)」を知ること。
「春の里山でお茶会」ではちゃんと元を知ることが出来たかな?
先ずはお茶畑の世話から。
今日は整備からきっちりやっていくよ!
お茶の葉と他の葉っぱの見分け方を見つけて
「まわりがギザギザしている」
「葉っぱの線(葉脈)が違う」
おお!ちゃんと違いに気づけたね!
お茶の葉を見分けられるようになったら、親子で雑草を抜いたり、絡まったつるを外したりしました。
お茶畑の世話が終わったらお茶摘みです。
「一芯二葉」の摘み方で、親子一緒に摘みました。
「かごをいっぱいにするのは大変」
「摘んだばかりのお茶の葉はどんな香りがする?」
「フルーツみたい」
今つんだお茶がどんな変化をしていくか、楽しみだね。
お昼が終わったら、いよいよお茶づくり!
いたんだ葉やゴミを除いて、せいろで2分ほど蒸してホットプレートに広げ、保温温度で軽く炒りながら水分を飛ばします。
少し炒ったら、ボール紙で作った箱に移して手揉み。
ギュッギュと揉んで水分を飛ばしやすくします
蒸したり、炒ったり、揉んだりしてゆくとお茶の葉が少しずつ変化してゆきます。
親子たちはその変化を、五感を使って感じてゆきます。
「少しお茶の香りがしてきた」
「カサカサしてきた」
「お茶らしくなってきたね」
「炒る→揉む」作業を7回ほど繰り返すと、水分が飛んで、いつも見ている「お茶っぱ」になりました。
やっと完成だね!
手摘みして、蒸して、炒って、揉んで、自分たちで作ったお茶は美味しく飲みたい。
スタッフが試して見つけた美味しい淹れ方を参考にして家族ごとにマイ急須で淹れました。
「きれいな色」
「美味しい」
「二回目は味が違う」
「他のグループのお茶も飲んでみたい」
お茶菓子を食べながら、何杯も楽しんでいました
最後に、美味しいお茶を提供してくれたお茶畑にお礼の気持ちを込めて堆肥をあげました。
ありがとう!
おうちでお茶を飲んだ時に、お茶畑の景色や、お茶の葉がお茶に変わっていく過程での香りや色、手触りなどの変化を思い出してくれると嬉しいですね!