毎週金曜日の放課後、里山ならではの遊びを繰り出す仲間たちが集まってきます。
季節や天気を考えて、楽しい遊びをみんなで試行錯誤しながら創ります。
11月は…
「ジャック・オー・ランタン!」「肝試しやりたい!」
おどかすチームと体験するチームに分かれました。
体験チームは竹のランタン作成の続き。
竹を足で挟み、キリで穴を開けていきます。
おどかしチームは、落とし穴を掘って、見つからないよう穴を隠していきます。
他にも蔓を道の左右に張ったり、水風船を道に埋めたり。などなど。
これらは、過去に先輩達がやってきたこと!
そしてまた、下の世代へこれまでの里山遊び体験が継承されています。
ランタンに火を灯して肝試し。
雰囲気はばっちり。しかし足元は明るくない!
足元を照らすにはどうしたら良いのでしょう?
おどかしチームのランタンを道しるべとして飾って置くアイデアが素敵でした。
いくつかの仕掛けがありましたが、うまく引っかかることならず。
それでも、それぞれのチームが秋の夜長を楽しみました。
日暮れが早い季節をうまく利用した遊びだね!
雨の日は…
「紅白歌合戦やりたい!」
里山adventureらしい歌合戦にしようと提案しました。
楽器、ステージ衣装、舞台芸術など、オリジナルアイデア表現に加点ポイント。
女子チーム、男子チーム。それぞれペアで演出を工夫します。
歌合戦に抵抗があってなかなか取り組まないチームがありました。
数珠玉飛ばしを夢中にやっています。
そのひとりが、石を両手に持って打ち付けたりこすり出したりして、音を生み出しています。
そう、歌わなくたっていいんです。
竹の棒で一斗缶を打ち始め、二人でセッションしました。
ステージ設営は、ノコギリの出番。
ステージ映えのため、竹筒に竹の枝を生ける!いいね~~。
山から駐車場へ大移動のステージ
川向こうのグラウンドの照明利用(借景)とは、考えたね。
オリジナルソングは、大盛り上がり。
竹の枝で水たまりを掻いて音を生み出したり、草木で着飾ってくれました。
チームごと短い時間の中にも工夫が見られ、審査は難航しましたよ。
♪ジャカジャカジャカ…ジャン!♪紅白歌合戦、赤組の優勝でした。
里山adventure流 肝試し
里山adventure流 紅白歌合戦 のお次は?
「里山ディズニー!」
竹滑り台チームとおんぼろコースターチームの2チームに分かれました。
竹チームは、先週の反省から竹滑り台に取りかかりました。
コースターチームは一輪車を使い、安全確保のため紐のシートベルトをつけました。
そして、もっと楽しくするために、コースの距離を延長!
ディズニーランドのおもてなし魂も忘れず(!)メンバーそれぞれに役割を決めたのです。
スタートのアナウンス「それでは良い旅を〜」。
警備係をも配置。
「周りの皆様の迷惑にならないように・・・」など注意事項を伝え、自分たちのアトラクションを完成させていました。
傾斜のある坂道を一輪車で下ります。
ときには凸凹にはまり、ジャンプしたり傾いたり。
子どもたちはスリルある、このコースターを「何度でもやりたい〜」と夢中になりました。
竹滑り台チームは、自分たちのアトラクションの不充分さを反省し、「おんぼろコースターがすごく楽しかった。私たちもお客さんを楽しませるように見習いたい。」と正直に感想を話してくれました。
自分たちチームの工夫と協力で、みんなが大喜び!大成功の笑顔です♪
普段、「楽しませてくれるもの」に私たちは囲まれています。
テレビの前に座っていれば…
遊園地に行って入場料を支払えば…
でも、ここでは受け身ではいられません。
自分たちで創り出す楽しみを存分に味わう!
子どもたちの内側に、何かうごめくものを感じます。