子どもたちのチカラでQUEST-探求-する、里山QUEST。
週一回、水曜日の放課後に里山に集い、それぞれのQUESTを深めています。
冬になってから進めていた秘密基地作り。
かまどで料理をしたい!
ということで、かまどを作りました。
目標は、ピザを焼くこと。
うまくいくかな…?
-1回目-
マッチが初体験の子もいました。
慣れている仲間に教えてもらって、挑戦。
「あ、ついた!」
その火をスギの枯れ葉につけてみるも…
なかなかつかない。
なんでだろう?
ちなみにこの日は、雨の翌日。
「濡れてるからかも!」
「じゃあ来週までに、木の枝を拾ってくる!」
「どうしたらつくか、本を借りて調べてくる!」
「お父さんに聞いてみる!」
失敗しても、どうしたらいいか考えます。
-2回目-
「近所で木の枝拾って来たよ」
「かまどに酸素が入るようにしてみよう」
工夫してみると…
やった!火がついた!
マシュマロを焼きました♪
でも、この火力じゃピザは焼けない。
どうしたらいいんだろう。
-3回目-
また雨の翌日で、なかなか火がつかない。
「かまどを、もっと空気が入る形にしてみよう」
「かまくら型に木の皮を置いたらいいかも」
試行錯誤するも、もうタイムリミットが。
ラストチャンスで挑戦!
失敗から学んだことを活かすチャンス。
さらに「燃えろ~」の呪文の甲斐もあってか(!?)
火がついた!
その後、全員が火を絶やさないことに集中し、
パリッとしたピザが焼けました。
「スギの葉は5秒で燃え尽きる」
「木は長く燃える」
自分たちでやってみることで、気づきがあります。
-4回目-
里山QUEST最終日。
これまでのふりかえりパーティーをすることに。
前の経験を活かして、もう一度ピザを焼いてみよう!
かまくら型にセットして。
スギの葉はよく燃えるけど、ずっとは燃えないから木を足して。
経験を活かし、かなりスムーズにピザが焼けました♪
秘密基地の展望台で、いい眺め。
みんなと食べると、もっと美味しい!
パーティーでは、それぞれ一年をふりかえり。
「自分達で計画して実行するのが良かった」
「みんなで一緒に考えてできた」
「カニをはさみうちして、みんなでつかまえた」
自分たちで考えて、やってみる。
友だちと、やってみる。
そんな繰り返しの中で、子どもたちのなかに芽生えた
QUEST-探究-の芽。
里山QUESTは卒業しても、いつもその探究心を発揮して、
さらに育てていってほしいなと思います。
今後の活躍に期待!
里山QUEST卒業、おめでとう!!