216日(土)は『となりの森フェスティバル』!

遊木の森を会場に、エコエデュの様々なプログラムを体験していただくお祭りです。

adventureの有志メンバーが「出展したい!」と、会場の下見に行きました。

いつも活動している事務所周辺とは異なる自然に、みんな走り回る!木登りする!解き放たれました。

 

この冬取り組んできた「火起こしをやりたい!」

自発的に持参したメモ帳を取り出し、考えや思いついたこと、発言を記録しています。いつになく集中して、議論が交わされます。

スタッフが決めずに子ども達が考え、意見が出るように引き出します。

「フェスティバルは90分。お客さんは200人。大勢来るよ。」

「みんなに体験してもらうために、どう行うのがいいかな?」

 

チャレンジャーには「火起こし体験」。

それと、みんな大好き「焼きマシュマロ」を行うことに決めました。

火おこしの体験は何分かかるかな?

何が必要かな?

役割はどうする?

 

今日は、みんなの反応がいい!

予想よりスピーディーに大方決めることが出来ました。

森が暗くなるのを待って、途中のお寺まで徒歩で下っていきます。

ライトを消して、いつもと違う森の暗闇を体験しながらの道のり。

もしもひとりだったら、ギャーーと叫びながら走ってしまいそうですが、友達と一緒に歩けば勇気100倍!

ときにがらっと趣向を変えてみるのはいいもんだ!と思った一日でした。

 

来週は直前準備です。

最後の詰め、みんなが上手く教えられるようにするためには、どうしたらよいかな?

 

 

 

『となりの森のリハ―サル』

 

フェスティバルのオープニングで参加者みんなに『adventure』の紹介をします。

みんなで流れの確認。

人前でお話をするのがあまり好きでない子が自分の担当するブースの紹介をしてくれることになりました。

 

ある子は「ダンスを踊りたい!」と提案し、振り付けを教えてみんなで練習しました。

オープングが終わると、2つのブースに分かれます。

配置と動きの確認をします。

 

フェスティバル休みのメンバーをお客さん役にして火起こしを教えます。

「熾火って何ですか?」良い質問がでました!

熾火を知っている小学生は少ないかもしれません。分かりやすい言葉で伝えたいですね。

 

女子は、看板作りにも熱が入ります。たくさん素敵な案内板が出来ました。

里山adventureオリジナルキャラクター「アドペン」も出現!

さあ、楽しもう!がんばろ!

 

 

『となりの森フェスティバル』本番。

当日、小学生メンバーも早めに集合。焚き付け集めなど準備をし、全員揃って直前ミーティング。

大勢集まったお客さんの前で(ダンスはなくなったけれど)、アドベンチャーの紹介!しっかりできました。

 

マシュマロ焼きには長蛇の列。

「受付に名前を書いて、このくらいの長い枝を拾ってきてください。」

繰り返し繰り返しご案内します。

火起こし体験もじわじわと列ができました。2箇所に分かれ担当しました。

子どもたちで運営、スタッフは安全管理を行います。

1時間を超える接客業。合間にこっそりマシュマロを焼いて食べるのはご愛敬です。(笑)

みんなの笑顔と楽しそうな会話や笑い声が響きます。

時間内に用意した、たくさんのマシュマロは終了!

なんと!焼きマシュマロには106人、火起こし体験には28人が参加。

ちいさなお子さんから小学生、大人と大勢の方が楽しんでくださいました。

メンバーは無事にやり遂げました!

 

これまで子どもたちは、『里山ディズニー』、『里山ディナー』と自発的に行ってきました。自分が楽しみながらも、相手も楽しんでもらう(もてなす)ことが『喜び』となっているように感じます。

ただ「楽しむ」だけでなく、「どれだけ夢中になって楽しむか」にも磨きがかかっています♪