初日は生憎の荒天で延期になってしまった
本年度のやっほ。
4月17日、先週の雨がウソのようないいお天気で
初回を迎えられました。
去年より、ぐっと人数が増えて、18人での船出。
新しい場所、初めて見る友達やスタッフに、
不安になって泣いてしまう子が沢山いるんじゃないかしら?
と、思っていましたが、君たちは、随分しっかり者でしたね。
始まりの会でも、しっかりお話をきいてくれるし
お散歩に出かけると、好奇心いっぱいで
スタッフが案内した森の中を全身で
楽しんでくれていました。
朽ち木を触ってみると、まるでシーチキンのようにポロポロに。
「おもしろ~い!」
硬いと思っていた木が自分の力で崩れる事だけでも
楽しくてしょうがない様子。
たんぽぽ笛をしてみると、すぐに自分も!とチャレンジ!
でも、これはちょっと修行がいる……。
経験を重ねて、出来るようになるか、あきらめちゃうか。
失敗を重ねても、やりたい気持ちを忘れなければ
一年後できるようにきっとなってるよ。がんばれ!
去年から来ている子ども達に案内されて、竹藪の中の
秘密基地に到着!
去年は、ここに子ども達がおうちを作っていました。
この竹の滑り台、結構滑るし、手すりはないし。
滑ったら今度は、急斜面を登らなきゃいけないのですが。
このスリリングさが、たまらないんでしょうね。
何度も滑って、登って。
Mくんは、いい具合に切られて、器になった竹を見つけて
なにやら、秘密のスープづくり?
みてみて~、と倒れた木の上。かっこいい~!
自分達のおうち作り再開?
力を合わせて、こんな大きな竹を運んだり
途中で朽ちた木を掘り返そうと
倒したり、回したり、棒で掘ったり。
自分のやりたいことを見つけた子ども達は、
無心で、集中した良い顔をしています。
まだ、どんな風に遊ぶのか様子を見ている子も
心動かされるようで。
友達のやっている事をじっと食い入るように見ていました。
その姿は、「やれない。」のではなく、
「時を待っている。」
スイッチが育っている時間なんだろうな。と思うのです。
じっくり育まれた思いがどんな形になるか、楽しみにしてるね。
4月2回目。いきなり天の神様は
ハードルを上げてこられました!
始まったとたんの本降りです。
初めての雨の中、着慣れないレインコートを着ての散歩。
なのに、容赦なく降り続ける雨。
それでも、タケノコ採りたい!という
みんなの気持ちが強かった!
今年は裏年なのもあって、中々見つからなかったのですが
見つけた子達は、濡れるのも構わず、
がんばったね~。
濡れて、冷えた体を温めるために
グリーンクラブの小屋へ避難!
「金槌トントン」の手遊びで、思いっきりダンス!
体を動かして、心も体もポカポカになったかな?
それでも、この日は、ホントに寒かったねえ。
こんなに雨で濡れた経験なんてなかったよね。
気持ちがへこんでしまった子もいましたが
雨の中でも、最後まで頑張り通せた子ども達。
みんな逞しくって、頼もしい!
どんな時だって、面白いこと、楽しいことを見つけて
乗り越えられるチカラがみんなの中にしっかりあるよ。
これからのやっほが楽しみです!
里山のかやねずみ:大野