毎月、第一日曜日に実施している「里山のかやねずみ にちようび」。
気持ちのいい秋の遊木の森で、素敵な宝物を探しました。
「里山のかやねずみ にちようび」は、0~3歳さん親子の、
森のようちえん型プログラム。
平日に行われている「里山のかやねずみ」の週末版です。
お子さんが0~3歳のいまだからこそできる、
親子でじっくり遊び込む時間を大切にして欲しいと考えています。
今回は、「どうぞのいす」のストーリーに沿って、
秋の宝物を探しに出発!
子どもの感性に寄り添って、わが子の見つけたものを一緒に楽しむ。
しゃがんで、子どもの目線になって見てみる。
そんなことを大切にしながら、お散歩しました。
わんぱくコースは、それぞれの見つけた不思議なもの、面白いものを
お母さん・お父さんと一緒に楽しみながら進みます。
宝物は、持ち帰れることができる「もの」だけではありません。
切株を叩いたら面白い音がした!
生えている草を触ってみたら、ふわふわいい気持ち♪
自分ではドキドキしちゃうけど、お父さん、クモ触ってみて!
そんな、お子さんの見つけるハテナやビックリを探しながら
歩きました♪
カマキリにも遭遇。
ドキドキ…触ってみよう!
もちろん、目に見える宝物も♪
字の書ける葉っぱにお手紙書きま~す。
あの木の実、取って!
一方、0才さんののんびりコースは…
お母さんお父さんが楽しむことで、
赤ちゃんも一緒に楽しい気持ちになれることや、
0才さんでも五感を使って感じているので、そんな体験をさせてあげること。
そんな0才さんならではの視点を中心に、のんびりお散歩。
「立派なクモの巣ですね」「この巣には雄が何匹もいる!」
大人自身が発見を楽しんでいました。
「えいっ」
高いところにあるクモの巣に
葉っぱをひっかけるゲームも始まりました。
お昼寝中の赤ちゃんを背負って、子どものころに戻って遊びましたね。
大人の様子を感じ取った子ども達、
ここが楽しい場所だと分かったら子ども同士で遊び始めました。
「どうぞ」「ありがとう」
まだ話せない赤ちゃんの代わりに大人が言葉を添えます。
お母さん、お父さんもいいお顔でお散歩しました♪
お散歩から戻って、見つけた宝物を「どうぞのいす」に「どうぞ!」
さぁ、お昼ご飯!
午後は、木の実のお弁当箱作り♪
…と思っていたのですが、まだまだたくさん動きたい子ども達。
ほとんどのお子さんが、からっぽのままお弁当箱をお持ち帰り。
またおうちの近くで、宝物を拾ってみてね。
みんなが楽しかったのは、たくさん動く遊び!
少し月齢が上のお姉ちゃんが上手に高い所を歩いている姿は、憧れちゃう。
じ~っと見つめています。
きっと今は心の中にためて、そのうち真似してみたりするんだろうな♪
最後は絵本、そしてふりかえりの時間。
子どもに対する発見や、自分自身の感想などを分かち合いました。
「子どもの感性に寄り添う」って、普段の生活の中では意外と難しいこと。
忙しくて時間に追われていたり、
危険からわが子を守らなきゃいけなかったり、
誰かに何かを言われないかと心配してしまったり。
そんな中でわが子の感性にじっくり向き合える時間は、
意外と貴重かもしれません。
たまにはじっくり寄り添う時間を持つことで、普段の生活の中でも、
「うちの子、こんな面白いところがあるなぁ」
「へぇ、こんなことが好きなんだね!」
と、「わが子らしさ」に気づくきっかけになるといいなと思っています。
これから季節は冬になりますが、静岡は冬でもお日様が出ていれば
ポカポカ陽気です。
そして、これから美味しい季節かも…!?
里山で、みなさんをお待ちしています。
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2019年度の「里山のかやねずみ にちようび」は、
毎月第1にちようびに実施します!
次回は12月1日。
プログラムの2か月前の1日から受付開始。
ぜひご参加くださいね♪