11月は、10月の遊びが楽しくて、そのまま継続!
秘密基地作りは、かまどが出来て
焚火を仕込むごっこ遊びや、
おままごと遊びにも広がり、
力を合わせて、作る中で、いままでと
違うお友達との関わりが、更に濃くなっているようです。

細かいお仕事が得意な女子チーム、
男の子の作ったかまどでお仕事中。

先週流行った弓矢。
今日は、自分でできるんじゃないの?
と、Kくんに振ったところ、見事にマスターして
いつのまにか、他のお友達に教えてくれる姿が。
 
違う園の子ども達が集まって、
違うタイプの子ども達が一緒になって遊ぶ「里山やっほ」。
だからこそ、みんながそれぞれ個性があって、
いいところも悪いところも、丸ごと受け入れて遊びが成り立っています。
さっき文句をいってたのに、もう一緒に遊んでいて。
多様性を受け入れる、って、子どもの方が得意だなあ。と感じます。

先日遊ばせてもらった窪地は、みんなの元気がはじける場所に。
みんな、仲良しで、大笑い♡

  

みんなで寝転がるのも楽しかったねえ。

2日目。この日も、いつもの杉林に向かいましたが、ちょっとルートを変えてみました。
道中には、ちょっと早めの冬のお楽しみ。
冬イチゴがたくさん!
みんなおサルさんに戻って、夢中で探しています。

 
山頂には、トトロに出てくるような、大きなクスノキが。
この穴、トトロのおうちの入り口かな?
スタッフがちょっと、幹に耳を当てて、
「木の音って、聞こえるかな?」と
やってみると、みんな真剣な顔をして遣り出してくれて。
「静かにしないと、聞こえないよ」と、本気で感じようとしてくれる姿が。
「なんか聞こえた!」とSちゃん。
   
みんなより、ずっと長生きしてきたクスノキの命。
ちょっと感じてくれたかな。

杉林に到着すると、思い思いの遊びが始まります。
Yちゃんは、お山の素材を使って、小物をつくるのが得意!
この日も、可愛いリースを作っていました。
それをじっと見ていたMちゃんに、作り方を教えてくれて
2人で一緒に制作。
クリスマスの飾りになるといいね。

秘密基地づくり、男子だけが盛り上がっているわけではありません。
かえって、丁寧な仕事ぶりは、負けてないかも。
葉っぱ付の蔦で縛り止めていくアイデアは、可愛らしくて
女子のおうちにピッタリ❤
 
こちらでは、竹筒に穴を開けるため、
力を合わせて、奮闘中!
いつもと違うコンビが生まれています。

何かを作る遊びは、子ども達が集中したり
協力したり、いい顔が沢山見れました。

3日目。
「別のところにも行ってみようよ。」
という意見を大事にして、グリーンクラブの木登り広場へ。
着くと、早速木登り場所に子ども達が鈴なり。
どんどん高く登れてしまう子もいて、
こちらもドキドキハラハラ。
 

土管の上をバランス~。
素敵なおうちにもなってたね。
 

このシーソー、グラグラするから、
気を合わさないと、難しいんです。
どこに座ると一番いいかなぁ?

探険チームは、木登り広場から、
少し足を延ばして森の奥へ。
こんな不思議なトンネルを見つけました。
「結構入れるって!」と勇猛果敢な男子達。
どんどん入って、あれ?思わぬところから出てきます。
なんだか、森のネズミのおうちみたい。
みんなも、まるでねずみさん??

このトンネルに、女子もしっかり参戦!
Rちゃん。年下のMちゃんに
「大丈夫だよ」と優しく声をかけながら
一緒に、ずっと歩いて来てくれました。
そのおかげで、Mちゃんも、このトンネルの
チャレンジをやってみることが出来ました!

そのあと、すっかり仲良しになった2人。
Kくんの、へんてこブランコに一緒になって笑い
2人一緒にどうやって乗る?と考えて
見事成功!帰りも、ずっと手を繋いで帰っていました。

4月当初は、同じ園の子で集まって遊ぶ姿が多かったのが
この頃は、当たり前のように、その時その時に、
いろんな組み合わせのグループが出来ています。
やっほでの体験を通して、新しい友達ができる
様子が見られるのは私達スタッフも嬉しい体験です。
色んな子がいて、いいことも、悪いこともあるけど、
みんな同じじゃつまんない。
様々なタイプのお友達と出会うことで、多様性を感じ、
共に過ごす中で、人としての大きな器を作っている。
子ども時代は、そんな貴重な時間なのかもしれませんね。

里山やっほ:大野