エコエデュの環境教育のフィールドはまさにウィルダネス!
ウィルダネスとは、すぐに専門的な医療処置を受けられない状況のこと。

市街地にほど近い里山と言えど、緊急時の救助が市街地に比べて遅れることが予想されます。
また災害時には救急車も出動できず、傷病者の数も複数にのぼることでしょう。

そんな事態に陥った際、自分には何かできるのか?!

 

今回は、1月11日から13日に
WⅯA(ウィルダネス・メディカル・アソシエイツ・ジャパン)のインストラクター、“がめら”こと吉沢さんと”だいちゃん”こと高橋さんのお二人を講師に迎え、
目の前の傷病者に対しての対応の優先順位や判断の基準、さらに実際の処置の方法を学ぶことができました。

 

 

野外災害救急法は特定の環境でないと発揮できない画一的なものではなく、
複雑な状況下にあっても、シンプルな分析的思考によって医師でなくても
ある程度の処置や判断が行えるようになるという画期的な手法。

3日間の講習のみでは、まだまだ適切な判断と対応はできる言えませんが、
一刻を争う事態に陥った際、何か出来ると出来ないの差は大きい!

 

 

今回は当会の多くのスタッフがこの野外災害救急法を受講し、
実際の活動時を想定しながらスキルアップができたことで、
エコエデュの活動がより安心できるものとなると感じました。

2024年度地球環境基金助成活動