ツルの輪を使った輪投げが始まった。

最初は桜の木の枝に入ったら何点とか、子どもが手に持っている枝に入ったら何点とか。

 

それが一段落すると、1人が棒を地面に差し始めた。

長い棒だったり短い棒だったり。
遠かったり近かったり。

すると今度はここで輪投げが始まった。

 

途中から
「目をつぶって❗️」
なんてルールも飛び出したり。

 

そのうち1人が輪っかを持って木に登り始めた。
木の上でその輪っかを枝に掛けている。
どうも向きを気にしているよう。

3つの輪を同じ向きに丁寧に掛け終わると、
木を降りて短い枝を拾い始めた。

そして、先ほどの輪っかに向かって投げた‼︎

「なかなか入らないなあ」。

棒に入れる輪投げから、輪に入れる的当て❓へ。

子どもたちの間でどんどん変化する遊び。

変化しているのは子ども自身であり、
その日集まった子どもたちの関係性。

その変化の深まりが遊びの変化という形に現れる。