葵区川合にお住いの草谷桂子さんが主宰する児童文庫「トモエ文庫」に行ってきました。
草谷さんは、文庫を主宰する傍ら、童話やエッセイを創作をしています。
そして里山いっぽ2013に参加してくれたT君のおばあちゃんです。
「トモエ文庫」を初めて30年余り。
この日は1年中で最大イベント、クリスマス会でした。
文庫の入口には小さい靴や中くらいの靴、大人の靴たくさん並んでいました。
和室でのクリスマスコンサート。
その後はサンタさんの登場とおやつタイム。
おやつをいただくと、
子どもたちはわらわらと外へ。
広い日本庭園に芝生が敷き詰められたそこで、
小学生のドッジボールがはじまっており、
それを縫うかのように幼児が走り回っていたり三輪車に乗っていたり…。
コンサート終了後の和室では
おばさん、赤ちゃん連れのママ、小学高学年の女の子が
赤ちゃんを囲んでお茶飲み。
私は何て、自然な空間なのだろうと思いました。
いろんな年齢の子や人が学年で区切られているわけでもなく
来なきゃいけないから来ているのでもなく
ご近所づきあいや親戚づきあいでもなく
わらわら集まりながら場を一緒にしている。
子どものエネルギーを感じ、
赤ちゃんたちの生命力を感じ、
人生経験重ねてきた方々の温かさを感じ、
ママたちの日ごろの忙しさが浄化されていくような空間。
文庫をツールにしながら人が集まれる場。
このような集まりが日常にあるなんてすばらしいなと思いました。
陽も暮れてきた17時前、
にぎやかだったお庭が
子どもと大人の大きな輪になっていました。
里山いっぽ2013の子どもたちと、いっぽ2014の子どもたちとお母さんの輪でした。
♪さよなら あんころもち またきなこ
の大合唱。
私も輪に入れてもらい、胸が熱くなりました。
T君のおじいちゃん、おばあちゃんのご厚意で、
里山いっぽの卒業生が集まる場を提供してくださっていたことに、
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
きちんとご挨拶ができず帰ってきてしまったので、
あらためてご挨拶に行きたいと考えています。