7月29日。
今日はまず川で遊び、山にも行こうと決めた子ども達。
吉田川で川探険をしていると、「お山のりんご園」のおじさんが声をかけてくれました。
アライグマの子どもが罠にかかったというのです。
りんご園の中にしかけてある罠には、3ぴきのアライグマが身を寄せあっていました。
子ども達は、「かわいい」と言いながらも、「どうして捕まえるの?」「この後どうするの?」などとおじさんに疑問をぶつけました。
おじさんは、本当のことを隠さず教えてくれました。
アライグマは大切に育てたリンゴを食べてしまうこと。
そうすると、おじさん達農家は生活ができなくなること。
この後、アライグマは殺されてしまうこと。
病気を持っているかもしれないなら、動物園でも引き取ってはくれないこと。
アライグマは元々日本にはいない動物であること。
かわいいからペットとして外国から入ってきたけど、育てきれずに日本人が捨ててしまったこと。
昔、捨てられたアライグマが増えて、人間が育てている作物を食べてしまうこと。
でもおじさんは最後にこう付け加えました。
「動物が悪いんじゃないんだけどね」
子ども達はしばらくアライグマのそばから離れようとしませんでした。
その後、お弁当を食べてからの帰り道。
道端に置き忘れられた水槽の中のサワガニたちがみんな浮いてしまっているのを発見!
「水が熱くなってる!」
「捕まえたら目をはなしちゃいけないんだよ」
「犬でもなんでも、飼おうと思ったら最後まで責任もって面倒みないといけないんだよ」
子ども達から出た言葉です。
ずっと心に残っていますように。
まだまだBASEは続きます…