今日は、月に一度のお楽しみ日。
あいにくの梅雨空ではありましたが、
この季節ならではの遊びができた、
盛りだくさんの一日になりました。
まずは、今日のお楽しみ。
『木の実、草花親子deアート』のために
桑の実や、サクランボ(普通の桜の木にもできるんです)
花や、葉っぱを集めます。
集めている間にも、手がこんなに染まっちゃいました。
一生懸命材料を探している傍らで
この子達が見つけたのは。
あまりお見かけしないほど大きな
ミミズでした!
え〜!とびっくりしているママ達を尻目に
興味津々な子ども達。
「足ないね」「目ないね」「頭どっち?」と
じっくり観察していました。
ここにもなんかいる!と
何かの幼虫も発見!
こうなると、木の実のことより
虫探し。ダンゴムシ、ハサミムシ等々。
ミミズが作ったトンネルも不思議で、
みんな、しばらく張り付いていました。
せっかく取ってきた木の実だし、お絵描きする?
と、誘って、製作開始。
木の実や、花、はっぱ、から思わぬ色が描けて、
ママも子ども達もわいわい
にぎやかお絵描きを楽しんでいました。
周りにお花や葉っぱを飾ると、
ひとりひとり、個性的で素敵な作品がいっぱいできました。
作品を作り出した頃から、
霧雨のような雨が降り出しました。
さっきまでの風景が、いつのまにか違う風景に。
ぬれた地面と、濡れてない地面を見つけて。
「こっち降ってる!」「こっち降ってなーい!」
それだけで、なんだかワクワク。
だんだん流れ出した雨水の流れを見つけて、あれれ?
木の下で「ここ降ってないよ〜」
「ほんとだ〜」『葉っぱがあるからだよ」
「はっぱのおうちだね」
雨の中でも楽しく遊べることを知った子ども達。
大きい子達は、なんとなく仲間な感じが生まれて来たようです。
東屋の樋から漏れる雨水を受けていたら、
小さい子達が自然と集まって、水遊びが始まりました。
すくったり、流したり。
ぽとぽと落ちてくる雨粒を
小さな手に受け止めるだけでも、いっぱい何かを感じ取って
無心に遊んでいました。
そして、同じ場所で大きい子が遊びだすと
こうなります。
なんと、自分から頭を出して
頭で雨を感じていました。
手とはまた違った感触で。
そのうち、仲間が集まって、
どんどん違う形で雨粒で遊び始めて。
「男の子って、考えつかないことしますね」
と、お母さん。
この発想力が、遊びの中で一番面白くて、
大事にしたいところ。
「森で感じる雨って、違いますね。」
と言っていたお母さんがいらっしゃいました。
雨は森を育む天からの恵み。
ぜひ、梅雨の美しい森を実感しにいらしてください。
<きょうの絵本> せんたくかあちゃん あめのちゆうやけ おべんとうバス