火おこしを極め(とまで行ってないか)、マシュマロを美味しく焼けるようになった子どもたち。

大満足で、もう他のことをやりたくなりました。

 

「竹でなんか作りたい!」

「作ったもので遊びたい」「使いたい」

すると誰かが本を持ってきて…

「これ作りたいな~」

コップ、お箸、お皿、水筒?!

 

作りたいものが決まると、

どんどんチームを分けて、

どんどん作戦会議をして、

 

いざ、竹林へ!

でも、なかなか切ってある使えそうな竹は見つかりません。

「これ切ろう!」

なんと生えている竹を切り倒すことに!

やったことのある子が教えてくれました。

「こっちを切ってから、あっちを切るんだよ」

「みんな~、危ないから上にあがって~」

 

受け口を切って、追い口を入れて、ギギギギギ~~すどーん!

チームで力を合わせて、ものが作れるように枝のほうを切り落とします。

さあ、ここを切って、コップをつくるぞ!

初めは調子がよかったのに、だんだんノコギリが動かなくなって…

「おかしいなぁ」

ノコギリがたゆんだ竹に挟まっちゃったんです。

 

「あ、少し持ち上げればいいじゃない?」

ほんとだ!切れるようになった!

考えてみてよかったね。

 

こちらは…

切株(?)になった竹から、コップにすることに。

まっずぐ切れてるかどうか、見てくれています。

 

こちらは…

短い竹を切っています。

なんだか切りにくそう。

がんばって!

 

こちらは…

コップにしたかったのに、底がなかった!

「くっつけようかな?」

ほんとに?どうやって?

「ボンドで!」

 

枝を拾って、お箸を作っている子もいます。

「同じ長さにしたい」

ノコギリで切ってるけど、あれ?台をまな板みたいに使ってる。

「ここで切るんだよ」

 

同じ長さになったら、先っぽを小刀で細くします。

小刀は動かさず、枝を動かせば、指を切ることはないんだよ。

そう、上手上手!

 

さて、コップはどうなったかな?

目標通り、底を平らに切れたようです。

飲みやすいように、飲み口を小刀で削って、薄くします。

手慣れたもんだね~。

すごいすごい!

 

何してるの?

「横に切って、お皿にしたいんだけど、なかなか切れない」

そこで、ちかりんは秘密兵器を登場させた!

じゃーん!ナタと木槌じゃ~。

ナタはとっても危険だから、ちかりんが竹に当てて、子どもが上から木槌でトントン!

パッカーン!

「すごい!はやい!われた!」

 

紙ヤスリで中をこずってツルツルに。

だって、目標はツルツルのお皿をつくる!だもん。

ものづくりの極意は、道具をうまく使うこと、かな?

 

あれ?どうしたの?

「ここ切ると、底まで切れちゃう…」

見ると、底が大きくへこんで出っ張っています。

「上から見えなかった…」

「今度は、底が平らな竹を見つけるよ…」

 

そう!それが大事なんだよ。

失敗したからこそ、わかったことがあるんだよ。

今まで気づかなかったことが見えるようになるんだよ。

それって、すごいこと。

 

一生懸命切ったのに、残念だったね。

がんばったから悔しい。

がんばったから涙が出ちゃう。

だから、次もがんばれるよ。

 

片づけも力を合わせて。

あれ~、長すぎてつっかかった!

どうしたらいいか、4人で考えて運んでみた。

ひっぱって、回して、それ~!

無事、脱出!

 

道具もしっかりお片づけ。

たくさんあって、持てないよ…

そんなときは、

「持ってあげるよ」

「ありがとう」

 

水曜日の里山BASEもあとわずか。

「そうだ!最後の日は自分でつくったコップで乾杯しよう!」

素敵なアイディアが出て、今日もおしまい♪