10月だというのに、今日は暑かったね。
でも、遊木の森はさすが森の中。
木陰はとっても気持ちが良くて。
秋探しのお散歩をたっぷり
楽しむことが出来ました。

クサギの実は赤いガクが弾けると、
中から綺麗な青い実が。
それを指でつぶすと、お絵描き道具に変身。
S君、集中して頑張ってたね。

この日は、月に1度のお楽しみ日。
秋の虫とり大会でした。
日向は結構暑かったんだけどね。
虫探しを始めると暑さも何のその。
虫大好きだもんね。
「バッタはエノコログサを食べるんだよ。」
と、T君、みんなに教えてくれました。
ご飯の時間になっても
「バッタさんのご飯がいる!」と
草をちゃんと摘んできてくれて。
バッタさんが食べたら僕もご飯。
と、ちゃんと戻ってきてくれました。
自分だけ食べる訳にはいかないよ、と
仁義に熱いT君。やさしいなあ。


食後は、みんなの捕まえた虫を沢山の
図鑑とくらべっこ。
むしむし図書館の開店です。

飼育ケースの中の虫に釘付けで、
じーっと見つめていたRくん。
朝、「だっこ!」とぐずっていたのが
嘘のよう。

最後は、白いシーツの上に虫達を放して
さようなら。
白の上だと、虫達1匹づつの動きを
より、感じることができて。
逃げた虫をまた連れ戻して、また観察し。
名残惜しそうな姿がいっぱい見られました。

虫が苦手で、なんて言ってたお母さんも
かやっこに来ているうちに、虫の魅力に目覚め
段々へっちゃらになってくるね。

お母さんは子どもにとって、世界の案内人。
お母さんが怖いものは、怖いあぶない。
お母さんが好きなものは、素敵だいすき。だとしたら、
世界が出来るだけ素敵なもので満ちている
と感じる感性を持ってもらうためには。
お母さんの心を、まず解放。
かやっこのママ達は、今日も
とってもとっても
楽しそうでした。

<きょうの絵本>
かまきりじいっとじいっと
どんぐりとんぽろり

 

里山のかやねずみ:大野