サレジオ小の子だけでなく、他の小学校の子たちとも混じって遊んだ7月の3日間。

小さい頃からエコエデュに通っていた子とまだ里山経験の浅いサレジオ小の子どもたちのコラボチャレンジの日々。

1日目。

「大きい石をどけると、ヨシノボリがいるんだよ。手伝って!」

「捕まえた!」

水かけっこばっかりしていた子が、生き物に興味を持ち始めました。

「もっと川の奥へ探険に行きたい」
でも、一段上の川へ上るには、深い淵を越えなければなりません。
「こっちまで泳いでおいで!」上にいる4年生の男の子が叫びます。

2年生の女の子は勇気を出して、泳ぎだしました。
が、「足がつかない…」あわわわわ~
スタッフにすくわれ、ほっ。

それでもあきらめません。どうしたら向こうへ行ける?
長い棒を持ってきました。
「これにつかまったら泳げるかな?」
残念。浮かびませんでした。

「ちかりん、こっち持って」
今度は、女の子がつかんだ反対側の棒の先をスタッフが持って引っ張ると…
「これだ!」

上にいる男の子に棒の先を渡し、
「引っ張って!」ドボーン!

 

男の子が棒を引っ張って、シューッと上の段にたどり着いたではありませんか!
「ヤッター!!」
すると、ちょっと怖くてしり込みしていた他のメンバーが、
次から次へと棒を持って、シューッと渡っていきました!

みんなで探険!
高い段は登るのも挑戦。水に打たれるのも挑戦。

 

すっかり仲良しになったみんなは、声をかけ合って助け合います。
さっき、深くて飛び込めなかった場所も、もう大丈夫。
「一緒に飛ぼう!それ!」

里山BASEには3つのオキテがあります。
一つ!自分で決めるべし!
二つ!他の友達のことも考えるべし!
三つ!考えてチャレンジするべし!

オキテを胸に川を探険するだけで、ほら見て、この自信に満ちた顔!