この間までの暑さがウソの様に
秋らしく、過ごしやすくなった遊木の森。
生き物達も、秋らしい姿を見せてくれました。
朝の受付からお迎えしてくれたのは
蝶か蛾の蛹。
ちょっと触ると「やめて!」というように
ムニムニ動くんです!
お母さんも子ども達もびっくり!
手触りも不思議な感触~。
こんな発見があるから、お山は面白いね!
今日は、久しぶりに、はらっぱ部のお山の方へ。
ドングリや栗がかくれんぼしてるのを上手に見つけて
集めてみたり、皮をむいてみたり。
伐開地の細い道は、子ども達にとって
ジャングルのようですが、今日の子ども達は
さらにチャレンジすることがありました!
木々の間に、子ども達だけしか通れない
隙間を見つけると、ひとりが勇気を出して
お尻でずるずる滑り台にして、降りてきました。
すると、次から次へと、みんなが降り始めました。
一人だと怖いけど、お友達とだったら頑張れるんだよね!
すっかり気に入った子ども達は、何度も登って降りて。
新しい道を作っちゃったね。
この遊びから、なんだか一体感が生まれたようです。
小さな切り株をお鍋に見立てた、おままごと遊びが始まると、
後から来た子も、自然と同じ遊びを始めました。
子ども同士おしゃべりしながら、譲ったり、
折り合いをつけて遊ぶ姿が見られ、ついこの間まで、
上手く言葉で伝えられず、泣いたり、ケンカになっていたのに
子どもの成長ってすごいなあ。
じっくり遊んでいるうちに、お昼の時間に。
この日は珍客が来る日だったらしく、
なんと、三匹重なったカマキリがやってきました。
ビックリの子ども達。
Kくんと、Mちゃんは、このあと
ずーっと、カマキリの虜に。
Kくんは、桜の木に集まったサシガメと
カマキリに戦って欲しいようで、
ここに連れてきて!と
スタッフに頼むのですが(自分ではまだ怖いんだよね)
カマキリもサシガメも我知らず。
Mちゃんは、サシガメ刺す怖い虫、という
こともあるからでしょうか。
「だめよ~」といいながら見守っていて。
そのうち、蜘蛛の巣に近づいてしまった
カマキリを助けようと、葉っぱを投げたら
蜘蛛の巣にくっついた!
巣にくっついた葉っぱが面白くなっちゃって
男の子たちは、蜘蛛の巣に葉っぱをつける遊びに。
そのすきに逃げたカマキリにMちゃん
「よかったね、かまきりさん。」と一言。
やさしいな。
秋が深まるにつれ、子ども達は
更に進化した姿をみせてくれるように。
今年度で卒業してしまう子ども達にとっては
あと半年しか時間がないから。
こんな子ども達の姿をぜひ、
目に焼き付けにきてくださいね。
<今日の絵本>
すっぽんぽーん
もやしーっ
つみつみえほん
里山のかやねずみ:大野