長期休みに行われる里山BASE。
丸一日、里山で遊びます。この冬休みは4日間の開催。
日の短い冬。終わるころにはもう真っ暗。
そんな今年の冬の里山BASEではどんな遊びが生まれたのでしょうか…?
【話し合い】
里山BASEには、決まったプログラムはありません。
決まっているのは、集合時間と、終わる時間。それだけ。
ただし。
「BASE3か条」と呼ばれる、大切にして欲しいことだけをスタッフは伝えます。
例えば
「自分で決めるべし」
スタッフが「今日はここに行きましょう」「今日は火おこしをしてみましょう」なんて言いません。子ども達が、みんなでやりたいことを伝えあい、意見を出し合って決めていきます。
【冬の遊び】
冬ならではの遊びが、今年もたくさん生まれました!
その中からちょっとだけご紹介。
『落ち葉ベッド』
夏にはなかった落ち葉がたくさん!
プールみたいになったり。
集めてみたら、ベッドみたい。
じゃあ寝てみよう。
落ち葉布団もかけて、埋まってみると…布団より軽い!
みんなで順番に埋まってみました♪
ふかふかの落ち葉ベッド、気持ちよかったね。
『カブトムシパズル』
カブトムシの角だけを発見した男の子。
みんなで探してみると、
「足があった!」
「これもそうじゃない?」
カブトムシのパーツが次々と見つかります。
でも、なぜかおなかの部分がみつからない。
なんで?どうして?
「おなかは食べられちゃったんじゃない?」
「足はほら、ギザギザしてるから食べにくいんだよ」
よく観察して、考えて。
世紀の!?大発見です!
『火おこし』
普段の生活ではなかなかできない火おこし。
ここでは思う存分、挑戦できます。
慣れたベテラン勢が自分でやりたいところをぐっとこらえて、
初めての子にマッチの付け方を教えてあげていました。
「下を向けて持ったらどうなると思う?」
「そうだと危ないからこうするんだよ」
教えてもらって、挑戦。
そして火が付くと、ベテラン勢は慣れた手つきで、初めての子は見て学んで、火を安定させていきます。
失敗しながらも「できた!」という経験が、自分でできるという自信になっていくのかなと思います。
この冬休みの里山BASEでの経験。
「工夫したらこんなに楽しかった!」
「大発見をした!」
「挑戦して、できた!」
その自信が次への階段を上る原動力になったらいいな。
里山BASEは、それを積み重ねるところです。
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エコエデュでは、一年を通して
平日の放課後にもプログラムを実施しています。
2018年12月現在、参加者を募集中!
詳しくはこちら↓
毎週水曜、送迎付き【里山QUEST】
https://www.ecoedu.or.jp/programs/quest2018/
毎週金曜、送迎なし【里山adventure】
https://www.ecoedu.or.jp/programs/adventure2018/
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