雨の日の自然あそびはとっても楽しいのですが、
7月は危険なほどの雨量で
いつものフィールドの地盤が心配なため
県立美術館の庭も利用して活動しました。
「私も虫を捕まえたいの」上手な子がやってきて手伝います。
初めての場所でも虫や物の発見を楽しむやっほのみんな。
枝を組み合わせて「ハサミだよ」
「キノコを切ってみる!切れた!」
枝の形をよく見て道具を作っちゃいました。
年長さんチームはもっと大きなものを作りました。
立派な隠れ家!「ここで寝られるね~」
大きなものを作るには仲間との協力が必要です。
仲間と話し合ってどのくらいの長さの枝がいいか調整してできました。
ここでキャンプごっこをしよう!と道具もそろえます。
「これは椅子にどうかな?」
焚火台もいるよね!はりきって焚き木をくみました。
焚火ときたらバーベキューだ!葉っぱをお肉に見立てます。
年中さんだってみんなで力を合わせて遊びます。
みんなで木の枝をゆさゆさ。
枝先の視界が開けたところに「いたー!」
遊びを通して一体感が生まれました。
生け垣の迷路をものすごい勢いで走り抜ける子ども達。
早すぎて残像ばかり…
木登りはみんな大好き。
順番を譲りあって仲良く登ることができましたね。
お猿さんのように登る人もいれば、慎重に登る人も。
高い所まで登れたときの笑顔は達成感に満ちています。
年中さんの7月2回目の活動日に
ふりかえ参加した年長さんが隠れ家作りを提案してくれました。
年中さんだけの活動はのんびり気の向くままで面白いのですが、
年長さんのアイディアは遊びを豊かにしてくれますね。
いつものフィールドでは一度だけ活動できました。
6月に見たリンゴは少し赤くなっていたね。
水があるって最高!
レジ袋に水をたっぷり入れて
「お買い物重たいわ~」と奥様方。
想像力さえあれば袋一枚で遊べます。
生き物もあるもので工夫して捕りました。
帽子を水の中にかまえて、じーっとじーっと待ってエビを捕まえました。
「僕カニを触ったことがないんだ」というYくんに
カニを触らせてあげます。仲間の想いをちゃんと受け止めているね。
ずっと持っていて愛着がわいたカニも、
カニのことを考えて川に返しました。
そして道中でつかまえた巨大なミミズ。
ずっと触っていて「元気がなくなってきたよ」と気づいて教えてくれた人がいました。
田んぼに放してみたけれどなんだか苦しそうです。
みんなでどこに放せばいいか考えました。
「土にいたのだから土があるところに返そう」
そう意見がまとまりました。
こうした話し合いで自分事のように考えて意見を言えたり、
素直に受けとめたりできるようになってきました。
これからもスタッフは安全で安心な居心地を作り、
子ども達が想いを伝え合って遊びを創るお手伝いをしていきます。
保護者のみなさまには
活動場所の変更などにご協力をいただきありがとうございました。
里山やっほ:石川