この日のBASEも暑くて暑くて、やっぱり午後はみんなで川へ。
ダム作りが終わった1~2年男子グループの1人が自分の帽子を川に流しはじめ、
となりの2人も負けずに流し・・・そして、レースがスタート!
何とか自分の帽子がすこしでも速く流れるようにと
ひとりがズルして帽子をちょっと押したりしてケンカ…
でも、帽子は草に引っかかったり、沈んだり。
川の流れはぜんぜん自分たちの思い通りにはいかないぞ。
「深い所の方が流れるのが速いのかな?」
「あれ?キャップの方が速いぞ」
「キャップのつばの方が前になって流れてくの、なんでだろ?」
「重い帽子じゃないのに、なんでこの場所でしずんじゃうの?」
あーでもない、こーでもない。水が流れるってことを体感し、
いろんな疑問、発見、気づきがふつふつと湧いてくる。
いつのまにか、順位はどうでもよくなっていた。
「ここをスタート地点にすれば、おもしろくなりそう!」
流しはじめのスタート地点をいろいろ試してみて、みんなで決めた。
「なんだかおもしろそうなことやってるじゃん」と
高学年男子も加わり、ゴールには審判をしてくれる女の子が立つことに。
誰かが用意してくれたわけじゃない!
大人がお膳立てしてくれたわけでもない!
自然になんとなくはじまって
自分たちだけで創り上げた、今ココだけのオリジナルな”川あそび”。
今日はじめて会ったともだちとケンカもしたし、
大きいお兄さんに意見を言ったり、
小さい子同士で助け合ったりもした。それは貴重な体験。
自分達の遊びが楽しくできたこと、
いろいろ思いついたこと、それは自信になる。
川であそぶ! ただ、それだけ。が、それだけじゃない。
たっぷり遊べる里山BASEは、子どもが育つ贅沢なとき。