探Q!キャンプに関する「よくあるご質問」


ースタッフはどんな人達ですか?

 スタッフは、環境教育や自然体験などの資格を有し、他にも教員や保育士、防災士など様々な経歴をもつユニークな人たちです。毎年、リスクマネジメントの講習を受け、安全に対する知識と技術もあります。何より、子どもたちに負けないくらい好奇心旺盛で探究好きなスタッフたちです。みなさんと一緒に「変化すること」を楽しみにしています。

 

ー雨天の場合の活動内容はどのようになりますか?

 雨天でも活動します。降り方によっては雨合羽を着用して実施することもありますし、天気を考慮して活動内容や場所を変更しますが、「探究する内容」であることは変わりありません。天気をはじめ、自然は人間の思いどおりにはなりません。このような時こそ、探究のチャンスです。「雨だから何もできない」「つまらない」ではなく、視野を広くしてその状況の中で楽しみを見つけたり、新しいアイディアを生み出したりする創造性や柔軟性を育てます。雨天でも活動できるよう、雨合羽や着替えをお持ちください。持ち物の追加が生じた場合には、事前にご連絡いたします。台風など大雨になる場合は中止します。

 

ーお友達がいないのに1人で参加させるのが心配です。
 
 1人での参加は不安ですね。キャンプの初めには、参加者同士が仲よくなれるアクティビティを行って、距離を縮めます。その後もグループのスタッフが一人一人のお子様の様子を観察しながら関わっていきます。最初は緊張するかもしれませんが、多様な人とのかかわり合いの中で自分と異なる考えやアイディアに触れることで視野が広がり、新たな価値観を切り開くことができると思います。不安はあると思いますが、スタッフにお任せください。

 

ーどんなところに宿泊しますか?

 基本的に自然豊かな場所に宿泊します。近くにコンビニや自動販売機などはない場合が多いので、そのつもりでご準備をお願いします。探究テーマによりますが、できる限りテーマに沿った探究の時間を確保するため、一般的なキャンプのようなテントを張る野営の形ではなく、コテージやロッジ、民宿などに泊まります。そのため宿泊費や施設利用料が参加費の中で大きな割合を占めています。ご了承ください。2024年度の第1回は、旧幼稚園の園舎内の舎営とその園庭での野営になります。

 

ー夏は蚊が多くて気になります。

 野外には蚊以外にもいろいろな虫がいます。植物に触れることでかゆくなることもあります。動植物との接触から身を守るために暑くても、長袖・長ズボン・帽子の着用をお勧めします。足首が隠れる長めの靴下、首にバンダナや手ぬぐいを巻くと万全です。虫刺されの薬はご家庭での準備をお願いします。

 

ー蜂が怖いです。

 蜂を刺激したり巣に近づいたりすれば危険ですが、むやみに刺してくることはありません。キャンプの前には下見で危険生物の存在を確認し、参加者の皆さんに身の守り方をお伝えします。蜂を寄せ付けないために、黒っぽい服装や香りの強いものを避けてください。どんな場合に危険なのか、どうしたら身を守れるのか、正しい知識を身に着けることで余計な恐怖心はなくなります。「知ること」や「観察すること」の大切さを学び、様々な特徴をもつ生き物とのつきあい方を身体で覚えます。そのことは人と人との関係を築くことにもつながっていきます。

 

ーアレルギーがあるのですが参加できますか?

 事前にどのようなアレルギーなのかお知らせください。どんな時にどんな症状が現れるのか、普段どのような対応をしているのかなどをお聞きしたいと思います。薬があればお申し出ください。食物アレルギーの場合は、除去食が用意できる場合とできない場合があります。できない場合にはご参加をお断りする可能性がありますので、ご了承ください。

 

ーキャンプ中のケガや病気、事故などにはどのように対応するのですか?

 スタッフはケガや病気への応急手当の処置を学んでいます。軽度ならスタッフが手当して経過を観察します。大切なのは軽度か重度かを適切に判断することです。トレーニングを積んだスタッフを中心に、応急手当や搬送係などの役割を分担して対応します。もしもの時のために、スタッフは救急セットを所持し、緊急搬送車を準備しておきます。保護者の方にも連絡をしますので、いつでも電話に出られるようにしておいてください。そのような事態にならないために、事前の対策に力を入れています。万が一の時のために、参加者全員の保険証と受給者証(子ども)をご持参ください。子どものみの参加の場合は、コピーを持たせてください。

 

ー持ち物はどのようなものが必要ですか?

 回によって変わりますので、回ごとに事前にご連絡します。探Q!キャンプは、「キャンプ」ですが一般的な「テントを張る野営キャンプ」という形をとらない場合が多くなります。なので、通常のキャンプのような道具は必要ありません。共通の持ち物は、□着替え □替え靴 □帽子 □懐中電灯 □タオル □洗面用具 □軍手 □雨合羽 □保険証・受給者証のコピー などです。ただ、第1回『災害時代を知恵と工夫で生き抜け!』では、あれば □寝袋 □ランタン ◻︎マット ◻︎ヘッドランプ などを持ってきていただきたいです。
 ぜひお子様と一緒に準備をお願いします。またすべてのものに記名をしてください。

 

ー持たせた薬を飲ませてもらえますか?

 事前にお知らせいただければ対応できます。当日の朝に、メモをいただけると確実です。お子様が自分で飲める場合にも、ご一報いただけると安心です。ただ、服薬が必要なほど体調がよくない場合には、参加を見合わせてください。

 

ー携帯電話を持たせてもよいですか?

 保護者の皆さまはご心配になると思いますが、携帯電話は家に置いてきていただけると助かります。携帯電話があることで気になってしまったり日常に引き戻されたりして、活動に集中できなくなるかもしれません。また、大切なものを紛失する可能性も出てきます。心配なことがありましたら、スタッフまでご連絡をください。また、必要があればこちらからご連絡させていただきます。


ー子どもを安心させるために、おやつやお気に入りのおもちゃを持っていきたいです。

 キャンプ中の子どもたちは、いつもと違う環境の中、いつもと違う仲間たちと普段やらないような活動に夢中になって取り組むことで、探究力が伸びていきます。よかれと思って家から持ってきたものが気になってしまうと、逆効果になってしまうこともあります。探Q!キャンプは、自然という魅力あるおもちゃで溢れています。お気に入りの里山のおやつやおもちゃをキャンプの中で見つけます。

 

ー小学生ではないきょうだいの参加はできますか?

探Q!キャンプは探究の精度を高めるために、体験レベルや時間設定などを小学生に合わせて計画しています。申し訳ありませんが、幼児や中学生の参加はご遠慮いただきたいと思います。

 

ーキャンプ中の様子を知りたいのですが…。

 子どものみ参加のキャンプでは、最終日に保護者が参観できる時間を設けますので、ぜひ様子を見に来てください。3日間の集大成を見ていただけると思います。そして、家に帰ってから、一体どんな壁にぶつかり、どんなふうにそれを乗り越えていったのか、ぜひお子様から話を聞いてください。おうちの人に話すことで自分の考えが変化していったプロセスを認識することができます。たくさん問いかけてお子様の記憶を引き出してあげてください。
 また、キャンプ終了後、「ルクミーフォト」からプログラム中の様子を写真で見ていただくことができます。登録の方法などの説明書をキャンプのご案内と共にお送りします。写真の購入もできます。
  写真撮影はスタッフがプログラム対応をしながら行います。偏りやピントのずれがあることをご了承いただければ幸いです。

 

ー大人は祖父母でもよいですか?(5月・9月の親子参加の回)

 健康状態が良い方なら大丈夫です。持病などがありましたら、事前にお知らせください。このキャンプへの参加を通して、おじいさん・おばあさんの経験や知恵などがお子様に伝わるかもしれませんね。

 

ーキャンプ中に写真を撮ってもいいですか?
 
 活動の進行に支障のない範囲でお願いします。ただ、他の参加者が写り込んだ写真をSNSに投稿することはご遠慮ください。
 キャンプ終了後、「ルクミーフォト」からプログラム中の様子を写真で見ていただくことができます。登録の方法などの説明書をキャンプのご案内と共にお送りします。写真の購入もできます。親子のプログラムの写真もアップしますので、キャンプ中は写真撮影よりもお子様との共通体験を満喫してください。そして、何よりも大人の方も夢中になって探究することで新たな視点を得、ものの見方を変化させることができます。親が一生懸命考えたりチャレンジする姿を見せることも、お子様にとって貴重な体験になります。ぜひ親子で探究を楽しんでください!