朝から雨。
こんな日だって、里山いっぽは外で活動しています。
こんなに雨が降っているのに?
いえいえ、子どもたちにとってはこの雨が楽しい。
カッパを着て、長靴はいて、
あちこちに水たまりがあって、いつもない川ができていて、
カエルの鳴き声がたくさん響いていて・・・
ちょっと地面に手がつくと汚れちゃって、それがちょっとイヤだったり
いつもの坂道でずるっと滑っちゃったり、
お昼の時間レインウェアを脱いで、着替えるとちょっとあったかくてほっとして。
そんなふうに気持ち悪い、寒い、という体感を
大人が言葉を添えずに子どもたちが全身で感じとる。
当たり前だけれど、うっかりしていると通らずに過ごしてきてしまう
体感が里山いっぽでは、毎回味わえます。
晴れた日はつるつる滑りのいい丸太の滑り台はなんだか今日は滑らない。
そういうことも、
「あれ?」って気づきます。
なぜだろう?の科学の視点はほんとうはこんな体感から生まれるものなのでしょう。
大人になると憂鬱になるかもしれない雨の日。
そんな日も子どもにとっては、かけがえのない時間です。
今日は雨の中、ほんとうによく歩きました。
ぐっすり眠って、また明日待ってるよ。