「いってきま~す」と元気にお母さんと別れます。
「オタマジャクシおおきくなっているかなあ~」
「あ~いたいた」
「いるよ~」
そんなやりとりで始まります。
今日は朝のあいさつをしていると
カナヘビがちょろちょろっと走っていきました。
まゆんばが捕まえてバケツへ。
葉っぱを入れてお家をつくってあげて
のぞき込んでいるところです。
どんな風にカナヘビが動くのか興味津々です。
草の中にかくれてしまいました。
この日は暑かったので竹林に入ってお散歩しました。
おしりをついて竹林の斜面おすべり。
しゃめんをおしりでスリスリすべりながらおりると
竹の棒を拾って何かしています。
どうしたの~ときくと
「スキーのストックつくっているの~」という返事。
こどもたちの世界観ってすごいなと思います。
なるほどゆるやかな斜面はスキー場のようでもあります。
3才、この世に生まれてまる3年。
1年目は赤ちゃん。
歩きはじめ、言葉を話し出し、自分のやりたいことを自分でできるようになる。
子どもの世界は日々の暮らし。みたこと、やったこと
まわりの大人に聞いたことで創られていきます。
外ですごすことは、いろいろな生き物がいるんだ、
涼しいところがあったり、暑いところがあったりするんだ、
お花も葉っぱもいろいろな形や色があるんだと
肌で感じ、生物の多様性を無意識にとらえていける場だと思います。
子ども時代は、自然の営みを敏感に感じ取る感性の時代。
人生70年の中の貴重な時間です。