午前中はパラパラと降る程度だった天候も、午後になるとザーザーと土砂降りの大雨に。
そんな状況でも子どもたちは元気にやってきました。本当に嬉しいです。
色とりどりのカッパを着て、その色からどんな果物があるか皆で連想。
「ピンクだったら桃だね」「オレンジならみかんかな」
ちょっとした思いつきでも遊びは発展します。
 雨行脚
 
山に入る前に田んぼを観察。
水かさが増して、水路の流れも普段よりも大分早い。
向こうにわたる為のちょっとした橋も、雨でぬれて少し怖い。お兄さんお姉さん達年長組は橋は使わずピョーンとジャンプできるけど、小さい子ども達は慣れていないことなのでドキドキ。
渡り終えたときに表情がホッと柔らかくなります。
 
 
山の中に入っても雨脚はあまり弱くはならず、中々遊びに集中できません。
虫達も隠れてしまって見つからず、カエルの鳴き声も遠くからしか・・・ん?なんだこのカエルは?
普段はこの山で活動しているスタッフ達も初めてみるカエル。とても綺麗な色をしています。
 カエル
 
バケツに入れて、皆で観察。
するとぺたっと壁に張り付いてよじ登り、ピョーンと外へ。
「さとちゃん!カエルが逃げたよ!とってとってー!」
見るのは良いけど、捕まえるのはちょっと難しい。
 

山の中をどんどん進む。少し登って空を見たら、一キロ先は真っ白白。よくよく見ると、あたりも薄い靄がかかって見づらくなってる。
今日は竹の子掘りも予定していましたが、大雨でしたので仕方なく降りて比較的雨が降りにくい場所で遊び始めました。
少し広い場所で子ども達は何をしようかと考え、しばらくすると穴掘りを始めました。
一人が始めると二人三人と参加して、気付けば根っこが見えるくらいの深さまで掘りました。
「これ何の根っこだろう?」
「ニンジンかな?ごぼうかな?」
大人の指ほどの太さがある根っこは、子どもには別のものに見えるようで、引っ張ろうとしても千切れず、スタッフが頑張っても取れません。
「来週取ろうね」と言うと、子ども達が近くの葉っぱを持ってきて根っこを覆った。
「他の人達に取られないように隠すの」
 
土掘り

 今日は大雨。カッパ着てても濡れてしまうくらい雨足が強く、それでも子ども達は楽しそうなことやおもしろそうなことを発見すると笑顔が溢れます。
風邪引かないようにあったかくしてね。
また来週。今度は竹の子掘りをしてみたいね。