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【乳幼児】自然体験モデルプログラム第1回

2021年度は、
静岡市内の認定こども園・保育園・小規模保育施設を対象に
自然体験プログラムモデル事業を実施しています。

ご協力くださる3園に
しずおか里山体験学習施設「遊木の森」へ来ていただき

自然度の高い場所での自然あそびを体験していただくとともに
その効果を検証していきます。

 

第1回は、静岡サレジオ幼稚園の年少さんが
来てくださいました。

コロナ禍のため、例年の年少さんより
体験がかなり少なく、

ほとんどの子が、
人生初の森!

なのに雨!

にもかかわらず、
たくさんの発見を楽しんでくれました。

 

 

【1/19】森づくりミーティング ~森・人・地域 づくりの可能性を 広げ・伝え・極める~

森からはじまるLIFE&WORK

自然とともにあるライフスタイルを広げ、
新しい暮らし方や働き方の可能性を伝え、
実践で極める講師陣。

SDGsにつながる
新しい森づくりのヒント満載の1日です。

▼クリックすると拡大されます
 

【 主 催 】静岡県/公益財団法人静岡県グリーンバンク
【 運 営 】認定NPO法人しずおか環境教育研究会【エコエデュ】

エコエデュは、受託者として森づくりミーティングを
運営しています。

● 講師紹介
● 当日概要・申込方法
● タイムスケジュール

※ 会場参加とオンライン参加のどちらかを選択できます。
※ 感染症の状況に応じ、すべてオンラインに切り替える可能性があります。
※ オンライン参加の場合、ツールはzoomを使用します。

 

 

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● 講師紹介

◆広げる◆

こどもも大人も、企業も行政も。
みんなで交ざり合う
森のトンガリ実験場『morinos』の挑戦

 


NPO法人ホールアース研究所 理事
岐阜県森林文化アカデミー 森林総合教育センター morinos 担当
大武圭介氏

*プロフィール
1973年愛知県生まれ。筑波大学大学院を中退後、高山市の民間自然学校を経て、2001年岐阜県立森林文化アカデミーに1期生として入学。地域計画・環境教育等を学ぶ。
2003年よりホールアース自然学校所属。
18年間にわたり、静岡を拠点に神戸・岡山など各地で自然学校の立ち上げ・運営に関わる。母校に2020年にできたmorinosで、NPOの立場で様々な「実験」を日々画策。モットーは「永遠に未完成」。

 

◆伝える◆
森と暮らしをつなげる
ローカルメディアの役割

 

 


NPO法人 森ノオト理事長
北原 まどか 氏

*プロフィール
特定非営利活動法人森ノオト理事長。
横浜市青葉区で、「地域や自然と調和した社会と、その担い手を育てる」という理想を掲げ、「暮らしの足元から地域を編集し、一歩を踏み出すきっかけをつくる」ことを使命に、仲間とともにNPO法人森ノオトを運営している。
市民ライターを育成し、メディアを軸に地域と人をつなげている。著書に『暮らし目線のエネルギーシフト』(コモンズ、2013年)。

 

◆極める◆
3つの県内先進事例

地域の古道再生がローカルビジネスに  
 ● 西伊豆古道再生プロジェクト

継続は力。身の丈活動が地域を変える  
 ● 滝谷里山保全の会

異業種がめざす持続可能な林業活動   
 ● 熱海キコリーズ

 

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● 当日概要

■ 日 時 令和4年1月19日(水)10:30~16:00
■ 会 場 =ODEN(イコールオデン)
      コワーキングスペース内(静岡市葵区鷹匠2丁目8−10)
      ※  JR静岡駅から徒歩10分/静岡鉄道新静岡駅から徒歩3分
      ※  駐車場はございません。公共交通機関でお越しいただくか、
         近隣有料駐車場をご利用ください。

会場地図

■ 参加費      無料
■ 主 催      静岡県・(公財)静岡県グリーンバンク
■ 運営・申込先   認定NPO法人しずおか環境教育研究会【エコエデュ】
■ お問合せ     静岡県くらし・環境部環境局 環境ふれあい課 
           電話:054-221-2848


■ お申し込み方法
メールまたはFAXにて、下記の事項をお送りください。

メール:e-info★ecoedu.or.jp
 
★を@に変えてお送りください。
  ※ メール題名に『森づくりミーティング』とご記入ください。
FAX:054-263-2867

 【記入事項】
  ①氏名(フリガナ)
  ②ご所属
  ③役職
  ④会場参加/オンライン参加 のいずれか
  ⑤お電話番号
  ⑥FAX番号(あれば)
  ⑦e-mail ※オンライン参加の方は必須

※記載いただいた個人情報は、森づくりミーティングの運営にのみ使用します。
※自然体験活動・森づくり・地域おこしの実践を紹介するパンフレットや
 チラシなどをお持ちの方はぜひ会場にお持ちください。

 

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● タイムスケジュール

※10:00開場 ※10:10 zoom開場

10:30~ 開会
10:45~ 

  •  基調講演1
      『 みんなで交ざり合う森のトンガリ実験場
      『morinos』の挑戦 』 
        講師・NPO法人ホールアース研究所 理事
          大武 圭介 氏

12:00 休憩

13:00~ 

  •  基調講演2
     『 自然と人をつなぐメディア『森ノオト』
      が創る、循環する暮らしの未来(仮) 』
      講師・NPO法人森ノオト 理事長
        北原 まどか 氏

14:15~ 事例発表 ※一部オンライン登壇

  • 西伊豆古道再生プロジェクト
  • 滝谷里山保全の会
  • 熱海キコリーズ

16:00  閉会

この事業は、林野庁 森林・山村多面的機能発揮対策交付金事業を活用し
関係人口の拡大・持続的な森づくり活動を目指しています。

【里山のかやねずみ】11月の集合場所

お待たせしました

11月の集合場所

  2.4.25.30日……リンゴ園駐車場

  9.11.16.18日……遊木の森はらっぱ部

11月のお楽しみ日は
森の木の実と木粘土で簡単工作あそび
 開催日 16日(火)雨天延期日18日(木) 
            遊木の森はらっぱ部にて。

深まりゆく秋の森を楽しみましょう。

里山のかやねずみ:大野

【里山のかやねずみ】10月12日

久しぶりのグリーンクラブ
アサギマダラがやってきて、
すっかり秋の装い

いっしょに遊ぶのが楽しくって楽しくって
手をつないで歩きたいIちゃんとTちゃん。
なのに、なぜか両手をつなぎたくて。
これで山を登るのは、どうしたらいい?

久しぶりにぐりーんくらぶさんへ
子ども達、ちゃんと道を覚えていて
こっちに早く行こうよ。と、先導してくれます。

 
大きな枇杷の落ち葉でおばけだぞ~
 
花見亭では、秋らしい、すてきなお店屋さんが
開店しました。

すっかり秋らしくなった森の装いの中
子ども達の遊びは、さらにグレードアップ!
みんな、遊びにおいで♡
 
里山のかやねずみ:大野

【里山のかやねずみ】10月5日

10月、緊急事態宣言がとけて、ようやく再開!
2ヵ月も空いてしまったけど、みんな来てくれるかな?
というスタッフの心配をよそに、
待ってました!と、子どもたちも、ママ達も
元気いっぱい、久しぶりのかやっこを満喫していました。

なにが入ってる?ドキドキ!
触れるかなあ。

橋の上から魚釣り~♪

オシロイバナでお化粧中
かわいいでしょ?

10月と思えないほど暑かったので
川遊びもしちゃったよ

みんな、お休みの間にお兄ちゃん、お姉ちゃんに
なっていてびっくり!
お友達と、もっと関わりたくなっていて、
お母さんから離れられるようになっていたり
楽しくて、ずーっとなにやらおしゃべりをしていたり。

毎年、ここから、ぐんっと子どもたちの成長を
感じる季節。
いっぱい、いっぱい遊ぼうね。

里山のかやねずみ:大野

 

【里山のかやねずみ】本日19日のかやっこは中止にします。

このところの天気は不安定ですね。
急に寒くなった中、雨が降る時間が長くなってしまったので
今日のかやっこは、中止にします。
やっと再開した中、残念ですが、体調管理に気をつけて。
また、次回お会いしましょう。

里山のかやねずみ:大野

【里山のかやねずみ】10月集合場所

長らくお待たせ致しました。
10月から、ようやく里山のかやねずみ再開します。

再開初日は5日(火)から。

5.7.12.26.28日・・・リンゴ園

14.19.21日・・・遊木の森はらっぱ部

10月お楽しみ日は、「秋の里山で虫捕り大会!」
14日(木)雨天延期日19日(木)いろんな虫たちがみんなを待ってるよ。

秋の里山で、思いっきり遊んで、親子でリフレッシュしてくださいね。

里山のかやねずみ:大野

【里山QUEST】雨の中のバッタ運動会!?【報告】

雨がたくさん降ったので、
里山フィールドをお休みして街中にやって来ました。

前回話題にあがった『マダニ』が、特別ゲスト!
猟師さんから鹿に付いていたものを分けていただきました。

「きゃー!!!」
「怖い〜!」
大騒ぎです。
噛まれたことがあると言っていた子も、恐る恐る覗きます。

「これだけなんでプックリしてるの?」
「マダニは、鹿や人に付いて何してるの?」
「血を吸うんだよ!」
「え!!こんなに大きくなるの?」
「なんで吸うの?」
「卵を産むんだよ」
「蚊もそうだよ。」

「雨の日もマダニっているのかな?」
「いるよ!」
吸われないためにどうしたらいいか、考えます。
雨対策だけでなく、マダニ対策も忘れずに装備はしっかりと。
隣接する公園に、雨の探検へ出発!

 

みんなが来るまで窓の外を見ていた1年生。
「木にカタツムリがいるよ!」

「木で何してるの?」
「カタツムリは雨で滑らないのかな?」
「歩いた後、ネトネトしたのが出てくるから滑らないで、くっついてる。」
誰かのハテナに続けて、自分の考えがテンポよく出てきます。


「トイレの扉にもカタツムリがいるよ。」
「トイレで何してるの?」

小高い丘に登ると、足元からピョンピョンバッタが飛び出してきます。
「雨なのにバッタだらけ!」

「雨に濡れるのは嫌いだと思ってた。ハテナだよ!」
「どうして、こんなにいるの!?」

大人だってびっくりの想定外が起きています!

「ガみたいのも飛んでるよ!なぜ雨でも飛べるの!?」

毎週放課後、里山で過ごしているみんな。
次から次へといろんなものを発見して『ハテナ』を見つけます。
山でも街でも、どこでも、「ハテナだらけ」です!

「大きいきのこ!どうして茎がある?」
「傘の中にあるものを遠くに飛ばすためだよ。」
「何を飛ばすの?」
「なんで飛ばすの?」


「葉っぱの裏に何かいる!」
「目がある!」

「ねえねえ!キレイだよ。」

クモの巣に雨の粒々がついてキラキラ光っています。
「どうしてクモの巣にツブがくっつくの?」

目の前の、すごいな!なぜ?どうして!?と思うことを
図鑑やテレビの情報で解決・・でおしまいじゃなく、
みんなで『ハテナ』を共有して、『予想』して、
『確かめ』方も考えてやってみよう。

みんなの方法で答えがきっと見つかる!
間違ってもいいよ。
何度でもやってみよう。

さあ、秋の里山QUESTが始まるよ♪

【里山QUEST】イモリの卵!?【報告】

事務所の裏の小川には、アカハライモリが棲んでいます。

里山QUESTに来ると、どの曜日の子どもも、
外に出ると必ずといっていいほど、
小川をのぞき込んでアカハライモリを探します。

さて、今日も、いつものように、みんなでアカハライモリを探します。
そーっとトンネルの出口のあたりを見ると・・・「あ!いた!」

見つかったとなると、最初の動きが肝心です。

それぞれの得意なことを活かした、素晴らしいチームワークで、
見つける係、すばやく捕まえる係、
逃げようとしているイモリを囲い込む係、
虫かごを持ってきて水を入れてくる係、
他にもいないか気を付けて見ている係、
と分担して、あっという間にかごにはアカハライモリが4匹も入っています。

なるべく、お水が濁らないようにと、捕まえていても、
イモリも必死に逃げてしまったし、
みんなが『もうこれ以上、捕まらないかな・・・』と思っていたその時、

「あれ?これ、卵じゃない??? このイモリ、足に卵がついてるよ!」とIくん。

かごに入っている4匹をじ~っくりと観察していて、
小さな透明の卵が足先にくっついているのを発見したのです。

みんなで見て「大発見だ!」と大喜び。

「お母さんイモリなのかな?」
「生まれちゃうかもしれないね」「早く、お水にかえしてあげようよ」
「足にくっついたままで大丈夫なのかな?」
卵を見つけたことで、ひとりひとりのハテナが、どんどんあふれてきます。
結局、みんなでこのままケースに入れておくのはかわいそうだ、
ということになり、元の小川に戻しました。

でも、そのあとで、
Rくんが「本当に、イモリの卵なのかな???」と疑問を投げかけました。
「魚とか、別の生き物の卵かもしれないよね?」
「たまたま足にくっついていたのかもしれない。」
Rくんは、その日のふりかえりシートに、きちんと自分の考えを書きました。

その次の週には、イモリのあかちゃんの写真絵本をみんなで読みました。
まだ、イモリの生活史には、わかっていないことがたくさんあるようです。

「イモリの卵ってどこにあるのかな?」
「あそこに棲んでいるということは、近くに卵が産みつけられているのかな?」

里山QUESTの次のステージは、
みんなで、答えを予想しあって、
みんなでほんとうかどうかをたしかめてみること。

みんなの考えた自由な予想を
話し合って、どうしたら確かめられるのか、やってみる。

次の挑戦へ、一歩踏み出していこう!