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【里山のかやねずみ】9月の活動場所

9月になっても暑い日が続きますが
元気にお過ごしでしょうか。

9月の里山のかやねずみ。気温と水温が許すかぎり、
水遊びをしっかり楽しみたいと思っています。

なので、9月の集合場所は全日リンゴ園とします。
また、暑さがかなりキツイ等、条件がそろった場合、
川にもっと近いにぎわい広場に集合する場合もあります。
当日、カーブミラーを必ずチェックしてお越しください。

お楽しみ日に関して、今年は、日程指定をしません。が、
川遊びをする日の中で、仕掛けを入れて川の生きものと
触れ合える日を設ける予定です。お楽しみに。

里山のかやねずみ;大野

【里山BASE】あるもので遊ぶチカラ

この日のBASEも暑くて暑くて、やっぱり午後はみんなで川へ。

ダム作りが終わった1~2年男子グループの1人が自分の帽子を川に流しはじめ、
となりの2人も負けずに流し・・・そして、レースがスタート!

何とか自分の帽子がすこしでも速く流れるようにと
ひとりがズルして帽子をちょっと押したりしてケンカ…
でも、帽子は草に引っかかったり、沈んだり。
川の流れはぜんぜん自分たちの思い通りにはいかないぞ。

「深い所の方が流れるのが速いのかな?」
「あれ?キャップの方が速いぞ」
「キャップのつばの方が前になって流れてくの、なんでだろ?」
「重い帽子じゃないのに、なんでこの場所でしずんじゃうの?」

あーでもない、こーでもない。水が流れるってことを体感し、
いろんな疑問、発見、気づきがふつふつと湧いてくる。
いつのまにか、順位はどうでもよくなっていた。

「ここをスタート地点にすれば、おもしろくなりそう!」
流しはじめのスタート地点をいろいろ試してみて、みんなで決めた。
「なんだかおもしろそうなことやってるじゃん」と
高学年男子も加わり、ゴールには審判をしてくれる女の子が立つことに。

誰かが用意してくれたわけじゃない!
大人がお膳立てしてくれたわけでもない!
自然になんとなくはじまって
自分たちだけで創り上げた、今ココだけのオリジナルな”川あそび”。

今日はじめて会ったともだちとケンカもしたし、
大きいお兄さんに意見を言ったり、
小さい子同士で助け合ったりもした。それは貴重な体験。

自分達の遊びが楽しくできたこと、
いろいろ思いついたこと、それは自信になる。

川であそぶ! ただ、それだけ。が、それだけじゃない。
たっぷり遊べる里山BASEは、子どもが育つ贅沢なとき。 

   

【里山BASE】あるもので遊ぶということは

猛暑の夏休み。
それでも、子どもたちは朝から晩まで、
「そこにあるもので遊び尽くす!」

全員がやりたいことができる場所はどこか?
朝、行く場所を全員で決める。

それでも、途中で暑くなって
「もう川に行きたい」
「ぼくは、もう少し山で遊びたい」

こんな時も、みんなで相談。
少しずつ歩み寄って、全員が納得できる答えを探す。

そうして決めた自分たちの遊び場。
そこにあるもので、工夫して遊ぶ!

用意された答えではなく、
用意された遊具ではなく、
今日出会った仲間と、
自分の力で創造する!

すると、里山は豊かな表情であふれかえる!

  

  

  

  

【里山のかやねずみ】7/30

7月最終日。
雨のため、中止ばかりだった7月のための
延期日だったのに、朝からパラパラ。でも
暑くない分、過ごしやすくて、
雨もいつの間にか止んで
いいお散歩日和になりました。

出発すると、今年を象徴するようなキノコの群れに
子ども達もびっくり!
先日より、また増えたようで
子ども達も、お母さん達も暫く釘付け。

初めて見る野生のキノコ、そっと触ってクンクン。
体いっぱいでキノコを感じてます。
ママも、駄目よ。と言わず見守って下さって素敵。
つい、口に入れてしまうお年頃の子には
ダメダメと言いたくなりますが、
赤ちゃんだって、知りたいし、やりたい。
この意志を大事にしてあげたいですよね。

先日つゆ草でお絵描きしたことを
覚えていて、大事にその紙をもっていてくれたMちゃん。
今日もママとお絵描き。
綺麗な青い色が出ているねえ。

はらっぱの椅子は、一本橋にもなるね。
だれかが始めると、必ずまねっこ。
行列ができます。

原っぱに出ると、バッタやコオロギ、
いろんなムシが沢山!
早速捕まえた大きい子の姿を見て
捕まえたい!と頑張る2才さん達。

小さな虫をみつけたSくん。
この真剣な眼差しと、集中力!
上手に捕まえて、優しく持つことが
出来るようになったね。

こんな大きなミミズがいた!
初めて来たはずのLちゃん。
好奇心旺盛で、何でもチャレンジ!
ほら!ミミズ持てたよ~♥
ここでもお友達の姿を見て、私も!と
チャレンジする子が。
子どもは子ども同士。
子ども達が群れて遊ぶからこそ生まれるチカラを
感じるときです。
      

原っぱって、寝転がると気持ちいいね~!
ゴロゴロ転げまわっていたHくんを見て、Sくんもまねっこ。
ちょっと大きいお兄ちゃんの存在って、子どもにとっては
ホントに魅力的な存在です。
 

ここでは、木登りに挑戦する姿が。
これも、お兄ちゃんお姉ちゃんが自分で登ってるのを見て
やってみたくなったんだよね。
いっぱい練習したら、お姉ちゃん達みたいに出来るようになるよ。

まてまて~!
一緒に遊ぶうちに段々仲良しになってきたね。

走り回っているうちに
坂を掛け降りるのが楽しい!と
気が付いた子ども達。
一人より、みんなでしたほうがもっと楽しい!
と、みんなでならんで
3.2.1.それ~!
ママ達も童心にかえって。
きゃ~!!
ああ楽しい!
何回も何回も駆け下りたのでした。

 

  

今年は、みんなでいっしょに。
が、なかなか楽しめない年ですが。
やっぱり、人は人の中で育つものです。
特に小さな子の心の成長には、
家族以外の人とのふれあいや、
お友達との遊びは欠かせません。
コロナ対策を出来るだけ図りながら
9月からのかやっこも、めいいっぱい楽しみましょうね。

<今日の絵本>
おしり
どろんこももんちゃん
がたんごとんがたんごとんざぶん

里山のかやねずみ:大野

 

【里山のかやねずみ】7/28

この日は初めて、県立美術館での開催となりました。
慣れないフィールドでどうなるのかと
思っていましたが、子ども達には大人の思惑なんて
関係ないんですよね。
それは楽しそうに、いろんなものを見つけていきます。

この日は、かやっこ卒業生のお姉さんお兄さんも一緒だったので
より刺激的だったかも?
お姉さんお兄さんの遊びに吸い付くようについていくかやっこさん。

これは、セミが脱皮し損ねたんだよ。
どうして出られなかったのかな?
かわいそうだね。

焚火ごっこしてるの。Aちゃんが焚火台を
作っていると、Hくんも何々?と
覗き込んでまねっこ。

この中入れちゃった!
溝があると、必ず入りたがる子ども達。
いつもと違う立ち位置になるだけで
見えてくるものが違ってくることを
実感としてわかっているんでしょうね。

ほら、ミミズさんがいたよ。
ミミズを触ったことがなかった子も
ドキドキしながら、目はくぎ付け♥

県立美術館の裏庭は、裏の森と一体となっていて
素敵な木陰のある原っぱも。
ほら、バッタがいっぱーい!
 

いい感じで、隠れられるところもあって
「かくれんぼしようよ!」と子ども達。
「かくれんぼするものこの指止まれ♪~」
遊び誘い歌を初めて聞いた子も、見よう見真似で
「指切った!」

にげろ~!と
散っていく子ども達。
このあと、お母さん対子どもの
かくれんぼもできて。ママたちが楽しそうでした♡
大きい子がいると、ルールのある遊びが
自然と体験できます。

一緒に遊んだから、いっぱい仲良くなれたよね。
お帰り前の絵本タイム。
涼しい場所があってよかったね。

コロナに大雨、いろんなことが重なって
いつも通りではありませんが、いつも通りでないからこそ
新しい発見が生まれる気がします。
今後、フィールドの状態を考えて
また、県立美術館周辺を使うこともあるかもしれませんが、
新しい面白さを開拓できるかも?
開催場所については、HPのお知らせを
必ずチェックしておいてくださいね。

<今日の絵本>
ぞうくんのあめふりさんぽ
どろんこももんちゃん
がたんごとんがたんごとんざぶん

里山のかやねずみ:大野

【里山BASE】始まりました!

ようやく夏が到来!
今年も始まりました。里山BASE!

いつもより短いけれど、
ソーシャルディスタンスも気になるけれど、
遊びの密度はぎゅうぎゅう詰め!

木、虫、葉っぱ、キノコ、枝、イモリ、花、石、水、穴、…そして友だち
そこにあるもので、次々と遊びを繰り出します!

どんな一日になるかは自分次第。
さあ、考えてチャレンジするべし!

  

  

  

【しらべる事業】新型コロナに関する緊急アンケート調査報告【概要版】

2020年3月からの新型コロナウイルス感染症拡大は、
小さな子ども達に少なからず心の変化をもたらし、
遊びや学びに影響が出ているところもあります。

まずは実態を把握し、
私達NPOにできることを模索していくため、
6月に緊急調査を実施しました。

アンケートやヒアリング調査にご協力いただきました
静岡市内の認定こども園・保育園・小規模保育施設の先生方、
お忙しい中本当にありがとうございました。

▼集計結果を簡単にまとめた概要版を公開いたします。

データは下記リンクからダウンロードできます。

  *緊急アンケート用紙
  *緊急アンケート数値・集計表【公開版】
 

【里山やっほ】7月

雨の日の自然あそびはとっても楽しいのですが、

7月は危険なほどの雨量で

いつものフィールドの地盤が心配なため

県立美術館の庭も利用して活動しました。

 

「私も虫を捕まえたいの」上手な子がやってきて手伝います。

初めての場所でも虫や物の発見を楽しむやっほのみんな。

 

枝を組み合わせて「ハサミだよ」

「キノコを切ってみる!切れた!」

枝の形をよく見て道具を作っちゃいました。

  

年長さんチームはもっと大きなものを作りました。

立派な隠れ家!「ここで寝られるね~」

大きなものを作るには仲間との協力が必要です。

仲間と話し合ってどのくらいの長さの枝がいいか調整してできました。

 

ここでキャンプごっこをしよう!と道具もそろえます。

「これは椅子にどうかな?」

  

焚火台もいるよね!はりきって焚き木をくみました。

焚火ときたらバーベキューだ!葉っぱをお肉に見立てます。

  

年中さんだってみんなで力を合わせて遊びます。

みんなで木の枝をゆさゆさ。

枝先の視界が開けたところに「いたー!」

遊びを通して一体感が生まれました。

  

生け垣の迷路をものすごい勢いで走り抜ける子ども達。

早すぎて残像ばかり…

 

木登りはみんな大好き。

順番を譲りあって仲良く登ることができましたね。

 

お猿さんのように登る人もいれば、慎重に登る人も。

高い所まで登れたときの笑顔は達成感に満ちています。

年中さんの7月2回目の活動日に

ふりかえ参加した年長さんが隠れ家作りを提案してくれました。

年中さんだけの活動はのんびり気の向くままで面白いのですが、

年長さんのアイディアは遊びを豊かにしてくれますね。

 

いつものフィールドでは一度だけ活動できました。

6月に見たリンゴは少し赤くなっていたね。

水があるって最高!

 

レジ袋に水をたっぷり入れて

「お買い物重たいわ~」と奥様方。

想像力さえあれば袋一枚で遊べます。

生き物もあるもので工夫して捕りました。

帽子を水の中にかまえて、じーっとじーっと待ってエビを捕まえました。

 

「僕カニを触ったことがないんだ」というYくんに

カニを触らせてあげます。仲間の想いをちゃんと受け止めているね。

ずっと持っていて愛着がわいたカニも、

カニのことを考えて川に返しました。

    

そして道中でつかまえた巨大なミミズ。

ずっと触っていて「元気がなくなってきたよ」と気づいて教えてくれた人がいました。

田んぼに放してみたけれどなんだか苦しそうです。

みんなでどこに放せばいいか考えました。

「土にいたのだから土があるところに返そう」

そう意見がまとまりました。

 

こうした話し合いで自分事のように考えて意見を言えたり、

素直に受けとめたりできるようになってきました。

 

これからもスタッフは安全で安心な居心地を作り、

子ども達が想いを伝え合って遊びを創るお手伝いをしていきます。

 

保護者のみなさまには

活動場所の変更などにご協力をいただきありがとうございました。

里山やっほ:石川

 

 

【里山のかやねずみ】7/16

久しぶりの遊木の森はらっぱ部。
キノコがいっぱい生えてました!
こんなに大きなキノコが山盛り!

ちっちゃな赤ちゃんキノコも見つけたよ。
雨続きで、なかなか活動ができませんでしたが
森には、梅雨ならではの発見がいっぱいです。

長いミミズさんと初めてのご対面。
なんだ??このへんなのは??
手を出すのはちょっと怖いけど、目が離せません。

僕へっちゃらだもん。と
ミミズさんを上手に捕まえているのはKくん。
赤ちゃんの時から遊んでるから、力加減もばっちり。
触れる子も、触れない子も、それぞれの感性で
体いっぱい「ミミズ」の存在を感じています。
この、体で感じる感覚を大事にして欲しいなあ。

こちらでは、葉っぱの香りをクンクン。
爽やかなヤブニッケイの香りは夏にぴったり!
「いいにおいだねえ」

はらっぱに出ると、そこはムシ大国!
いろんな虫さん達が出迎えてくれました。

長雨続きだった7月でしたが
この日の遊木の森は雨もなく、空気がヒンヤリと心地よくて
「高原のようですね」とお母さん。
あんまり気持ちいいからか、一人のお母さんが
寝転ぶと、みんなが次々にごろ~ん。
「いい気持ち~❤」
ママが寝転ぶと、子ども達も安心してまねっこ。

モグラの穴見つけた!
モグラさんが掘った土は、柔らかくて
お団子作りにぴったり

Mちゃんは、お団子作りをしているうちに
段々おうちごっこになってきて、小枝で
囲んでお家を作っていました。
お母さんが上手に声掛けをしてくれています。
どんどんアイデアがふくらんで、
とってもいい顔して遊んでたね。
 

溝の中の虫探しをしているうちに
溝を歩き回るのが楽しくなって、
トンネルごっこに。
ママや、お友達が沢山トンネルになってくれました。
小さな彼らには、トンネルになるのも
スリル満点!
ケガをしないようにスタンバイしながら
やりたいようにさせてくれて、ママ達に感謝です。

去年の赤ちゃんだった子ども達、
お友だちとの関わりが楽しくなってきて
遊びが広がっていく様に成長を感じます。
今年は開始が遅くなった分、あまり遊べていませんが
森遊びは、季節ごと、いろんな体験ができる場所。
これから、楽しいことがいっぱい待ってますよ。

<今日の絵本>
ごぶごぶ ごぼごぼ
こんにちは どうぶつたち
おつかい
きゅっきゅっきゅっ

里山のかやねずみ:大野