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【里山のかやねずみ】10/29

雨が多かった10月でしたが、かやっこ中は降らない、という
ラッキーな状態が多かった今年。
でも、さすがにこの日は朝から雨。
活動中の雨は酷くなかったので、開催にしちゃいましたが
急に寒くなってきたこともあり、常連さんだけという
久しぶりに、のんびりしたかやっこに。
それでも、雨の散歩に慣れてる子ども達は
楽しそうにお散歩に出発!

木のトンネル~♥
ここだけ雨ふってないねえ。
雨なので、今日は事務所でご飯。
お散歩コースもいつもと違って新鮮♥

雨の日は、どこでも泥んこ遊びが開始できます。
落ち葉のお皿、綺麗だね。

 

川沿いをお散歩していると、
足元にサワガニが!
ママの足についてるのを見つけたHちゃん、
ママを助けなきゃ!と思ったのか
「カニさん、どいて!」
いつもは、川の中で会うサワガニがこんなところに
いるなんて。
寒かったのかな?
もうすぐ。冬ごもりなのかな?
雨の日だったからかしら?
いつもと違う雨の日お散歩は、発見することも多いかも。

 

ススキの葉っぱを上手に飛ばす方法を
スタッフに教えてもらうと、
ママ達、子どもにかえっちゃった。
楽しそう~!

アンパンマンの案山子をみつけて
「アンパンマンが畑を守ってるんだね。」と子ども達。
案山子を作ってくれた小学生のみんなの思い通じたかも?!


初めて歩く道に、まだまだ歩きた~い!と
予定より、頑張ってお散歩をしてたけど
お腹がすいちゃって、事務所へ。
丁度、別のプログラムで植えていた落花生の
試し堀りをご相伴。
ジャンボピーナッツだったから、食べ応えもあって
美味しかったね。
雨の日に頑張ったご褒美だったね。

おばあちゃんちのような雰囲気のエコエデュ事務所。
ふすまの向こうは、何がある?
ちょっと、探検したくなっちゃうね。

のんびり、ゆったりだった里のお散歩。
こんな日も、たまにはいいかも。
まだ、里のお散歩体験をしてない子も
また、やってみようね。

<今日の絵本>
ちぃちゃんのさんりんしゃ
カタツムリタクシー
どろだんご
ねむれないの?ちいくまさん

里山のかやねずみ:大野

 

【里山やっほ】10月

10月に入って、子ども達はやっほでの
里山遊びが、当たり前の日常になってきたようで
自分達で、遊びを見つけ、仲間と共に広げていく
チカラがさらにパワーアップしてきたようです。

Mちゃんが持ってるもの。
実はカマキリのお腹に寄生していた
ハリガネムシです。
ぎゃー!こんなのがお腹の中に入ってるって??!
面白がって持てちゃう女子の姿に
男子はタジタジです。

水の中になんかいる!
捕まえたい、見せてあげたい!
スタッフのおっかーが頑張ってくれました。
この時子ども達は、落ちないように、
しっかり、おっかーの足を抑えてくれていたんだとか。
捕まえたイモリの囲んで
「かわいいね~」と言っていた
子ども達が、さらに可愛かった!
小さな命を大事にしてあげる気持ちも、
ちゃんと育っている子ども達です。

栗林では、栗探し。
でも、随分少なくなってきて
木登りして落としたら?と、木登りしたい子達が
チャレンジ!
高い木に初チャレンジの子も!
でも、なかなか栗は落ちて来ないんだよねえ。
 

子ども達がすきな遊びは大騒ぎすることだけではありません。
この日、Yくんは、木の皮をむいてすべすべにすることに夢中!
すごく集中している顔は、とっても素敵でした♥

こちら、隕石落下の跡?!ではなく
名作「大草原のちいさな家」の中に出てきた
バッファローの砂浴び跡で遊ぶ子ども達の姿を
ここでもぜひ!と考えて、グリーンクラブのおじさん達が、
芝生も張って作って下さった力作です。

芝生がしっかり根付いたので、遊んでいいよ。と
言っていただいたとたん、大喜びで
転げまわる子ども達。
お相撲ごっこ?けいどろ?滑り台?

こんなことも出来るよ~、とでんぐり返しをしたり
みんなで寝転がってみたり。
すっかりお気に入りの場所に。
でも、やっほのみんなが偉いのは、
「雨が降ったあとは崩れちゃうからやめておいた方がいいかな。」
と、伝えると、ちゃんと我慢してくれたこと。
お天気のいい時は、もちろん、遊んでます!
 

杉林の平均台もみんなのお気に入り。
体幹抜群!?何人か、危なげなく渡ってしまうので
それもビックリ!

UちゃんとAちゃんは、大の仲良し。
ひとつのブランコに二人で反対方向に座って
上手に息を合わせて漕ぐ姿にこれまたびっくり!

年長女子はアーティストが何人かおりまして。
あーだ、こーだ、と言いながら
素敵な帽子を製作中。

ほら、完成品を被る姿は
パリコレモデルもマッツ青?!
さまになってるでしょ?

こちらでは、秘密基地を増設中。
「おうち作りたい」という気持ちがとっも強くて
10月のやっほは、この遊びをずーっと発展させることが出来ました。
杉林は、材木になる枝も、縛るための蔓が沢山あってよかったね。

 

「ここは、お花畑なの。」
いつも、空想の翼を広げるのが上手なRちゃん。
コツコツ丁寧に、その世界を作り上げていきます。

その姿に構って欲しくなってしまうのか、ちょっと
ちょっかいを出して壊していく男子がいて。
困っているRちゃんを助けてくれる男子もいて。
今年は人数が多い分、大変なこともありますが
子ども達は気持ちの切り替えが上手になって
逞しくなっている気がします。

こちらでも、おうちづくりの真っ最中。
いつもと違うメンツでの交流も生まれました。
おうち作りは、それぞれがやりたい事を見つけ
取り組み、時に友達と意見をすり合わせるという
年長さんの成長に、なくてはならない要素が
たっぷり体験できる、最高の野遊び!
   

こちらでは、弓矢づくりが流行りだしました。
最初は、森のようちえん、野外保育ゆたかの子が
落としていった、弓矢を拾ったところから。
「こんなの欲しい!」という声から
「じゃあ、材料探してきて」というと
自分達で、探してきては、
「これで出来る?!」
材料によっては、プチン、と切れたり
折れてしまったり。
一口に枝、蔓といっても、いろんな性質があることを
やっているうちに感じたたようで
これなら大丈夫!いう素材をそれぞれが感じているようでした。

弓矢を持つ姿も勇ましいでしょ?
  

子ども達それぞれが、好きな遊びに
没頭できるグリーンクラブの杉林。
ちょっと遠いので、いつも帰りが遅くなって
申し訳ありませんが
ここでの遊びはまだまだ続きそうです。

里山やっほ:大野

 

【里山のかやねずみ】10/23

こうやってドングリを拾う姿、どこかで見た!
と思ったら、「となりのトトロ」のメイちゃん💛
子どもって、夢中になってる時って、一緒なんですね。
そういえば、かやっこでは、
絵本のような時間が
いつも流れています。

ひろったどんぐりは
大事に一粒づつ袋の中へ。

かとおもえば、
「どんぐりころころ、どんぶりこ~♪」
お歌のままに、どんぐりをお池にポイポイ!
「お池にはまって、さあたいへん♪」
あれ?このどんぐり沈まないね。
これは入った!
ドングリの違いをこんなところから感じ、観察する子ども達。
科学の目も、文学の目も、こんな経験から育つんでしょうね。

お山を並んで登ると、後ろのお友達が小さく見えます。
あそこにいる!
みつけてくれたSくん。
「やっほー!」と大きな声で呼んでくれました。

木登り広場に行く途中、楓のタネを
いっぱい見つけました。
スタッフが、風に乗って飛んでいく
タネの様子を見せてあげると
私もする!とMちゃん。
クルクルクルクル~!
すご~い!
森にはいろんな宝物が隠れているね。

木登り広場に到着!
グリーンクラブのおじさんたちが
子ども達の遊び場に、と色々考えてくださった場所です。
こんな土管のトンネル、もうないよね。
高くて怖い子はハイハイで。
私は怖くないよ、とWちゃんは立って!
やるねえ。

 

ママとシーソーをしているのは
Kくん。
しっかり掴まってないと、あぶないよ。
遊具は案外危険がいっぱい。
ママの危険予測能力がここで大事になります。
お山での遊びもそうですが、我が子が
どういう動きをするか。よく見ている
お母さんは、だいたい予測してカバーしているからこそ
大きなけがをしないで済んでいます。
かやっこは、観察する目を、
親子で養っていただける場所でも
あるかもしれません。

この日は、曇りなのに、風が強くて
グリーンクラブさんの小屋を借りてごはん。
そのあと、お外で遊んだのですが、
この日は、女子チームがお茶会?
なんだか、みんなでおしゃべりして
とっても楽しそう💛
女の子って、生まれつき、
おしゃべり好きなのかもしれませんね。

お友達と楽しそうにしている姿をみている
お母さん達も、とっても幸せそうでした。

<今日の絵本>
ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ「
あおくんきいろちゃん
おばけのてんぷら

里山のかやねずみ:大野

【報告】11/3里山のかやねずみ にちようび 木の実をどうぞ♪

毎月、第一日曜日に実施している「里山のかやねずみ にちようび」。

気持ちのいい秋の遊木の森で、素敵な宝物を探しました。

 

「里山のかやねずみ にちようび」は、0~3歳さん親子の、

森のようちえん型プログラム。

平日に行われている「里山のかやねずみ」の週末版です。

お子さんが0~3歳のいまだからこそできる、

親子でじっくり遊び込む時間を大切にして欲しいと考えています。

 

 

今回は、「どうぞのいす」のストーリーに沿って、

秋の宝物を探しに出発!

 

子どもの感性に寄り添って、わが子の見つけたものを一緒に楽しむ。

しゃがんで、子どもの目線になって見てみる。

そんなことを大切にしながら、お散歩しました。

 

わんぱくコースは、それぞれの見つけた不思議なもの、面白いものを

お母さん・お父さんと一緒に楽しみながら進みます。

 

宝物は、持ち帰れることができる「もの」だけではありません。

切株を叩いたら面白い音がした!

生えている草を触ってみたら、ふわふわいい気持ち♪

自分ではドキドキしちゃうけど、お父さん、クモ触ってみて!

そんな、お子さんの見つけるハテナやビックリを探しながら

歩きました♪

 

 

カマキリにも遭遇。

ドキドキ…触ってみよう!

 

もちろん、目に見える宝物も♪

字の書ける葉っぱにお手紙書きま~す。

 

あの木の実、取って!

 

一方、0才さんののんびりコースは…

お母さんお父さんが楽しむことで、

赤ちゃんも一緒に楽しい気持ちになれることや、

0才さんでも五感を使って感じているので、そんな体験をさせてあげること。

そんな0才さんならではの視点を中心に、のんびりお散歩。

 

「立派なクモの巣ですね」「この巣には雄が何匹もいる!」

大人自身が発見を楽しんでいました。

 

「えいっ」

高いところにあるクモの巣に

葉っぱをひっかけるゲームも始まりました。

お昼寝中の赤ちゃんを背負って、子どものころに戻って遊びましたね。

 

大人の様子を感じ取った子ども達、

ここが楽しい場所だと分かったら子ども同士で遊び始めました。

「どうぞ」「ありがとう」

まだ話せない赤ちゃんの代わりに大人が言葉を添えます。

 

 

お母さん、お父さんもいいお顔でお散歩しました♪

 

お散歩から戻って、見つけた宝物を「どうぞのいす」に「どうぞ!」

さぁ、お昼ご飯!

 

午後は、木の実のお弁当箱作り♪

…と思っていたのですが、まだまだたくさん動きたい子ども達。

ほとんどのお子さんが、からっぽのままお弁当箱をお持ち帰り。

またおうちの近くで、宝物を拾ってみてね。

 

みんなが楽しかったのは、たくさん動く遊び!

少し月齢が上のお姉ちゃんが上手に高い所を歩いている姿は、憧れちゃう。

じ~っと見つめています。

きっと今は心の中にためて、そのうち真似してみたりするんだろうな♪

 

 

最後は絵本、そしてふりかえりの時間。

子どもに対する発見や、自分自身の感想などを分かち合いました。

 

「子どもの感性に寄り添う」って、普段の生活の中では意外と難しいこと。

忙しくて時間に追われていたり、

危険からわが子を守らなきゃいけなかったり、

誰かに何かを言われないかと心配してしまったり。

 

そんな中でわが子の感性にじっくり向き合える時間は、

意外と貴重かもしれません。

たまにはじっくり寄り添う時間を持つことで、普段の生活の中でも、

「うちの子、こんな面白いところがあるなぁ」

「へぇ、こんなことが好きなんだね!」

と、「わが子らしさ」に気づくきっかけになるといいなと思っています。

 

これから季節は冬になりますが、静岡は冬でもお日様が出ていれば

ポカポカ陽気です。

そして、これから美味しい季節かも…!?

里山で、みなさんをお待ちしています。

 

********************

2019年度の「里山のかやねずみ にちようび」は、

毎月第1にちようびに実施します!

次回は12月1日。

プログラムの2か月前の1日から受付開始。

ぜひご参加くださいね♪

【報告】里山adventure~お月見だんごを作りたい!~

人生というアドベンチャーに、必要なチカラ。

『夢中力』を手に入れる!!

をテーマに、静岡のまちなかから近い里山で

毎週金曜日の放課後に実施している里山adventure

 

9月は、お団子作りに挑戦しました!

 

はじまりは、里山も秋に近づいてきた9月。

「今日は中秋の名月だね」とスタッフが話すと、

「じゃあお団子を作りたい!」と、子どもたち。

でも、その時、エコエデュにはお餅しかありませんでした。

「じゃあ、餅を焼いて丸めよう!」

と、火を起こしてお餅を焼くことに。

でも、この日は準備不足で、全然できない!

結局、できたものは月見団子とは程遠い…。

しかも時間オーバー。

 

これじゃあ困ったね…。

と、いうことで!

再挑戦するために、

宿題として、何が必要か帰宅してから考えました!

スタッフのやることは、

みんなから連絡があった必要な食材を用意することと、

調理を終えていなければいけない時刻をお知らせし、

どうしたら時間内でできるのか、問うこと。

 

そして迎えた、翌週。

ある子はレシピ本を持参し、お団子の作り方を読み上げました。

高学年を中心に、役割を決め、時間管理を考えました。

その話し合いにややかかり、予定時間を過ぎてスタート!

 

1、2年生が火おこしの材料集め。まだまだ足りなく、時間がかかっています。

そこへお月見の飾りを集めてきた中・高学年男子が合流、

低学年の材料集めを一緒にやります。

 

材料が集まり、火起こしが遅れました。

アルミホイルを蓋にしています。なぜ?

「灰が入ってしまうし、早く湧くから!」

 

一方の、料理組もテキパキと準備。

道具を出して、材料を揃えました。

サラサラの粉は気持ちがよく、

捏ねるのも丸めるのも楽しんでいます。

 

お湯が沸き、丸めたお団子をどんどんゆでていきます。

と同時に、レシピを見ながら、みたらしあんも作ります。

醤油の香りがみんなの食欲をそそります。

 

黙々と火おこしの材を切って、準備していた子がアドバイス。

「きなこには塩を入れるといいよ。」

しっかりと調べてきてくれたのですね。

 

そして、結果は…

 

できたー!!

 

 

素晴らしいススキの飾りの横にお供えすることなく…

「いただきます!」でみんな飛びつきました。

それはもう、もっちりとした美味しいお団子♪

 

はじめてのお団子作りは、

分担して、自分の係にしっかり向き合いこなし、

みんなで補い合って、見事に成功しました♪

 

里山adventureでは、

子どもたちの「やりたい!」を叶えたいと思っています。

その気持ちは、『夢中力』の源。

 

失敗しても、何度でもチャレンジ。

考えたり、工夫したり、調べたり、友達と分担したり。

成功するように自分たちで一生懸命考えて取り組みました。

 

こうやって自分たちで作ったお団子の味は、

一生忘れることはないでしょう!

 

夢中になることで始まる学びが、ここにはある!

さて、次は何に夢中になるのでしょうか♪

 

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2019年度小学1~6年生の里山adventureメンバー募集中!

16:00~18:15、静岡市街部からほど近い里山で実施。

体験も大歓迎♪お気軽にお問い合わせください!

詳しくはこちら↓

https://www.ecoedu.or.jp/programs/adventure2019/

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【しらべる事業】hugくむ保育園さん

hugくむ保育園大岩さんへ
お話を伺ってきました。
http://hagukumu-hoikuen.com/

自らの力で
気づき、考え、行動できる
基礎づくりのために。

公園や神社など、
地域の自然を活かした体験を

先生も保護者の方たちも
大切にされていました。


小規模保育園ですし

園庭は決して広くないのですが、

先生方の工夫と
地域の方々のご協力で
四季折々の体験ができているようです。

それにしても、
迎えてくださった園長の望月先生は
若くてかわいらしい方なのですが、
なんと、4人のお子さんのお母さんだそうで。

現役ママさんが
子育てしながら園長先生をやっていらっしゃる
ご苦労は計り知れませんが、

そんな生き方を可能にしている
hugくむ保育園さんの理念と運営に、

新しい時代の保育を感じました。

hugくむ保育園さん
hugくむ保育園さん大岩

お散歩コースの城北公園
近くには自然いっぱいの公園や神社

【しらべる事業】セノバ保育園さん

セノバ保育園を運営していらっしゃる
静鉄プロパティマネジメント様へ
お話を伺ってきました。
https://www.cenova.jp/hoikuen/

静鉄新静岡駅ビル内の
ショッピングセンター「セノバ」のお隣にある
セノバ保育園は、

セノバの従業員さんや近隣の方の
仕事と子育ての両立を応援するために、
昨年オープンしました。

こうした企業内保育園は、
共働き家庭の増加で、これからますます
必要とされてくると思います。

 

伺ってみると、
街中の保育園の強みを活かした
お散歩がおもしろい!

近隣の公園へ行くのはもちろん、

ある日は、
静鉄電車に乗って
清水の七夕まつりに行ってみたり。

ある日は、
ラグビーW杯の駿府城公園ファンゾーンで
外国人とお話してみたり。

雨の日は、
セノバのお店をまわって
働いているお母さんにご挨拶したり。

お子さんの好奇心や社会性を育むために、
先生方が日々工夫していらっしゃる様子を
お聞きすることができました。


ご担当の谷川様

【トヨペットの森】協定締結式を行いました

 

2019年10月26日、
静岡県、静岡トヨペット株式会社様、
認定NPO法人しずおか環境教育研究会の三者が
「しずおか未来の森サポーター協定」を締結いたしました。

静岡トヨペットハイブリッド基金を活用し、2019年から3年間にわたり、
「しずおか里山体験施設 遊木の森」にて「トヨペットの森」を整備します。

「遊木の森」は、これまで、
静岡県と中部農林事務所の皆様、それからサポーターズクラブの皆達の
ご尽力によって守られてきた教育の森ですが、
木々の老齢化により、台風や暴風雨での被害も目立つようになりました。

 

この度、静岡トヨペット様が何十年先の未来を見据えて
この事業にご賛同くださり、
若い森に再生させるための整備を実現する運びとなりました。

また同時に、
静岡トヨペット株式会社主催「SKIP!もりのがっこう」を
小学生対象に年3回開催いたします。
https://www.ecoedu.or.jp/programs/toyopet2019/

人の生命や生活が脅かされるような自然災害が多発している中、
森のはたらきや人との関わりについて、考えるきっかけになったらと思います。

 

◆10月26日、テレビ静岡NEWSにて報道されました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191026-00000004-sut-l22

◆10月29日、静岡新聞朝刊にて掲載されました。

 

【里山のかやねずみ】10/17

1才のKOちゃん、大きい子と同じことがしたくて
観察かごの中に見つけたドングリやヒノキボールを
自分でいれたい!
ちっちゃくたって、意志がある!
目で、体で。しっかり自分の気持ちを伝えてきてくれます。

3才のKくんと2才のMちゃん。
自分の気持ちが強かった二人が、
この頃「どうぞ」と、お友達にくれたり
相手の気持ちを思って譲ってくれるシーンが
いっぱいみられるようになって。
子どもの成長が感じられる瞬間は
私達スタッフにとっても、至福の時です。

すすっと、池に近づくと、
手に持ったいっぱいのヒノキボールを
後ろ向きで投げて池の中にナイスシュート!
Sくん、面白いこと考えたねえ。
小さい組には、少々難しいようでした。
さすが!3才のおにいちゃん!

帽子が嫌いでいつも脱いじゃうMちゃん。
前日の幼稚園児プログラム「里山やっほ」で、
子ども達がいっぱいお山の飾りを付けてくれた帽子を
そのままスタッフが被っていたのを見たからか
自分の帽子を同じように飾ったら、
ずっと被ってくれていました!
素敵なお帽子。お気に入りになってくれるといいなあ。
自分の意志が強い子は、自分で決めるとすんなり動いてくれる。
やっぱり、心が動くきっかけが大事なのかも。

雨が運んできた、お山の砂。
触ると、きめが細かくて、とっても気持ちいい。
ぎゅって握るとお水がでたよ。
お散歩道の道中で突然の泥団子遊び。
ここは気持ちいいけど、ここはじゃりじゃり。
なんてことも発見して。
治水工学ってこんなところに隠れてるんじゃない?

あれあれ?
お山の水場の水が出てない!
上流の取水口が、先日の台風で詰まってしまったようです。
「見てみて!ヤゴがいる!」
いつもだったらお水がいっぱいで気がつかなかったのに
こんなところにヤゴが3匹も!
これに気が付いた子ども達もいい目をもってるねえ。
 

この蝶々に来てもらいたくて、
グリーンクラブさんが植えられたフジバカマのお花。
ようやく咲きそろうと来てくれました!
アサギマダラ。
北の国から南の国へ。長い旅の途中かな。
小さい体が持つ神秘のパワー。
かやっこの参加者さん達みんなと
しばらく見とれていました。

この頃、女の子チームでは、
お花でマニュキアが流行っておりまして。
「かわいい♥」なんて
言われちゃうと、余計に張り切っちゃう!

いっぱい遊んで疲れたね。と思ってましたが。
今年の1才さんはすごいね!
帰り道、「だっこ!」と言わずに
歩く歩く!
それも、楽しそうに!

子どもの持つパワーは、もしかしたら
大人が思ってるより、もっと
凄いのかもしれませんね。

22日は、即位の礼のためお休みです。
次回、24日にお待ちしています。

<今日の絵本>
だるまさんが
どんぐりどんぐり
うしろにいるのはだあれ