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【里山のかやねずみ】3/7

この日はリンゴ園集合が最後の日。
いつもお世話になっている、ホリデー森と、グリーンクラブの
おじさん達に、お礼の寄せ書きを渡させて頂きました。
いつも、暖かい眼差しで子ども達を見守ってくださる
地域の方がいてくださるからこそ、
かやっこの活動が成り立っています。
子ども達にとって、おじさん達のお仕事をしている姿は憧れ。
大きくなったら、地域の為に動ける人にも
成長してほしいなあ。

雨上がり、子ども達が見つけたのは
ぷにぷにのキクラゲ!
面白~い!と、指でつんつん。

Kくんは、キクラゲを竹筒にいれて、お水をそこに注ぐと
水の勢いに乗って、上がったり下がったり、
くるくる動き回ることを発見!
「キクラゲが遊んでる~楽しそう~♫」
って、その遊びをしているKくんが楽しそうだよ~♫

雨上がり、子ども達が大好きな遊びのひとつ
泥団子!
あっちでも。こっちでも、おだんごやさんがいっぱい。

 

3才さん達のお店は、職人さんがいっぱい。
だんだんクオリティが高くなってきていて、
まだ、幼稚園前の子ども達とは思えない作品群が。

 

大きいお姉ちゃん達が遊んでいる姿は
小さい子ども達にとっても、とっても魅力的♥
じーっと見つめていたり、なんとなく、まねっこしてみたり。
来年度は、君たちが、次のお友達に伝えていくんだよ。よろしくね。

 

大きい子にとっても、小さい子は可愛くって。
弟なKoくんにとって、お世話してあげることって
憧れなんでしょうね。
ホントのお兄ちゃんみたいに可愛がってくれていました。

 

今の時代、公園にいっても、子ども達が群れて
遊ぶ姿がみられなくなってきました。
こどもにとって、異年齢の子とのふれあいは、
いろんな心を育てる大切な経験なのですが。
でも、ここでは、かやっこの仲間だからこそ、
お母さん達が価値観を共有できているからこそ、
子ども達同士が、様々なドラマをたくさん見せてくれるのでは、と感じています。

こんな姿を、お母さん達に沢山見てほしいな。
体験してほしいな。

<今日の絵本>
みつけた!
きょうのごはん
おさんぽおさんぽ

里山のかやねずみ:大野

【里山やっほ】2月

2月、まだまだ冷える季節です。
雨も降ればなおさら・・・とは言ってもやっほの子どもたちには関係ありません。
カラフルなカッパに身を包み、いざ出発!

雨でこそうまく出来る遊びもあります。
そう、それは泥団子。
水気を含んだ土は良い感じにこねることができます。

こねこねこねこね、まあるくこねこね。
その姿は職人のよう。
 
時には和菓子職人にもなったりします。

と思いきや壁から顔が・・・⁉
どうやら竜のヒゲで目を作ったようです。

この日は一日みんな泥や土と戯れました。
以前、泥に触って遊ぶことが出来なかった子が当たり前のように泥に触れる姿を見れるのは嬉しいですね。

また別の日には、1月もやった崖のぼり。
何度やっても楽しい!
お尻は茶色くなりますがみんなでした冒険の証!
 
いつもと違う道からものぼってみたりもしてみました。

たまにはこんな遊びも・・・そう、笹船です!
上手に折り込むのはちょっと難しそう。
 

体験で参加した子には隠れ家を見せてあげよう。
やっぱり隠れ家でも泥あそび!
 

隠れ家に向かう道では少しずつ花びらが姿を覗かせてきています。
 
散ってしまった花びらは、お飾りになったり、お母さんへのプレゼントになったりします。

なんだか2月は1ヵ所にとどまらず、遊びも毎回違うものを楽しんだようです。
どこへ行っても遊びを見つけて広げられるところに子どもたちのたくましさを感じます。
3月になるといよいよ卒業シーズン。
やっほで培ったみんなの底力の集大成を発揮していこうね!

里山やっほ:下村

【里山のかやねずみ】3/5

いよいよ今年度最後の月になりました。
子ども達も、もうすぐ卒業って、わかってるのかなあ。
なんとなく、名残惜しそうで、いつも以上に
お友達と熱い友情交換をしているよう。

春ですね。
ずっと静かにしていた、池の生き物が
姿を現しだしました。
透明できれいな川エビさん。
里山では、つくしが頭を出してきて。
Aちゃん、さっきまでご機嫌ななめだったのに
つくしを見て、夢中で探しています。

 

ほら!こんなに大きな葉っぱ見つけたよ。
お母さんに抱っこされて来ていたSくんが、
自分で面白いものを見つけて、お母さんに教えて
あげられるくらいになったんだよねえ。
子どもの時間は早いなあ。

雨がずっと降ってたから、
周りはどろんこだらけ。
当然、あちこちで泥遊びが始まりました。
が、どろんこが苦手な、Iくん。
なかなか触れません。
でも、お友達がしているのをみて、
お母さんの手を見て。
ちょこっと触れたよ!
初めての事って、勇気がいるのに、やったね!。

グリーンクラブのおじさんが、子ども達にと
置いてくださった切り株。
テーブルにしたり、椅子にしたりは定番だけど
コロコロ転がしてあそんだり、ジャンプ台になったり。
転がすのがやりたかったSちゃんと、Aちゃん。
けんかになるかと思ったら、仲良く
代わりばんこに使ってました。すごーい!
お姉さんになったね。

 

 

杉林には、誰かがつくった秘密基地。
すぐにおみせやさんごっこ、おうちごっこが
始まりました。

切り株に穴を見つけたMちゃん。
穴の中に色々入れて遊んでます。
こういうところから、造形遊びが始まるんでしょうね。
大きい子のことを、いつもよーくみている
Mちゃん。そのうちすごいもの作っちゃうかも?!

雨の合間のいいお天気だったこの日。
春爛漫で、やっぱり気持ちがよかったね。
残りのかやっこも、お日様よろしくお願いします。

<今日の絵本>
ちびちびゴリラくん
みんなでどうろこうじ
どうしてどうして
こりすのもぐもぐくん

里山のかやねずみ:大野

 

【里山のかやねずみ】2/28

ひと雨ごとに春が近づいている里山。
今日は雨の中のお散歩でしたが、
池にオタマジャクシを見つけました。

いつもは、大きいお姉ちゃん達が使っている
かやっこの籠。憧れて見ていたんでしょうか。
今日はずっと握りしめて、木の実や石ころ
自分で見つけた素敵だと思ったものを
いっぱい集めて歩いてました。
お母さん曰く
雨でもお外で遊べるのが楽しくてしょうがないそうです。
1歳さん、大人が考えるより、ずっと凄いチカラを秘めてます。

雨の中なのに、水を触りだした子ども達。
「お水つめたくないよ」どころか
「あったか~い」だって(笑)
といっても、冬に比べれば。なのですが。
その差が分かるってすごいなあ。

炭焼き小屋跡の板を並べたところでは
恒例の一本橋グルグル遊び。
みんな、何故かここにくるとこれを
やり始め、じゃんけんぽん!も
ここでルールを覚えていった感じだよね。
まだ、よくわかってない1才さん達も
まねっこしてて、可愛い♥
こうやって、説明されるでなく身についていくのが
こどもの世界だなあ、と感じます。

今日は、ちっとも雨が止まないので
グリーンクラブさんの小屋をお借りしてお昼ご飯。
雨でも、沢山参加してくださるので、ちょっと
狭いのですが、みんなで寄り添って食べるので
参加者さんが仲良く和やかな感じになります。
一緒に大変なことを乗り越えた仲間、みたいな
一体感?
子ども達も、この小屋が大好き♥

ちょっと、小止みになったので、また遊びを再開。
グリーンクラブグリーンクラブさんの道具を借りて
遊ぶのが大好きな子ども達。
おおきな柄杓はお水を入れると、結構重いのですが
お仕事ごっこ、って、子どもにとっては
凄い憧れなんですよね。
一人でそれをやり切りたくて。
時々けんかしながら、順番待ち。

子どもと、お母さん一緒に参加してもらっている
かやっこには、お母さんがこどもの遊ぶ姿を見ることで
知ること、学べることが詰まっています。
子どもも、里山の自然からはもちろん
友達や友達のお母さん、私達スタッフ、
地域のおじさん達から、いつもの
おうちでは得られない沢山のことを
感じ取り、身に着けていってくれています。

3月はお別れの月。
こうして一緒に過ごした時間が
宝物のように感じる日が、必ず来ます。
1日、1日を刻み込むように、楽しんでいってくださいね。

<今日の絵本>
とけいじいさんのとけい
ぐりとぐら
カルくんエルちゃんねむいねむい

里山のかやねずみ:大野

【里山のかやねずみ】2/26

例年になく、春の訪れが早い静岡。
お山の河津桜も満開で、今日はお花見です。

桜までの道のり。早く来た子ども達が、かくれんぼ。
お母さん達も一緒に隠れてくれたけど。
丸見えでしたね(〃ノωノ)

木にいっぱいのキクラゲ。
ぷにぷに、くにょくにょ。ねちゃねちゃ。
面白くって集めちゃう子、
気持わるーい、と逃げる子。
お母さんが触って、ようやく恐る恐る手を出す子。
雨降りの後のキノコは面白いね。

矢竹が沢山生えている藪は、迷路の様。
子ども達は、すいすい歩けるけど、
お母さん達は大変なんだよ~。

桜の丘に到着すると、早速お花の香をクンクン。
いい香り~❤
みんなに「嗅いでごらんよ」と進めてくれる子も。

桜の下には、不思議な池が。
花びら綺麗~。
カエルがいた!
なんだか、春満喫だねえ。

こちらでは、倒れた木の根っこを
「鬼の口!」「虫歯だらけ~」
と言い出して、みんなで歯磨きしてあげています。
棒でゴシゴシすると、ボロボロ虫歯の歯垢(笑)が
とれるので、楽しくなっちゃって、
「は~み~が~き~くちゅくちゅ♪」
なんて歌いながら、ずーっと遊んでたね。

ヒノキの実を見つけて
「鬼は外~!」と投げて遊んでいたことから
こんな遊びになって、子どもってホントに面白い!
想像の翼があれば、どんな遊びでも出来ちゃう。
その、想像力を掻き立てる素材が
自然の中には、いっぱいあるんですよね。

ずっと、そんな気持ちを忘れないでほしいな。

<今日の絵本>
すっぽんぽーん
おつきさまこんばんわ
うさぎちゃんとゆきだるま

大野かやねずみ:大野

 

【里山やっほ】1月

お友だちと一緒って楽しい!
山遊びって、面白い!

やっほで培ってきたチカラが、しっかり自分の
ものになってきた子ども達。
大きい子も、小さい子も混じって遊べるようになり、
1人が思いついたことを、みんなで更に進化させる姿も
見せてくれるようになりました。

棒2本で太鼓遊び。ただ叩いていただけだったのが、
一緒にリズムを合わせて楽しむ姿が見られるように。
1人でするより、倍楽しいね。

モノづくりが好きな子ども達。
1人の子が「この葉っぱ、❤の形してる」
というと、ハート探しが始まり
「これ、ザラザラ、これはツルツル」
と、葉っぱの形や手触り、色等様々な違いを
それぞれが見つけ出して、教え合うようになり、
それを紙に貼って、作品にしてみました。

1つとして同じ作品にならないのが、
自分から作った作品の素晴らしいところ。
みんないい顔をして、集中して作っていました。

  

そして、みんなの成長を一番感じたのは、この崖のぼり。
かなり急な斜面で、手がかりを見つけ、ある程度登った先に
ロープがあって、そこからはロープを頼りに登っていきます。
ロープは体の軸ができていないと、ぶれてしまうのですが
やっほの子ども達は、見事、ぶれることなく、
登りきったのです!

 

順番に行かないと危ないし、デコボコだし。
根っこや、木を上手く利用して、体の持って行き方を
考えながら、登り切った時のいい顔といったら❤

登ったら、今度はすべり台!
転がり落ちないように気をつけながら
滑っていくのが、楽しい~!!

楽しすぎて、何度も挑戦するうちに、どんどん
上手くなっていく子ども達。
お互いに声をかけ合いながら、危険を回避することも、
当たり前のように、自然と考えて動いている姿に、
本当に感動しました。
これだから、保育者はやめられない!
子ども達。ありがとう~!
このメンバーでの「やっほ」の時間が
あと少しなのが寂しいくらいですが、
残りの時間もたっぷり楽しみましょうね。

里山やっほ:大野

 

【里山のかやねずみ】3月の集合場所

早いもので、今年度も最後の月になりました。
今年度でさよならな人も、来年度からよろしく、の方も
元気な顔を見せにいらしてくださいね。

5・7日……リンゴ園
12・14・19……遊木の森はらっぱ部

最後のお楽しみ日は、「お祝いお花の米粉蒸しケーキと手形つくり」
12日(火)遊木の森はらっぱ部。予備日14日(木)となっています。
(アレルギーが心配な方はご連絡ください。
  小麦粉、牛乳ではなく、米粉、豆乳を使用しています。)

【里山のかやねずみ】2/19

うんとこしょ、どっこいしょ!
地面から出ていた根っこ。
以前だったら、「ぼくの!」「わたしの!」と
ケンカになりそうなところ。
この日は、ちょっと違いました。
違う根っこを探して、お互いに時々チェンジして
遊ぶという方法で、トラブル回避したRくんとSちゃん。
そこでスタッフは言ってみました。
「それでもカブは抜けません。」
「RくんはSちゃんを呼んできました。」すると、
協力して大きなカブごっこが始まりました。
一緒にすると、もっと楽しくなったね。

お友達との関わり方、自分の気持ちの持って行き所が
上手になった3歳さんたち。
特に、沢山通って来てくれた子ども達は、
その分経験値が違うなあ、と感じます。
3才さん達が卒業してしまう前に、ぜひ、
小さい子ども達のお母さんは、その姿を見ておいて
いただけると嬉しいな。
来年は、自分の子のそんな姿が見れるようになっていますから。

ほら、ここでもそんな姿が。
お姉ちゃん達がおままごとごっこをしていた切り株。
お姉ちゃん達がいなくなると、同じような
遊びをやり始めたMちゃん。
子どもは子ども同士。といいますが
ちょっと上の子の遊びって、とっても魅力的なので
大人が教えるより、ずっとやる気が違う気がします。

 

この日は、お昼ごろから、雨が降り出しました。
遊木の森で雨なのは、久しぶりだったからか
「雨の遊木の森って綺麗ですね。」
「匂いが変わりましたよね。」
と、雨ならではの変化を楽しむお母さん達の姿が。
かやっこのママ達、さすが!

子ども達も、雨でもいつものように元気いっぱい!
先日から、木登りができるようになって
やってみたいNちゃん。
いつものように登ろうと頑張りますが、
濡れていて、なかなかうまくいきません。
それでも、果敢にチャレンジ!がんばれ!Nちゃん!

Eちゃんは、雨樋から漏れてくる雨だれを発見!
お手々にいっぱい受け止めたり、ぴちゃぴちゃ楽しそう♥
Aちゃんは、わざと雨だれにあたって、
カッパのフードにかかる雨だれの音を
「音楽みたい♥」と楽しんでました。

仲良し3人組。
けんかもいっぱいしてきたけど、
いっしょにいるだけで、なんて楽しそう♥
男子に付き物、棒の扱い方も
通ってきた分だけ、上手になってきたよね。


Kちゃんはお友達のママのお膝で、いっしょに絵本時間。
ママのお膝を貸してくれたGちゃんも素敵♥。
お互いに信頼関係があるから、こんな姿を見せてくれる。

かやっこは、スタッフだけでは作れません。
子ども達、お母さん達との素敵なハーモニーがあってこそ。
大切な子育て時間を、とびきりの時間に。
みんなで育てていきましょうね。

<今日のえほん>
うるしー
じぶんだけのいろ

里山のかやねずみ:大野

 

 

【報告】里山adventure~12月‐里山ディズニー、里山ディナーでおもてなし!~

「里山ディズニーへようこそ!」

もう一度ディズニーをやりたいと、子どもたちから要望が出ました。
12月初週のみ里山ディズニー再び、です。
チームは制作チームと体験チームに分かれます。
大人気の一輪車「おんぼろコースター」をパワーアップしよう!と意気込み準備を進める制作チーム。

その間、完成を待っている体験チームは別の遊びを考え始めました。
手をつないでぐるぐるまわり手を離す、里山ディズニーのもうひとつのアトラクション「コーヒーカップ」♪

そして、紙に絵を描き始めました。 

里山ディズニーショップのオリジナル、キャラクター製品を生み出したのです。
 

 

前回つくった「おんぼろコースター」をもっと楽しみたい!
という意見から、滑走距離を伸ばし2倍に延長。
ろうそく型ライトを自宅から持参し、アトラクションの雰囲気を盛り上げます。暗闇の中のちょっとしたドキドキを味わいながら、全員が「おんぼろコースター」を体験しました。
 

一輪車を押す係は5年生の女子ひとり。坂道をただ駆け降りるだけでなく、一輪車に乗せて凸凹道を、全員のエスコートをやり遂げました!

みんなのチカラで「里山ディズニー」は、大成功♪

 

さて、12月という寒い季節になってくるとどうしても話題に上がるのは火起こし。みんな、裏の竹林へ材料調達に、時間を惜しむようにビュンビュン登っていきます。

昨年の経験で、マッチを灯すところまではばっちりです。
新しいメンバーに、擦り方を教えてあげています。
さすが、自分がしっかりマスターしているので、教え方も上手です!

初めての1年生も、火の付いたマッチを放り投げること無く、点火できました。

双方にお見事です!

 

太い木をノコギリで時間をかけて切り、新たな薪の組み方を試してチャレンジ!

これまでと違って、薪の周りを炎が良い感じでぐるぐると回っています。準備をしっかり整えて、程よい熾火を作ることが出来ました。
「今日は時間があるので、竹でなく木を燃やした。」と。種類によって燃え方が違うことと、時間管理も頭に入っています。

定められた時間内に熾火を作ることができた班には、お餅が渡されます。
両面、キツネ色に焼けて膨らみ、左右に引っ張ると…
のび〜〜るお餅。美味しく焼けました。

火力がまだ残っている班から、「燃え残った炭を埋めるのはもったいない。取っておきたい!」と案が出ました。
火消しつぼがあるといいね。炭を素焼きの植木鉢に入れて保管することに。
熾火が足りず、お餅を焼けなかった班もありました。

「みんな食べられるためにどうしたらよいかな?」

これがクリアできないと、全員次のステージに行けないオキテです。「どうしたら良いんだろう?」と話し合い。
お餅を焼くことができなかったメンバーは、上手く焼けた班に入ってチャレンジすることに。
そこに、高学年女子がクッキングをやりたいと提案。餅を焼きながら時間内に片づけまで行うという約束をしました。

火起こしのスタート。担当を手分けします。薪を拾ってくる係、太い枝を切る係。

高学年は、どんなことに注意してやっているのか、焼けなかったメンバーに伝えてもらいました。

「先週の自分達の火起こしとどう違うかな?」

高学年女子は、フライパンで、サツマイモとじゃがいものバター炒めを作りはじめました。火起こしが済むと、調理につきっきりです。

今回は、みんなお餅を焼いて食べることができました。 
高学年は、いもバター炒めが出来上がると、女子はお箸で男子はフォーク&スプーンでいただくようにオシャレに!?セッティングしました。 

そこで「里ディナー」を発表、司会をスタート。
 

今回、撤収は早かったけれど、片付けがずいぶんとかかってしまった。

 高学年の指示がなくても、下の学年が一生懸命片づけをしてくれています。

片付けの時間も含めて計画が出来るようになると良いですね! 

12月は「おもてなし」の月だったように思えます。

里山を舞台に、「里山ディズニー」、「里ディナー」。

「自分たちがそれぞれ遊んでおしまい」というだけでなく、「相手に喜んでもらいたい、もてなしたい」という気持ちが育っています。楽しさや嬉しさの幅が広がっています。

一般の方からすると、何もないじゃんと思われる場所に、みんなのパワーで素敵な世界が広がって行ったら嬉しいです。

【報告】里山QUEST1月ー続・秘密基地づくりー

子どもたちのチカラでQUEST-探求-する、里山QUEST

週一回、水曜日の放課後に里山に集い、それぞれのQUESTを深めています。

 

12月に始まった秘密基地づくり。

子どもたちのアイデアで、どんどん秘密基地が出来てきています!

 

12月に作った展望台も進化し、たくさんのベンチができています。

ヘルメットをかぶり、まるで作業員さん!

 

また、他の場所に作っても楽しいかも、と思い探険。

ここはたどり着くのが大変だ!!

 

生き物も観察したいから、池を作ってみよう!

 

竹のベッド。まったりする場所もいいね♪

 

さらに、エコエデュの竹きりプロジェクトのメンバーによる竹林整備のおかげで、

フィールドが広がりました♪

その場所を使って、子ども達が思いついたのが…

 

SASUKE!

 

テレビ番組からインスパイアされ、森にSASUKE(サスケ)コースを作りました。

整備で切られた竹や丸太を使ってコースができていきます。

 

※SASUKE(サスケ)とは、障害物を乗り越えていくスポーツバラエティ番組。

いわば大人のアスレチック!

でも、子ども達が作っているのはアスレチックではなく、SASUKEなんだそうです。

 

このSASUKEで、子どもたちの楽しみ方はそれぞれ。

コース作りに没頭する子は、どうしたら面白くなるか、難しくなるか考えて作っていきます。

 

「これは簡単すぎる…」

 

「ぐらぐらする丸太の上で、10秒止まる」

など、ルールが出来ていきます。

 

一方、そのコースの挑戦者は。

何度も何度も挑戦し、少しずつコツをつかんでクリアしていきます。

友達を応援したり、「そこ気をつけて」と、アドバイスも。

 

そうして、秘密基地がどんどん広がっていき、広大に。

(…これは、「秘密」基地なのだろうか?

という大人の思いと裏腹に、秘密基地はどんどん広がっていきます♪)

 

さて大きくなっていく秘密基地。

でも、みんなが最終的に作りたい秘密基地はどんなものかな?

改めて話し合い、どんな秘密基地にしたいか意見を出し合いました。

 

すると出た意見が、かまど作り!

料理を作りたい、ということで、次は秘密基地でかまどを作ってみることに。

かまどは来月に持ち越し。

果たして2月は、かまどを使って料理できるのかな…?

 

子ども達が、自分で考え、創り上げていく秘密基地。

うまくいかないこともあるけれど、だからこそ面白い。

どうしたらうまくいく?

もっともっと楽しくなる?

そんな風にQUEST-探究-は深まっていきます。

 

QUESTはまだまだ続く!

 

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