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【里山のかやねずみ】1/8

新年最初の里山のかやねずみ。
待ちわびていた親子さんが沢山参加してくださいました。
「すっかり風景が代わりましたね!」とびっくりのお母さん達。
すっかり木々の葉が落ちて、見通しのいい冬の風景に変わっています。

この落ち葉を使って、1月は焼き芋をする予定!
今日は、早速お仕事として、落ち葉をいっぱい
拾ってもらいました。
久しぶりで、体が動かなかった子ども達も
ここからいつものかやっこモードに。

去年のうちに子ども達が作った、伐開地の木のトンネル。
落ち葉に埋もれていても、ちゃんと覚えていて、
見つけ出すと次々に一人で通っていく3歳さん達。
初めて来た子も、楽しくなって、
グルグル何度もなんども滑っていました。

それを見ていた1歳さん達。いいなあ、と思いつつ
一人では勇気が出ません。
後ろから、ママとが一緒に降りて来てくれると
うれしそう!とってもいい笑顔で、トンネルから出てきて
くれました。よかったね!

休み明けは、いつも一段と子ども達の成長ぶりが
見えるのですが、今日も、自分より小さい子達のことを
気にしてくれている姿や、おしゃべりが一段と上手になっている
姿、自分も少し大きい子と、同じことをしてみたい!と
頑張る姿が沢山みられました。
これから3月までが、一年で一番子ども達遊びが
面白くなる時期かもしれません。

年末年始、生活のリズムが狂った体を
本調子に戻すためにも、森の澄んだ空気を吸いに
かやっこにお越しくださいね。

<今日の絵本>
ねこごよみ
てんとうむしどこいくの
おもち

里山のかやねずみ:大野

【里山やっほ】12月

12月、寒い季節ではありますが子ども達は木登りをして体は準備万端!
  

今月も引き続き隠れ家づくりです。
何か使えそうなものはないかな?と探しながら竹林の隠れ家を目指します。
 

隠れ家に着いたならそれぞれがやりたいことをやります。
 
どろんこチームは竹や木に泥で装飾していきます。
  

手形をつけたり、木に色を塗っていったり。
「ぼくたちのおうちだよ!」と、なわばりをつくってるみたい。
  

警察署では門を作り、開閉作業をしています。
警備員も在住!木のさすまたで不審者を捕えます。
スタッフは不審者!?
 

さて、着々と隠れ家づくりを進めてはいますが、12月最後のやっほではクリスマスパーティーがあります。
そのためにもバケツコンロで火起こしの練習!
マッチで火はつけられるかな?

やっぱり難易度は高いみたい。
火がつくと怖くなってすぐにマッチを捨ててしまってり、逆になかなか手放せなかったり。
本番では上手くできるのしょうか?
ひとまず今日のところはマシュマロを焼いてみます。
火を知るための第一歩!

上手に焼けたかな?と思ったら真っ黒になってしまう子も。
マシュマロも火も、上手に取り扱うにはまだまだ練習が必要かな?
 

そうして迎えたクリスマスパーティー当日。
今回は保護者様もご参加いただけるということで、子どもたちの行動力に驚きつつも暖かく見守ってくださいました。

クリスマスパーティーと言えば、やっぱりケーキ!
スタッフお手製のカップケーキにどんな盛り付けをしていくかで盛り上がります。
お互いの材料の交換会も!
  

そして練習の成果あってのことか、パーティー本番では落ち着いて材料に火をつけることが出来る子も出てきました!
火起こしも上手にできると気持ちよくマシュマロが食べれられるね。

12月はこれでおしまい!
2019年ではやっほのみんなはどんな成長をみせてくれるかな。
今からとても楽しみです!

里山やっほ:下村

【報告】里山BASE~冬もたっぷりソト遊び!~

長期休みに行われる里山BASE。

丸一日、里山で遊びます。この冬休みは4日間の開催。

日の短い冬。終わるころにはもう真っ暗。

そんな今年の冬の里山BASEではどんな遊びが生まれたのでしょうか…?

 

【話し合い】

里山BASEには、決まったプログラムはありません。

決まっているのは、集合時間と、終わる時間。それだけ。

 

ただし。

「BASE3か条」と呼ばれる、大切にして欲しいことだけをスタッフは伝えます。

例えば

「自分で決めるべし」

スタッフが「今日はここに行きましょう」「今日は火おこしをしてみましょう」なんて言いません。子ども達が、みんなでやりたいことを伝えあい、意見を出し合って決めていきます。

 

 

【冬の遊び】

冬ならではの遊びが、今年もたくさん生まれました!

その中からちょっとだけご紹介。

 

『落ち葉ベッド』

夏にはなかった落ち葉がたくさん!

プールみたいになったり。

集めてみたら、ベッドみたい。

じゃあ寝てみよう。

落ち葉布団もかけて、埋まってみると…布団より軽い!

みんなで順番に埋まってみました♪

ふかふかの落ち葉ベッド、気持ちよかったね。

 

 

 

『カブトムシパズル』

カブトムシの角だけを発見した男の子。

みんなで探してみると、

「足があった!」

「これもそうじゃない?」

カブトムシのパーツが次々と見つかります。

 

でも、なぜかおなかの部分がみつからない。

なんで?どうして?

「おなかは食べられちゃったんじゃない?」

「足はほら、ギザギザしてるから食べにくいんだよ」

よく観察して、考えて。

世紀の!?大発見です!

 

 

『火おこし』

普段の生活ではなかなかできない火おこし。

ここでは思う存分、挑戦できます。

慣れたベテラン勢が自分でやりたいところをぐっとこらえて、

初めての子にマッチの付け方を教えてあげていました。

「下を向けて持ったらどうなると思う?」

「そうだと危ないからこうするんだよ」

教えてもらって、挑戦。

そして火が付くと、ベテラン勢は慣れた手つきで、初めての子は見て学んで、火を安定させていきます。

失敗しながらも「できた!」という経験が、自分でできるという自信になっていくのかなと思います。

 

 

この冬休みの里山BASEでの経験。

「工夫したらこんなに楽しかった!」

「大発見をした!」

「挑戦して、できた!」

その自信が次への階段を上る原動力になったらいいな。

里山BASEは、それを積み重ねるところです。

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エコエデュでは、一年を通して

平日の放課後にもプログラムを実施しています。

2018年12月現在、参加者を募集中!

詳しくはこちら↓

毎週水曜、送迎付き【里山QUEST】
https://www.ecoedu.or.jp/programs/quest2018/

 

毎週金曜、送迎なし【里山adventure】

https://www.ecoedu.or.jp/programs/adventure2018/

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【報告】里山QUEST12月ー秘密基地づくりー

子どもたちのチカラでQUEST-探求-する、里山QUEST

週一回、水曜日の放課後に里山に集い、それぞれのQUESTを深めています。

 

ついに!秘密基地づくりが始まりました!

「ついに」と言うのは、実は子ども達は夏頃から秘密基地づくりをやりたかったのです。

でも実際に夏の山へ行ってみると、蚊が多いし、草ぼうぼうで場所がない。

みんなで「冬になったら秘密基地づくりをやろう」と決め、冬になるのを待っていたのです。

こういう季節の感じ方もあるのですね。

 

さぁ、秘密基地づくりに出発。

「エコエデュから遠いと、道具を持っていくのが難しくなっちゃうよ」

「ヒミツじゃない基地でも面白いかも」

と、相談しながら進むと、いい場所を発見!

 

丁度いい小山に、階段やすべり台を作ります。

捕まえてきた生き物を観察できるスペースも。

 

竹の柵もできました。

このゲートはパスワードを言わないと開かない仕組み。

スタッフが勝手に入ろうとしたら

「ビーッビーッ侵入者発見!!」

見つかってしまいました。

 

 

泥棒が来た時のために、落とし穴まで!

…これは、竹林整備の人たちがケガしないように、作った後に埋めました。

 

さらにちょっと場所を移動して、展望台も作りました!

急な坂道だけど、いい景色を見たい。

そんな思いで、座り心地のいいベンチまでできあがり♪

 

子ども達の手にかかれば、こんなにステキな遊び場ができるんだなぁと感心です。

 

さらに、秘密基地づくりと並行して、面白そうなものがあればたっぷり遊びます。

天然すべり台を発見!

 

暗闇ならでは、ライトで照らすととってもきれいなぐるぐる植物。

 

もちろん、冬の味覚も味わっちゃいます♪

 

 

夏からやりたかった秘密基地づくり。

でも、夏と冬って結構違う。

夏には背の高い草がたくさんあって、基地を作る場所がうまく見つからなかった。

蚊がとても多くて、とても止まって作業していられなかった。

子ども達はそんなことに気づき、冬に秘密基地づくりをすることにしました。

教えなくても、全身で季節を感じているんですね。

 

問題にぶつかったら、自分達で考えて決めていく。

そうやって試行錯誤しながらつくる秘密基地は、どんなお城よりも最高の場所なんだと思います。

 

さぁ、この秘密基地はどんな進化を遂げるのか!?

子ども達のアイデアが楽しみです♪

 

QUESTはまだまだ続く!

 

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2018年12月現在、里山QUESTの参加者を募集中!

体験も大歓迎♪

詳しくはこちら↓
https://www.ecoedu.or.jp/programs/quest2018/

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【里山のかやねずみ】12/18

今年最後のかやっこの日。
この1年で更に逞しくなった子ども達は、
イチゴを求めて、どんどん傾斜を登っていく
勇気と体力が培われました!
藪に入るときは、ちゃんとヘビに注意して
パンパン!と手をたたくのも忘れてません!

今年の秋から参加のAちゃん。
1才さんですが、随分逞しくなってきました。
お兄ちゃんお姉ちゃんがしていることを
よく見ていて、必ずまねっこ。
自分からやってみたい!と思うことが
大きな力を育んでくれます。

静岡の冬はあったかいんですが、今年の冬は
さらにポカポカ。
まだ水遊びが出来ちゃうね。
お水をかけてお掃除ごっこ?
年末のお手伝いもぜひお願いします。

ほら、ポカポカなので、カナヘビさんが
間違って出てきちゃいました!
「かわいいよ」と見せてくれたAくん。
Rちゃんにとっては、憧れのお兄ちゃん。上手に捕まえて
見せてくれるんだよね。
お散歩中のおじいちゃん達にもお披露目。
グリーンクラブのおじさん達にも、いつもお世話になっていて、
地域の方との、こんな交流ができるのも
今の時代にはとても貴重な体験になっているかもしれません。

 

「ちゃいさん~!見て~!」とNちゃん。
ちょっと足場を作ってあげたら、上手に木登りできました!
いつも飄々となんでもこなすNちゃんなんですが、
実は怖がりで。
急斜面や、高いところは苦手だったんですが。
木登りしている大きい子に、ずっと憧れてたんでしょうね。
今日は自分からやってみたい!とチャレンジ!
登れた時は、物凄く嬉しそうで。
いつも楽しみにしている絵本の時間も今日はお休み。
ずっと木の上を楽しんでいました。

毎日の小さなことの積み重ねが、
新しいことにチャレンジする心を育ててくれている。
子ども達がいつも教えてくれることの一つです。

今年最後のかやっこも、こんなに沢山の親子さんが来てくれました。
年齢も、さまざまな親子さんが集ってくださるからこそ
お母さんも、子ども達も沢山の経験と学びを
深めていくことができるのだと思います。
来年も、沢山の親子に、この貴重な時間を満喫してほしいなあ。
年明け、元気な笑顔をまたいっぱい見せに来てくださいね!
良いお年を!

<今日の絵本>
どこがながいかわかる?
ねむいねむいねずみのクリスマス
にんじんダイコンごぼう

里山のかやねずみ:大野

【里山のかやねずみ】1月の集合場所

1月の里山のかやねずみ、集合場所は

8.10.15.17.22日……遊木の森遊木の森はらっぱ部
24.29.31日……リンゴ園

お楽しみ日は15日、予備日22日になります。
今回は、お山の焼き芋大会! お山の材料で焚き火をしてみましょう!

また、今年は暖冬で、お山の池にまだ氷が張っていませんが
氷が張った場合、集合場所が変更になることも。
その場合、このホームページ、当日のカーブミラーでお知らせしますので
ご確認をお願いします。

本年中は、かやっこに沢山ご参加いただきありがとうございました。
来年もより、充実した親子時間を提供できますように、スタッフ一同頑張ります。
良いお年をお迎えください。

里山のかやねずみ:大野

【報告】里山adventure~11月‐里山ワールド出現!~

毎週金曜日の放課後、里山ならではの遊びを繰り出す仲間たちが集まってきます。

季節や天気を考えて、楽しい遊びをみんなで試行錯誤しながら創ります。

 

11月は…

 

「ジャック・オー・ランタン!」「肝試しやりたい!」

おどかすチームと体験するチームに分かれました。

 

体験チームは竹のランタン作成の続き。

竹を足で挟み、キリで穴を開けていきます。

おどかしチームは、落とし穴を掘って、見つからないよう穴を隠していきます。

 

他にも蔓を道の左右に張ったり、水風船を道に埋めたり。などなど。

 

これらは、過去に先輩達がやってきたこと!

そしてまた、下の世代へこれまでの里山遊び体験が継承されています。

ランタンに火を灯して肝試し。

雰囲気はばっちり。しかし足元は明るくない!

足元を照らすにはどうしたら良いのでしょう?

 

おどかしチームのランタンを道しるべとして飾って置くアイデアが素敵でした。

いくつかの仕掛けがありましたが、うまく引っかかることならず。

それでも、それぞれのチームが秋の夜長を楽しみました。

日暮れが早い季節をうまく利用した遊びだね!

 

雨の日は…

「紅白歌合戦やりたい!」

里山adventureらしい歌合戦にしようと提案しました。

楽器、ステージ衣装、舞台芸術など、オリジナルアイデア表現に加点ポイント。

女子チーム、男子チーム。それぞれペアで演出を工夫します。

 

歌合戦に抵抗があってなかなか取り組まないチームがありました。

数珠玉飛ばしを夢中にやっています。

そのひとりが、石を両手に持って打ち付けたりこすり出したりして、音を生み出しています。

そう、歌わなくたっていいんです。

竹の棒で一斗缶を打ち始め、二人でセッションしました。

 

ステージ設営は、ノコギリの出番。

ステージ映えのため、竹筒に竹の枝を生ける!いいね~~。

 

山から駐車場へ大移動のステージ

 

川向こうのグラウンドの照明利用(借景)とは、考えたね。

オリジナルソングは、大盛り上がり。

 

竹の枝で水たまりを掻いて音を生み出したり、草木で着飾ってくれました。

チームごと短い時間の中にも工夫が見られ、審査は難航しましたよ。

♪ジャカジャカジャカ…ジャン!♪紅白歌合戦、赤組の優勝でした。

里山adventure流 肝試し

里山adventure流 紅白歌合戦 のお次は?

 

「里山ディズニー!」

竹滑り台チームとおんぼろコースターチームの2チームに分かれました。

竹チームは、先週の反省から竹滑り台に取りかかりました。

 

コースターチームは一輪車を使い、安全確保のため紐のシートベルトをつけました。

そして、もっと楽しくするために、コースの距離を延長!

ディズニーランドのおもてなし魂も忘れず(!)メンバーそれぞれに役割を決めたのです。

スタートのアナウンス「それでは良い旅を〜」。

警備係をも配置。

「周りの皆様の迷惑にならないように・・・」など注意事項を伝え、自分たちのアトラクションを完成させていました。

傾斜のある坂道を一輪車で下ります。

ときには凸凹にはまり、ジャンプしたり傾いたり。

子どもたちはスリルある、このコースターを「何度でもやりたい〜」と夢中になりました。

 

竹滑り台チームは、自分たちのアトラクションの不充分さを反省し、「おんぼろコースターがすごく楽しかった。私たちもお客さんを楽しませるように見習いたい。」と正直に感想を話してくれました。

 

 自分たちチームの工夫と協力で、みんなが大喜び!大成功の笑顔です♪

普段、「楽しませてくれるもの」に私たちは囲まれています。

 テレビの前に座っていれば…

 遊園地に行って入場料を支払えば…

でも、ここでは受け身ではいられません。

自分たちで創り出す楽しみを存分に味わう!

子どもたちの内側に、何かうごめくものを感じます。

 

 

経営者インタビュー Vol.1 宮﨑涼太氏【株式会社アクア】

2018/12/24
経営者インタビュー vol.1
宮﨑涼太氏

株式会社アクア 代表取締役
https://www.aquasol.co.jp

人材キーワード
自立/できないをできるに変える力

3歳の息子さんがいらっしゃるからこそ、
エコエデュのやっていることが
視界に飛び込んでくると言って下さいました。

ありがとうございました!
#経営者インタビュー
#エコエデュ
http://www.ecoedu.or.jp

インタビュアー:山本由加

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経営者インタビューは
経営責任を負うお立場の方に
一緒に働きたい人物像
未来を創る人物像について
お聞きしています。
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【里山のかやねずみ】12/13

すっかり冬らしくなった森の中。
子ども達の顔くらい大きな落ち葉がいっぱい!
「いないいない。ばあっ」
「おばけだぞ~」
いろんな形、いろんな色。面白いね~。

落ち葉がたくさんだけど、あれ?
どんぐりどこいった??
落ち葉を掻き分け出てきたのはヒノキボール。
今度は、ヒノキボールが、子ども達の宝物に。
小さな籠いっぱいに拾い集めていました。

「一本橋渡れ~♪さあ渡れ♪」
ここに来ると、必ずこれをやらないとね。
楽しそうな子ども達の姿に、
ママも笑顔でいいお顔❤

今の時期の森は子ども達にとっては、
ごちそう探しの森でもあります。
座り込んで見渡せば、フユイチゴだらけ。
探してどんどん登って行って、
あんなとこまで行っちゃった!

  

 葉っぱで包んだ石ころ。
大事そうに運んでいたMちゃん。
なんでも宝物になるね。

「まもなく発車しまーす!」
お母さんもお客さんになって、
丸太の電車が出発です。

「いらっしゃいませ~」
おにいちゃん、お姉ちゃんがやってたからね。
居なくなった隙に、私もやってみる!
ちょっと大きい子のことを
ホントによ~く見てるよね。

ようやく寒くなってきましたが
「山を歩くと、すぐに体ってぽかぽか
してくるんですね」とは、参加者のお母さん談。
ホントにそうなんです。
アップダウンがあるから、そんなに歩いてなくても
身体がポカポカ。
見通しが良くなるので、もっと先まで
探険したくなる!
今、なんと、1才さん達がトップをきって
歩いてくれてるんです。
「寒いから~」と
お家にこもってるなんて、もったいない!
みんなで、森にでかけましょう!

<今日の絵本>
かくれんぼ かくれんぼ
くまとりすのおやつ
ぐるりんラグりん

里山のかやねずみ:大野

【報告】里山しごと体験講座2018 第2弾『草や木で布を染めてみよう!』

「里山しごと」のテーマは「元(原材料や過程)」を知ること。
第2弾の「草や木で布を染めてみよう!」では、遊木の森で見つけた花・葉・実などを煮出して作った染め液にハンカチを浸して染め付け、媒染して水洗い、天日に干して完成まで、昔ながらの染色を体験します。
私が好きな色の「元」は何だろう?

2家族で班を作り、先ずは材料集めに出発。

 「きれいな葉っぱだね」

 「これで染まるかな?」

 「どんな色になるのかな?」

 「これも入れてみようか?」

   

駆除も兼ねて、やっかいな外来種「ワルナスビ」を集めてくれた班もありました。ありがとうございます。

集めた材料をなるべく細かくちぎって網袋に入れ15分ほど煮出すと、色が水の中に出てきました。

「きれいな色になったね」

「だんだん濃くなってゆくね」

  

さらに絞りを入れたハンカチを染め液に入れて、むらなく染まるように動かし続けます。

 「ハンカチの色が変わってきた!」

続いて十分に染めたハンカチをみょうばんで作った媒染液に浸して色を定着させます。

 「少しあざやかになった」

 「ちょっと色が変わったね」

媒染が終わったら、よく水洗いして絞り糸をほどき、天日に干して乾いたら完成!

 「きれいに染まったね」

 「思った色とちょっと少し違ったね」

 「面白い絞り模様だね」

自分たちで集めた材料で染め液を作り、絞りを入れて染めたら、私だけの「オリジナル・ハンカチ」のできあがり!

 

草や木で布が染まることを体験してくれた参加者たち。
これから、自分の好きな色の「元」が何だろうと思いをはせてくれたら嬉しいです!