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【里山のかやねずみ】11/8

11月に入り、ようやく秋が深まってきたようです。
遊木の森では、落ち葉が沢山積り始めました。
早速、手に取って、ひらいらさせたり、
くしゃくしゃと落ち葉の感触を楽しんでいました。

いつも来ている子ども達には
お気に入りの切り株が。
お散歩が始まったばかりだけど
やっぱり、おままごとごっこが
始まりました。

伐開地の子ども達だけが通れるトンネル滑り台。
おうちでも、「すべりだいやる!」と張り切って
いたMちゃんのような子もいれば、
今日、初めて見た子もいたのですが、
友達の力って、凄いですね。
先に進んでくれるお友達がいると、
その後に続いて、チャレンジ!

ここのお店屋さんごっこも、
子ども達のお気に入り。
今日は、大きい子がいなかったからか
小さい子が、おんなじように、お店屋さんごっこを
楽しんでいました。

 

ドングリや、葉っぱが、お金や品物になって
小さくても、一人前の店員さんみたい。
Mちゃんは、この頃おしゃべりも上手になって、
自分からどんどん遊びを見つけていて、
ホントに楽しそう♥

Aちゃんは、自分より小さい子が大好き!
お世話がしたくって、色々かまってくれます。
それまで、甘えん坊だったAちゃんの
お姉ちゃんになってみたい気持ちが
とっても微笑ましく、成長も感じました。
これからもよろしくね。

先日、ここに橋を作ったR くん。
ふと、思い出したようで、
「橋、なくなっちゃったね。」
というと、がんばってまた、
もう一度作り始めました。
楽しかったんだよね。

Fくんは、それまで、ママから離れずに
遊んでいることが多かったのに、
この日は、お友達と一緒に遊ぶことが楽しくて
ずっと、同じことを一緒に楽しんでいました。
一緒に遊んでいてくれたR くん。
ついてくるFくんに、ちゃんとお兄ちゃんとして、
付き合ってくれているのが、
お兄ちゃんになったあ。と嬉しくなりました。

寒くなってくるこの時期ですが、
子ども達が、おおきな成長を見せてくれる
時期でもあります。
静岡の冬は、朝寒くても、お昼はポカポカ。
子ども達の成長ぶりを
ぜひ、見せに来てくださいね。

<今日の絵本>
ミミズのふしぎ
いろんなむしあつめたよ
とんとんとん

里山のかやねずみ:大野

【報告】里山adventure ~10月-食欲の秋~

10月になりました。

スタッフがおやつに用意したゆで栗をいただきます。

食欲の秋の始まりです。美味しい〜!

渋皮のギリギリまでほじくり出して完食。

すると今日は、

「栗を使った調理をしたい、火起こしする」と意見が出る。

司会者が全員に意見を聞き、全員で栗拾いへ行くことになりました。

りんご園の駐車場に栗の木発見。栗の実は、手では全く届かない高い位置です。

石で落とそうとする!らちが明かない。

 

「他に栗の木は無かったかな?昨年大きな栗をどこかで拾ったよね?思い出して。」

「そうだ!」

山道途中の小屋周辺に到着すると、イガの中身はすでに持ち去られています。

そんな中、みんながちらほら見つけ出しました。

ぷっくり丸くて大きな栗が見つかると、みんなも負けじとモチベーションも上がる!

台風で倒れていた栗の木がありました。

横になった枝を揺すと…。落ちたかな?

小5女子がみんなに「何個拾った?」と聞いて、拾っていない子の確認。

なんとか全員に拾わせようと考えます。さすが5年生!

 

柿も発見!赤くない柿は、「うえっ」という顔になるほど、えぐい。。

事務所に帰って早速ゆでます。

ゆでた栗をみんなで分けて試食。ゆで栗は美味しい♪

しかし…中身のない栗をゆでて切ったら白いスープが出てきた。

これも、えぐかった!これはなぜ?

新発見の多かった1日でした。

——————

次の週は先週できなかった火起こしに挑戦!

台所にあったお餅を見つけて、「火起こし未経験者がいるから教えてあげたい!」「餅を焼きたい!」

 

「時間内に材を集めて、指定時間までに熾火完了、焼いて撤収、18時ふりかえりが出来る?」と投げかけ、チャレンジ!
子どもたちが班を決めてバケツ火起こしのスタートです。


いつものように裏の竹林に駆け上がり、薪を集めてきます。


燃えやすいように協力して薪をカット。

マッチの使い方を伝授!

全員がやりたいことをやるときは、行動力が一味違う!
準備から素早く取り掛かります。

目標の時間内に熾火が間に合いそうにないとなると、

考えて「片付けを今やるので焼く時間を延ばしたい」とスタッフに提案がありました。

低学年の子が率先して掃除をしてくれています。


燃え残りを埋める穴も餅を焼いている間に掘ります。

自分たちで、ピッと気がつき行動ができて素晴らしいです。


きつね色にぷっくり美味しく焼けました。

(時間内に焼けなかったチームは生焼けを持ち帰り。)

約束通り、全ての班がスムーズに撤収できました!


ふりかえりは、各自シートに書かれた気づきをそのまま発表します。

お互いにコメントし合い、共有がしっかりできて良い回となりました。

少しずつ時間管理も出来るようになってきたかな?
準備片付けをビシッと時間内に終わらせて、遊ぶときは夢中になって遊ぶ!
これからもadventureで夢中力を鍛えていきましょう!

【報告】里山de遊び隊 8/26「竹と水を使って遊んじゃおう!」

夏休み最後の日曜日で、家族旅行で出かけた子が多かったようで休みが多かったようです。
朝のセレモニー後、まず田んぼに移動し、稲の成長を観察。
先月よりも成長 しているのを確認しました。
 
その後流しソーメン用の竹の樋作りを皆で行います。
  
昼の時間まで水鉄砲の準備をする。
昼食は流しソーメン、ミニトマト、皆が持ってきてくれたゼリー、ソーセージ、 など色々なものを流し楽しみました。
  

午後は水鉄砲作り、布、スポンジをタコ糸で結ぶのがなかなか大変だったようでした。
  
スッタフの協力も経て完成。 
完成後水かけ合戦がまた楽しそうでした。 

事故、怪我もなく、気象予報では36℃で心配していた熱中症になる子もいませんでした。無事終了することができました。

【報告】10/27「森を知り、森とかかわる基礎講座」第5回

第4回では、遊木の森を例に、
グランドマップを作成しました。

これまでの講座をふまえ、
なるほど!いいね!おもしろい!と思える案を
1人1人が出してくださって、
とても興味深かったです。

そして第5回は、
エコエデュ事務所裏の「エコエデュの森」を例に、
グランドマップの見直しをしました。

講師は、プレ講座に引き続き、
森ラボの鈴木礼さんです。

 

ちなみに、これは昨年度
初めてみんなでつくったグランドマップです。


1年たって、講座の最終回になって見ると
ツッコミどころ満載ですが、
その時は、形になっただけでもすごくうれしかったものです。


これはプレ講座のときに見つかった樹木を
マップに落とした図。

竹林を整備して明るくなったことで、
こんなにたくさんの樹木が芽生えてきました。

 

 

エコエデュの森がめざすのは、
「創造的な遊びの森」

そのために、
竹はどこを残して、どこをきるか?
芽生えてきた木をどう育てるか?

 

まずは現場を確認して、
 

意見を出し合います。

 

バージョンアップしたグランドマップがこちら。

だいぶ進化しました!

 

6日間にわたった講座シリーズでは、
日々、地域で森と向きあい、
仕事として、またボランティアとして、
関わっている人達が集まってくださいました。

1人1人が森を知り、
未来の課題について真剣に語りあい、
アイデアを出し合えるって、

やっぱり楽しいっ!!

ということを、実感できた日々でした。

 

ご参加くださった皆さま、ご協力くださった皆さま、
ありがとうございました。
今後もご参画のほど、よろしくお願いいたします。

 

なおグランドマップは、ボランティアで関わってくださっている
丹澤晋二さんがイラストレーターでまとめてくださいました。

協力:株式会社かんぽ生命保険

【報告】10/14・21「森を知り、森とかかわる基礎講座」第3~4回

第3回、4回も小南陽亮先生にお越しいただいての講座です。

森と人がうまくバランスを取って生きていた時代から、
ほとんど人の手が入らなくなって、
実は、まだ60年。

長~い歴史から考えると、
ほんのわずかな月日で、
日本の森の姿は劇的に変化しています。

森はこれから、
今までの歴史では経験したことのない
推移をたどることになるだろう、
とのお話を聞くと、不安になりますが、

その森、その地域ごとに、
課題を出し、解決策を模索していくしかないのです。

 

第4回では、実際に遊木の森を歩きました。
暗い森と明るい森。
少し離れただけで、植生がだいぶ違います。
  

 

部屋に戻ってから、小南先生の観測データを見せていただき、
2つのポイントのジオラマをみんなで創りました。

緑が常緑広葉樹、赤が落葉広葉樹。
こう見ると、違いは一目瞭然!!

ここから森の履歴が読み取れるというのが、興味深いです。

航空写真からも、
過去の利用の痕跡を確認することができます。
 

今後、この森はどのように推移するのか。
保全や管理はどうしていこうか。
いまの森や樹木を見れば、未来へのヒントがたくさん見えるのですね。

【12/21】森づくりミーティング ~未来世代につなげる新たな森・人・地域づくり~

森づくりは人づくり、そして地域づくり。

森林は新しいライフスタイルを生み出し、地域産業を広げ、
また幼少期の教育の場としても注目されています。
講師による県内外の先進事例や研究から森林活用の可能性が広がる、
ヒント満載のミーティングです。

※申込み受付延長しています。※
【参加申込は終了しました】

【 主 催 】静岡県/公益財団法人静岡県グリーンバンク

 

エコエデュは、受託者として森づくりミーティングを
運営しています。

● 講師紹介
● 当日概要・申込方法
● タイムスケジュール
● 表彰者一覧
● 事例発表者一覧

   


***********************
● 講師紹介

基調講演:
常葉大学名誉教授 百合草 禎二

『 森と自然を活用した保育・幼児教育 』

ご略歴
東北大学大学院教育学研究科卒
常葉学園短期大学にて保育専攻科を創設
富士常葉大学にて保育学部を創設
2018年 常葉大学名誉教授就任

ドイツにおける森のようちえんを研究


情報提供:
(公社)国土緑化推進機構
専務理事 
沖 修司 氏 (前林野庁長官)
『 森林空間の新たな総合利用 』

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● 当日概要

■ 日 時 平成30年12月21日(金)
      午前の部 10:00~12:00
      午後の部 13:00~16:00
■ 会 場 静岡県産業経済会館 3階 大会議室
        静岡市葵区追手町44-1 ※  JR静岡駅から徒歩13分

■ 参加費     無料
■ 主 催      静岡県/公益財団法人静岡県グリーンバンク
■ 運営・申込先   特定非営利活動法人しずおか環境教育研究会【エコエデュ】
■ お問合せ     静岡県くらし・環境部環境局 環境ふれあい課 
         電話:054-221-2664


■ お申し込み方法
メールまたはFAXにて、下記の事項をお送りください。
【12/10(月)締切】引き続きお申込み募集中です。
【参加申込は終了しました】

メール:e-info★ecoedu.or.jp
 
★を@に変えてお送りください。
  ※ メール題名に『森づくりミーティング』とご記入ください。
FAX:054-263-2867

 【記入事項】
  ①氏名(フリガナ)
  ②ご所属
  ③役職
  ④参加プログラム(全日・午前のみ・午後のみ、のいずれか)
  ⑤お電話番号
  ⑥FAX番号(あれば)
  ⑦e-mail

※記載いただいた個人情報は、森づくりミーティングの運営にのみ使用します。
※自然体験活動・森づくり・地域おこしの実践を紹介するパンフレットや
 チラシなどをお持ちの方はぜひ会場にお持ちください。

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● タイムスケジュール

午前の部 ※9:30開場

10:00~ 開会
10:10~ 情報提供『 森林空間の新たな総合利用 』 
 講師・(公社)国土緑化推進機構 専務理事(前 林野庁長官) 沖 修司 氏
10:50~ 表彰式 
 静岡森づくり大賞/森の名手・名人/しずおか未来の森サポーター企業
12:00~ 休憩

午後の部

13:00~ 講演会『 森と自然を活用した保育・幼児教育 』
 講師・常葉大学名誉教授 百合草 禎二 氏
14:00~ 県内の幼児体験活動・事例紹介
 紹介者:常葉大学短期大学部保育科 准教授 遠藤 知里 氏 ほか
15:30~ 県内外の森林空間利用・先進事例集紹介
 紹介者:(公財) 静岡県グリーンバンク/ 静岡県
16:00  閉会

***********************
● 表彰者一覧(敬称略)

【静岡森づくり大賞】
 
  知事褒賞
  ・森を育むひと部門
    長島 進
    清水森林組合
  ・森を愛するひと部門  
    川村 弘志
    加藤 馨

  公益財団法人静岡県グリーンバンク 理事長賞
  ・森を愛するひと部門
    西伊豆古道再生プロジェクト
    小山町山地強靭化総合対策協議会

【森の名手・名人】
 
  認定部門 生業等 受賞者
  ・加工
    建築大工  岡山  実夫
    漆器製造  安藤  嘉津夫
    漆器製造  村越  英煕
  ・森づくり
    林業  中澤  惠市郎
  ・森の恵み
    しいたけ栽培  福室  勝義

【しずおか未来の森サポーター企業】
 
  知事表彰(活動実績10年経過)
   ヤマハ㈱
   本田技研工業㈱
   東芝キヤリア㈱
   朝日住宅㈱
   NTN㈱磐田製作所
   静岡トヨペット㈱

  知事褒賞(活動実績5年経過)
   プラントイジャパン㈱
   テイ・エステック㈱ 浜松工場
   イオンリテール㈱東海カンパニー静岡事業部
   ㈱ブリヂストン
   静岡巽ライオンズクラブ
   ㈱静岡銀行
   静岡県西部森づくりCSR協働推進協議会

・同時開催・
静岡森づくり大賞/森の名手・名人/
しずおか未来の森サポーター企業 表彰式

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● 県内の幼児自然体験活動 事例発表者(予定)

学識経験者

静岡市
常葉大学短期大学部 保育科 准教授 遠藤知里先生
https://www.tokoha-jc.ac.jp/childcare/staff/#0a8d2eda

東部

沼津市
里山保育こまめ 代表 勝又  純子さん
https://www.satoyama-komame.com/

沼津市
(株)日産クリエイティブサービス
(愛鷹広域公園管理事務所) 加藤  典良さん
https://www.nicspark.com/ashitaka/

中部

静岡市
野外保育ゆたか 代表 京井  麻由さん
http://yhyutaka.com/

静岡市
認定NPO法人しずおか環境教育研究会(エコエデュ)
事業スタッフ 原田  恵さん
https://www.ecoedu.or.jp/

西部

掛川市
NPO法人時ノ寿の森クラブ 事業主任 筒井  英之さん
http://tokinosunomori.com/index.html

浜松市
(一社)フォレメンテあかまつ(県立森林公園)
チーフインタープリター 奥田  裕介さん
http://kenritsu-shinrinkouen.jp/

浜松市
(株)ヤタロー(県立森林公園森の家)菊池  真実さん
https://morinoie.biz/

 

※ 当日、下記の書籍の販売をいたします。
  

【里山のかやねずみ】11/6

朝から見事に天気予報が外れて、久しぶりの雨模様。
はらっぱ部から、急遽変更して、グリーンクラブさんを
目指すことにしました。
かやっこに、いっぱい来てくれてる親子さんは、
雨の日も当たり前のように来てくれて
かえって、雨だからこその遊びを
上手に見つけてくれます。

ほら、雨水が集まって川になってる。
どこから来てるかなあ?

いつもは車を停めている場所だって、森の中。
よく見ると、フユイチゴがしっかり実をつけていました。
集めては、妹にあげてくれてたYちゃん。偉いねえ。

 

Kちゃんが見つめる先には、堆積層の間にある
粘土の塊、粘土層。
雨にぬれて、陶芸用の粘土のように柔らか。
手に塗ると、手形ができました。
このあとも、Kちゃんの創作意欲が刺激されたようで
棒をさしてみたり、葉っぱをくっけたり。
いろんなことが出来たね。

 

ウラジロは、羽みたいな葉っぱが大人気!
茎の部分を使って、ピョン!と跳ねる
「ウラジロバッタ」も作ってみました。
なかなかコツがいるんだけど、出来たかな?

 

飛行機が大好きなKくん。
魔法使いではなく、棒の飛行機に乗って
雨の中でも飛んでおります。

止まない雨の中。どうして水遊び??
と、大人は思ってしまいますが。
やっぱり、好きなんだよね~。
寒くなくってよかったね。
ほら、洗濯ごっこして、干してるの。
と、見せてくれたSちゃん。
やめなさい、と止めないで、
ちょっと冷たくなってない?
と、気を付けながらさせてくれたママ達に
感謝だね。

雨だからこそ、思いっきり出来る遊び。
それは、泥んこ遊び!
もう、この楽しそうな顔!
嬉々として遊んでいる姿をみると
こっちも勝手に笑顔になってしまいます。

 
雨の日は、お洗濯物が増えちゃうけど。
こんな遊び方、大きくなったら出来なくなっちゃうもんね。
夢中になって遊ぶ子ども時代。
それを過ごせる子ども達と一緒に体験できるお母さん。
スタッフみんなも一番幸せだった、育児の時間だったんです。
こんな貴重な時間は、今しかない。
たっぷり、じっくり味わってね。

<今日の絵本>
だるまちゃんとてんぐちゃん
かお

里山のかやねずみ:大野

12/1(土)運営中間報告会&大交流会開催します!

エコエデュでは年2回、
報告と今後についてのミーティングを開催しています。

5月の総会は、運営の意思決定をするもので
会員しか参加できませんが、
12月の運営中間報告会は、会員外の方にも
オープンにしています。

エコエデュの運営に触れられるこの機会に
ご興味のある方、お気軽にご参加ください!

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【運営中間報告会】
日時:12/1(土)13:30~16:00
場所:エコエデュ事務所
内容:
・2018年度の中間報告
・2019年度事業計画

【大交流会「燻製&ケモノ肉BBQ」】
日時:12/1(土)16:30~19:00頃
   ※16:00~準備をします。
    準備と片づけ、お手伝いいただけると嬉しいです。
場所:エコエデュ事務所庭

ご参加の方は、
e-info★ecoedu.or.jp(★を@に変えてください)にて
ご連絡ください。11/27〆切です。