エコエデュ のすべての投稿

【報告】里山adventure ~6月-年間計画を立てる!~

6月4週。さあ、年間計画です。

ベテラン4、5年生に早めに来てもらい、事前打合せで今日の進め方を決めます。

今年のチャレンジは、「自分たちで決める」ということ。

ポイントは、
・フィールドを探検してわかったこと(地図)を活かすこと。
・みんなの意見を聞くこと。
・みんなが納得すること。

みんなでどうやったらうまく計画を立てられるかな?

家で作戦を考えてきてくれた子もいます。

「一人ずつやりたいことを聞いていったらいいんじゃない?」

「聞いたらそれはいつがいいか、計画に入れてくのは?」

 

1年間、どんな遊びをやっていくか、みんなの意見を取り入れて自分たちで決めよう!

司会進行も、書記も、自分たちで。

計画決めは、打合せのようにスムーズにいかないものの、季節ごとにやりたいことを出し大まかに決めました。

詳細はその都度決めていくことに。

雨のときの内容もざっくりと出ました。(さすが!)

2か月にわたりフィールド探検を行い、adventureのみんなの地図が完成。

「あの場所であんなことができる!こんなことやりたい!」が地図と共にみんなの頭の中にもinputされたことでしょう。

それが年間計画となり、これから計画を具現化していきます。

 

最初は、イカダ作り!

ハサミ・ロープは使いません。山のもので調達し、どんないかだができるでしょう?
まずは作戦会議。

「いかだってどうやって作るんだろう?」

「竹1本で1kg載せられるんだよ」

「えー、じゃあ人間が乗るには何本の竹がいるの?」

みんなのイメージしているイカダは果たして同じものなのか。

絵をかきつつ、イメージを共有していきます。

まずはイカダを竹何本で作るか。

話し合いの結果、12本で作るチームと4本で作るチームに分かれました。…が、竹を運ぶ作業はみんなで!

運んだあとは竹を必要な分だけ切っていきます。リーダーの指示が早ければ協力も早い!

一方でイカダを結ぶためのツルも採集しなければなりません。

さらにそのままでは葉っぱもついてくるので結びやすいように整えます。

それでも竹を結ぶのはなかなか大変なようで・・・

一部だけ結んで片付けの時間がやって参りました。

7月も引き続きイカダづくりを進めていきます。

完成できるかな?果たして何人乗れるのかな?どんな冒険ができるかな?

みんなの「やりたいがカタチに」なっていくのがとっても楽しみです♪

 

 

 

【報告】里山adventure ~6月-地図完成!~

6月はじめ。

新メンバーと体験のかたがいるので、簡単な自己紹介とアドベンチャーの紹介からはじまりました。
今回は、先週から待望のクワの実ジャム作り♪
2班に分かれてジャム作りで味比べとなりました。

みんなやる気満々です!競うようにクワの実採取に向かいます。

クワの木がどこにあるか知り尽くしているので、あらかた採取すると次々と移動していき、袋も重くなっていきました。

あれ!?作ったことのある子が何人かいるけれど、両チームともしっかり覚えていないようです。どちらも試行錯誤しています。

Aチームは、砂糖をごく少なく、ほとんど煮詰めない「クワジュース」仕上がり。

Bチームは、砂糖とクワを全部まぜて揉むところから始まり、よい火加減で煮詰めていました。途中まで調子が良かったけれど、煮詰めすぎて「クワ水あめ」になりつつありました。

 

スタッフとお父さんが審査員です。

クラッカーに載せ、お母さん方にも試食していただきました。 審査員の好みで結果は分かれました。

今回は、率先して片づけも行われ素晴らしかったです。低学年の男子がテキパキと動いていて感心しました。
やりたいこと&やることが分かっていると、出発も帰宅も何事においても行動が早い!

毎回このようにいきたいものです。

 

6月2周目では再び地図を開いてイモリーランドを目指しました。

 

イモリ、カニ、ヤゴ、オタマジャクシなど生き物を見つけ、つかまえます。ベテラン勢はどろんこになるのも厭いません!

気がついたらこんなに・・・!

6月3週。今回でフィールド探険は最終回。そして地図の完成です。

要望がありながら先送りになっていた、「平澤寺」へ、山越えコースで向かいます。
ルートを分かっている子もいますが、ちょっと自信がない様子。

「ここどうなってるの?」
「わあ〜!洞窟みたい! 」

切り通しの髙くて狭い砂利のたくさん入った壁の隙間を通り抜けます。ひんやり。

 

いくつかのアクシデントを乗り越えて、お寺に到着。

お参りしたあとは、境内の散策です。

木に大きなコブがある。「何だろう?」

「この果物食べられる?」

「桃の香りがするよ。」

木からぽとぽと落ちていた果実をちょっとかじってみます。
すっぱい、ざらざらする、皮のところは甘い、ずっと舐めていると甘くなる。

みんなから、いろんな感想が出てきました。

帰りは吉田川に沿って歩きます。
「あそこにいるよ!」

カニ、さかな、クモ、バッタ ・・目が良い!どんどん見つけます。
マメヅタをプチっと折って鳴らしました。
「この植物の名前?」

「いい音が鳴るね〜ピッタリな名前をつけてあげよう!」

「プチプチはっぱ」

「〇〇×◆*%※」

いつのまにか素敵な花束を作っていた男子2名。お母さんにあげるそうです。

 
今回のadventureでは、これまで最長距離を歩きました。

発見がたくさんあった分、付箋もたくさん貼られて、ひとまず地図の完成です!

 

6月4週は、この地図を元に年間計画を立てます。

いつ、どこに行ったら、どんなことができそうか、想像力を膨らませて。

【報告】わんぱく里山 5/20 「もみまきと柏餅作り、 岡部の里めぐり」

楽しいジョークから始まり、和やかに出会いの会が始まりました。

まず始めは、米作りのスタートとして、一人ずつ籾を蒔きました。小さな籾を手に乗せ観察し、木箱へぱらぱら。
 
野菜の植え付けは、きゅうり、トマト、なす、ピーマン、西瓜をグループごと植えました。

野菜嫌い、きゅうりは好きと、個々の思いはそれぞれでしたが、実がなってからの子供達の顔が楽しみです。

その後、里山ウォークに出かけました。リーダーを中心に、地図や写真を頼りに迷いながらも先へ先へと歩いていました。
  
長屋門では、昔の人が使った農具を見て、戦いに使う物だと言う子もいました。

岡部の歴史について、紙芝居を見たり、お寺に行ったり、長屋門に行ったり、近所の方にお話しも聞きました。
  
今年度、2回目とは思えない程、楽しい一日となりました。
 
いよいよ来月は田植え。籾や野菜の成長を楽しみに来てくれることでしょう。

かんぽ生命保険様よりご寄付をいただきました【静岡新聞】

かんぽ生命保険様は、
2014年から「ご契約のしおり・約款」のWeb閲覧による提供を開始され、
ご利用いただいたお客さまの数に応じて、
森林の育成に取り組む環境保護団体へのご寄付をしてくださっています。

エコエデュがご寄付をいただいて、なんと4年目。
持続可能な里山整備をめざす「竹きりプロジェクト」に
主に使わせていただいています。

この日は、かんぽ生命静岡支店の支店長様より、
当団体の兼髙理事長が目録をいただいてまいりました。

社員の皆さんは、毎年、熱心に成果報告を聞いてくださっています。
温かく応援してくださる方々のためにも、
より一層成果を出していきたいと、身の引き締まる思いです。

 

(目録贈呈式の様子は、8月7日の静岡新聞朝刊に掲載いただきました)

 

 

 

【報告】里山de遊び隊 5/27 「竹を使っておいしもの!」

今回第1回目の保護者参観日。
保護者34人参加していただきました。

午前中は小刀の使い方指導で竹の箸作り。
初めて小刀を使う子が多く熱心に聞いていました。
保護者様も箸作りに参加して頂き、継続組と新規参加者(2グループ)の3グループに分かれ実施しました。
  
初めての子はなかなか上手にはできませんでしたが、小刀の使い方は理解はできたようです。
今後も何回か継続して練習していく予定です。

昼食後、恒例の読み聞かせを行いました。
午後はバームクーヘン作りで、スタッフから作り方の説明。
子どもたちとお母さんで生地作りをすしました。
    

お父さん方には巻き取る竹の節落とし、竹の油取りをしていただきました。

材料、竹が準備できたところで、4窯でバームクーヘン作りを開始。
 
生地を縫っては焼きの繰り返しをし、40~60分ぐらいかかり出来上がり。各グループごとに頂きます。
 
初めてバームクーヘン作りを体験した方も多くいたようで良い体験ができたと喜んでいました。
出来上がったバームクーヘンを見ると年輪になっているのが見れて歓声があがりました!
 

【報告】7/21里山のかやねずみ・どようび かにさんと川遊び

今年度、二回目となる週末版「里山のかやねずみ」。

今回は「どようび」の開催です。

夏の一日を森で過ごしに、たくさんの方がいらっしゃいました♪

「里山のかやねずみ にちようび」は、0~3歳のお子さんとその親子の活動です。

平日に行われている「里山のかやねずみ」の週末版。

お子さんが0~3歳のいまだからこそできる、
親子でじっくり遊び込む時間を大切にして欲しいと考えています。

 

最初は、みんなではじまりの会。

みんなで挨拶やたいそうをしていると、どこからか声が…。

見るとそこには、カニくんの姿が!

1人ぼっちになってしまったカニくんのお友だちを探しに、川へ出発です!

 

川に着いたら、まずは「しかけ」を川に入れます。

あとで、川のお友だちは入ってくれるかな…?

 

そして、待っていました川遊び!

パシャパシャ、ちゃぷちゃぷ、水遊び。

川のお友だち、色んな生き物を探したり、石を一生懸命集めたり。

1才前の子だって、一人前に楽しい水遊びです♪

  

それぞれの楽しい遊びが広がります。

みんないいおかお♪

 

お昼ご飯を食べて一休み。

この日はなんと、平日のかやっこメンバーが作った梅ジュースの差し入れも♪

素朴な味わいですが、ハマっておかわりする子も!

 

お弁当で元気をチャージしたあとは、もう一回川へ!

朝、しかけておいたしかけをみんなで力を合わせてひっぱります。

うんとこしょ、どっこいしょ!

 

中を見てみると…

 

「さかなが入ってる!」

 

なんとなんと、お魚さんと、手のひらサイズの大きなカニさんを見つけました!!

 

みんなで観察したり、ドキドキしながら触ってみたり。

ニコニコしている子、恐る恐る触ってみる子、みんなそれぞれの想いで挑戦です。

 

 

1人ぼっちだったカニくんも、たくさんのお友だちに出会えたね♪

 

たくさん遊んで、最後は川のお友だちとさようなら。

カニくん、おさかなさん、元気におうちに帰ってね。また遊ぼうね!

 

そして、お母さんお父さん同士で今日の感想を話しあって、今日はおしまいです。

 

最後にちょっと、お母さん・お父さんからの感想をご紹介♪

「子どもが楽しそうで、私も楽しくなりました」

「母自身も初めての体験ができました」

「日々の生活に追われてしまうけれど、今日はゆっくり自然に触れあえました」

「私もリフレッシュできました」

 

みなさん、楽しんでくださったようで嬉しい限りです!

お子さんと同じくらい、お母さん・お父さんも「いいおかお」してましたね(^^)

 

 

次回は10月7日(日)に開催予定。

今度は、秋の森を楽しみに来てくださいね。

 

********************

 

「里山のかやねずみ にちようび」は、親子でじっくり、しぜんあそびを楽しめる場。

お子さん一人ひとりの育ちや気づきを大切に、お子さんに寄り添うことを大切にしています。

だから、決まったプログラムはありません。

子どもたちの発見や気づきから、遊びはどんどん無限大に広がっていきます。

今だからできる、親子一緒にじっくり、ゆったり遊ぶ時間。

週末、里山でお待ちしています!

【報告】わんぱく里山 4/15「友達との出会いと竹の子ほり」

いよいよ4月、今年度のわんぱく里山が始まります。
が、早朝から風雨が強く、筍掘りは中止となりました。
本日は雨プログラムです。

 

午前中は、事前に用意した筍の観察と仲間集めや自己紹介カード等のアイスブレイク。
 
午後は、ヨモギ団子作り。白玉粉に水を足し、こね 、ヨモギを入れ、こね、丸めて、茹でる。
  
できあがったヨモギ団子と筍を頬張り、食べ終わった後、活動の振り返り。

 

筍を観察した気づきや驚き等、発表し合う。
子ども達の観察力には驚かされる。
来月は籾まき。いよいよ米作りの始まりです。

【報告】わんぱく題楽 4/15「わんぱく題楽開校式! ~種は命のカプセル!初種まき~」

今年度のわんぱく題楽、始まりました。
…が、開講日、雨で事務所集合。

室内で開校式を行い、2017年度の活動をスライドショーで報告しました。前年度参加の保護者様にも見ていただき、所々で笑いが出たり、うなづく場面もありました。わんぱく題楽で大切にしていることが伝わる良い機会となりました。

雨上がりでフィールドへ。
  
田んぼにの水辺にたくさんの生き物もがいて、思わぬプレゼントに子ども達が大喜び。

野草はおやつに食べ、毎年事始めの、枝豆&とうもろこしの種まきも無事にできました。
 
今年一年も素晴らしい発見が出来るよう、学んでいきましょうね!

【報告】里山de遊び隊 4/22 「春が顔を出しているぞ~!」

今年度第一回の里隊は、継続組が16人、新規26人でスタートしました。
スタッフ紹介から始まり、里隊のお約束の注意事項を確認。

午前中は竹の子堀で、まずクワの使い方を指導しました。

今年は竹の子が豊作でたくさん見つけ、全員が掘る頃ができました。
   
掘った竹の子をスタッフが茹でました。

午後は里山ハイク。珍しいギンリョウソウなど見つけることができ、鳥の鳴き声も多く聞くことができました。

1年生、2年生が多かったので落伍者がいるか心配でしたが、皆んな元気で完歩でき、改めて子どもの元気さに驚かされました。
最後は茹でた竹の子を配り、解散。
今年の里隊も楽しい一年になると良いですね!

 

 

【報告】里山やっほ 7月

先月に引き続き、7月も天候には恵まれず2回のみの開催となってしまいました…
それでもその2回は楽しい楽しい川遊び!

川に向かう途中でも色んな遊びを発見。
モグラさんが出てきた穴を見つけ・・・
ここの土は固いかな柔らかいかな?
おそるおそるつついてみます。

倒れた木はなんだか柔らかくてツナ屋さんができる!
わあ、簡単にとれるよ!
 

水がめではモリアオガエルの卵からかえったオタマジャクシをたくさん発見!

川に到着してからは、暑くなってきているだけに子どもたちはおおはしゃぎ。
出発前に元気がなかった子もここまで来れば息を吹き返します

入るチームと入らずに遊ぶチームに分かれて遊びました。
橋の上から葉っぱを落として下の人がキャッチ!という遊びは次の週では川遊びしている人たちのタモにめがけて落とすようになりました。
  
たくさん葉っぱをタモに入れた人が勝ち!ってしたかったけど、どうやら川遊びチームは水かけっこに夢中・・・

洗濯板も水をかけるための立派な武器になります。

ここすごく深いよ!

川の上のチームも負けていません。
くっつく葉っぱを探し出し、服に着けておしゃれを楽しみます。
やっぱり女の子は飾りつけが上手!
帽子も葉っぱのいろどりが増えて素敵なデザインになってました。
帰るときには虫かごにいろいろお友達が増えたようです。

夏といえばやっぱり川!
ですが全力で遊び過ぎたのか帰りはゆっくりとしずかーに糀ヶ屋に帰りました。
川遊びの後はぐっすりねむれそうですね。

8月のやっほはお休みですが、外ではたっぷり遊んできてくださいね!
やっほからの宿題です(笑)

それではまた9月に元気な姿でみんなに会えるのを楽しみにしています!

里山やっほ:下村