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【里山のかやねずみ】7/3

今年もはや、半年が過ぎ7月に突入。
となれば、やっぱり七夕まつり!
せっかく森に遊びに来てるんだから。
かやっこでは、森の素材を使って
七夕飾り作りをします。

一口に言っても、葉っぱだって、
いろんな色、いろんな形、いろんな手触り。
飾り方だって様々。
Uちゃんは、摘んだ葉っぱを細かくちぎって
丁寧に貼り付けていました。

Kちゃんちは、お母さんも真剣!
工作が好きな血が、受け継がれているようで、
じっくり、集中してと入り組んでいる
姿が、瓜二つ!

ほら、こんなに素敵な飾りができました!

もちろん、工作だけしていたわけではありません。
道中のヒノキボールを池にちゃぽんと
放り込んだ時のいい音にすっかりはまったUくん。
自分なりの遊びを見つけるのが上手になってきて
沢山のお友達がいても、落ち着いて、
じっくり遊べるようになってきました。

この日も暑かったので、水遊びは必修!
全身びちょびちょになるまで
夢中になって、結局工作は
お持ち帰りの子ども達も。
Gくんは、ママの靴磨きに夢中。
なんでも遊びになっちゃうね。

この日もカエルさん、イモリさん、カナヘビさん。
いろんな生き物に出会えましたが、
なんと、この日はおなかが大きい子達が多くて。
産卵をしているメスのトンボの上を
警戒して跳ぶ、オスの姿も見られて。
生き物の命がめぐり、輝く夏。
子ども達も、お母さん達も、生き物達の
小さな命をたくさん感じていってくださいね。

<今日の絵本>
たなばたバス
うみのおふろやさん

里山のかやねずみ:大野

【里山やっほ】

水曜日は、「水」がつくからでしょうか。
何故か雨に好かれて。残念なことに
二回も雨にたたられ。
13日と、27日。6月は2回だけの
日程となってしまいました。
が、新入生の子ども達も、
やっほの活動や遊びに
慣れてきてくれたようです。
前年度から継続している子達から出てくる
こんな事できるかも、や、やってみよう!という
力に引っ張られて、木の実のお絵かきや、
天然の土粘土遊びなど、山ならではの素材で
繰り広げられるバリエーションの豊かな遊びに、
触れなくても興味を持って見ることが出来るようになり、
寂しくなって涙を見る、ということが
ぴたっとなくなりました。
 

グリーンクラブの杉林では、男の子グループが出来て
一緒に遊ぶ姿が見られるようになりました。
大工さんごっこ?を思いついたらしく
切り株に木の釘?なのか棒を刺しては、コンコン!
木の皮をはいでみたり、地面を掘ってみたり。
お互いに何やら相談しながら進めている姿は
ホントの大工さんの様。
この遊びはよほど気にいっていた様で、
1週とんだ翌日のやっほでも、その続きを
みんなでやり出していました。
 

13日は、グリーンクラブのおじさん達の
ご厚意で、梅の実の収穫もさせていただきました。
手が届かないところは、棒でつついてみたり、
木を揺すってみたり。
その集中力といったら素晴らしくて。
今年から参加の年中さん達も
頑張って採っていました。

ここには、みんなに大人気のブランコも。
ちょっと、高いし、不安定だし。
公園のブランコよりずっとスリリングなんですが。
ほら、このとおり。
まるで、アルプスの少女ハイジみたい?

ブランコでも、道中の山歩きの時も
梅の実採りの時も。
初めての子達を、優しく助けてくれる
年長さんたちの姿が見られ、
仲間意識をもって動けるようになってきた姿に
それぞれの成長を感じます。
やっほのチームとしての
これからが益々楽しみになってきました。

芝生広場の行くと、
ふわっふわで、綺麗にそろった枯れ草が。
こんなのを見たら、遊ばないではおられないよね。
クルクルっとまとめて、飾りを作ってみたり
小さな鳥の巣を作っているかと思えば
ベットにする!と、みんなでゴロン!寝られるくらいの
お布団にしたいらしく、せっせと、みんなで集めて。
一人で遊ぶより、みんなで遊ぶと、面白い事が始まるね。
干し草一つで、心を一つにして遊べる子ども達。
こんな時間がもっとあったらいいのにね。
この日は時間オーバーになってしまいましたが、
また、続きをしようね

7月も天候が不順ですが、どうかみんなと遊べますように!

里山やっほ:大野

 

 

【里山のかやねずみ】6/28

炭焼き小屋周辺は、川とはまた違った
いろんな生き物に出会えるのが魅力のひとつ。
この日は、朝から小さなヘビにもご対面。
子ども達が触っているのは、
ヘビはヘビでもカナヘビくん。
トカゲの仲間です。
口をあけて噛んでも、歯がないから痛くなくて,
わざと噛んでもらいたがってたのは誰だっけ?

蔓で作ったお皿の上に乗っているのは
透き通った、カワトンボの抜け殻。
Aくんのママが見つけてくれました。
子ども達の中で、飛んでいるトンボと
繋がったかはともかく、
本物の虫に見える抜け殻。
「みんなに見せてあげて」と頼まれて、
律儀に見せてくれているKくんと
いったい何なのか?戸惑っているHちゃんの図。

この日は、赤ちゃんカエルさんと
友達になれた子が何人もいたね。
プリンカップをおうちにしてあげていたのはKちゃん。
ずっと、一緒にいたよね。

まだ、ちっちゃくって、
黄色っぽいかわいい姿に
最初は指でツン、と触るだけだったのに
カエルさんが、自分のところに
ぴょん!と飛んできても
大丈夫になって。そのうち自分から
手のひらに乗せて。と手を出せるようになって。

Tくんは、この日初めて、カエルと友達になりました。
初めての頃はママからも離れられなかったのに。
積極的に自分から挑戦する姿が、沢山見られるように
なってきたTくん。これからが楽しみです!

水遊び場は、やっぱり大人気!
その分、場所の取り合い等トラブルも
もちろん起こりますが、子ども達がどうするか
見守るのが基本のかやっこ。
危ないことは止めるけど、その時どんな心の動きが
あるのか、見守り、受け止めてあげることのほうが
大事だと思っています。
心が動いた時、わかってくれてるお母さんがいるから大丈夫!
と、子ども達も頑張れるんです。
トラブルは成長の種。
ひとりっこが多くなっているから
ケンカだって、経験してない子が多いでしょ?
ここでたっぷり、経験を積んでいってくださいな。

そんな喧噪をよそに
Sちゃんが黙々と楽しんでるのは
藻釣りです。
そーっと、引き上げると付いてくる藻。
自分が面白いと思ったことを
集中して、じっくり楽しめるっていいね。

今日はのんびりモードで、
エネルギーを爆発させたかったんでしょうか。
突然走り始めた子ども達。
かけっこ競争にしちゃおう!
「よーい、ドン!」
「ゴール~!」
 

「がんばれ!がんばれ!」
応援するのが楽しくなちゃった子も。
今年三才になる子ども達は、友達同士で
盛り上がる遊びが大好きになってきました。

この日も、すっかり夏空で
暑かったはずなのに、森の中って、
かけっこが楽しめるくらい涼しかったね。

来週はもう7月。
例年より梅雨明けが早いみたいだから
七夕様も今年は大丈夫かな?
七夕飾り、作ろうね。

<今日の絵本>
むしむしとことこどこいくの?
でんでんむし
ふうこちゃんのリュック

里山のかやねずみ:大野

【里山のかやねずみ】6/26

見て!この満面の笑み♥
大好きなカブトムシさんに
この夏、初めて会って、
初めて触れられた瞬間です。

やっぱり、カブトムシは森の王様。
ホリデーの森のおじさんから
「初物だよ」と、この朝頂いたのですが
虫が大好きな子はもちろん、
苦手な子も朝から釘付けでした。
最初は怖い子も、ゆっくり動く
カブトムシさんは、みんなで
ジーっと観察していると、
怖くなくなってくるみたい。
お母さんが最初に触ってくれると
触れるようになったり。
こうして、生き物と仲良くなって
いけるといいね。

暑い時には、川遊びが一番!
と、川までおでかけ。
でも、その道中だって、遊べっちゃう!
ちょっと、蔓を引っ張ってみると、
あれあれあれ?なが~い!電車みた~い!と、
電車ごっこが始まりました。

こちらでは、いい滑り台を発見!
太ーい木の根っこが、
丁度いい滑り台になっているのを、
自分で見つけたGちゃん。
ちゃんと加減を見ながら、
何度も楽しんでいました。

川についたら、早速生き物探し。
橋の下に小さな魚を見つけたKちゃん
びっくり!いい顔♥
こんなところに、小さな魚がいるなんてね。
このあと、自分で捕りたくて、
一人で頑張っていました。
 

先日から来始めたKくん。
今日は初めての川遊びで、
最初は、お母さんに誘われて
ちょっと川に入ってみるけど
すぐに上がって。を繰り返し。
水遊びをする中で、だんだん慣れてきて。
そのうち、サワガニだって触れるように
なちゃいました!

朝のカブトムシから始まり
初めての体験がいっぱいだったKくん。
その度に、ちょっと不安な顔から
やってみようかな。→やれた!→楽しい!と
体と心が動いていく姿が見事で。
今しかない、子育ての喜びの瞬間の一つを
見せてもらった感じがしました。

こちらも、まだ2回目のKちゃんでしたが、
3歳になる子ども達ともすぐに意気投合。
目一杯遊び尽くした感じだったね。
このはじける笑顔のために、
お母さん達は毎日頑張っているんだよ。
今しかない子ども時間、
お母さんも、子ども達も
たっぷり、たっぷり
味わって、楽しんでね。

<今日の絵本>
あまがえるのあおちゃん
すなはまのあな
でんしゃにのったよ

里山のかやねずみ:大野

【里山のかやねずみ】7月集合場所

  里山のかやねずみ。7月は
   3日から17日までの火・木5日間になります。
    集合場所は、全日リンゴ園。
                夏休みを経て、9月は4日(火)からになります。
   暑くなってくるので川や、水遊びがメインになります。
   
   7月お楽しみ日は『森の七夕まつり』。
     森ならではの飾りを作って、七夕まつりをしましょう。
     (小さいお友達でも、簡単に作れちゃう飾りです)
   3日(火)もしくは6日(木)に開催予定です。 お楽しみに!

  里山のかやねずみ:大野

【報告】里山やっほ 5月

5月に入り、まずはお楽しみ企画から。

そう、よもぎもち作りです!

最初はなかなか他の葉っぱと見分けがつかなかったけど、なんとか違いが分かるようになってきました!

よもぎ摘みで集めた葉をみんなで洗い、ゆでるのは大人がやりました。

次は包丁でトントントン。

こねこねしておもちもつくります。
 

じょうずにできたでしょ?

味付けはきな粉と蜜!
みんな、お味はどうかな?
「おいしい!」
 
満面の笑みをいただきました!

山での冒険もいいけど、たまにはお料理もいいね!

 

2週目は今度こそお山・・・と思いきやクワの実に夢中。

自然の中でのお食事体験は病みつきになりつつあります。

この日は気温が高かったため、水たまりや流れてくる水に触れながら川を目指しました。

男の子はやっぱり生き物探し!
カニは定番だね。

「葉っぱ流ししようよ」「さっき拾ったこれも流れるかなぁ」

「タオル流しも面白いよ」
 

「濡れたタオルはおでこに当てると気持ちいいんだよ」

スタッフもひんやりと気持ち良さを味あわせていただきました。

中には川とプールの違いに気づき、感動を素直に言葉にしてくれた子もいました。
そこから
「川とプールの違いって・・・なんだろうね」
と振り返りの場でみんなにも広げることが出来ました。
そして糀ヶ屋に戻ってクワの実とり。
また食べ物に戻ってきてしまいました・・・
 

3周目は久しぶりのがっつりお山!

先週あれだけ食べていたクワの実が、今週はお絵かきグッズに大変身!
個性を活かした作品たちが創出されていきます。
 

しっとりしているから泥だんごも作りやすい。

しっとりした葉っぱをよ~く観察すると・・・
ほら、かたつむりさん!見つけたよ!

発見をしつつも山を登り、大クスノキがある尾根にたどり着きました。
ここで相談タイム。どのようなルートで戻るべきか、話し合いの時間がやって参りました。
「登って来た道を降りて帰ろうよ」
「新しい道から行きたい」
「どっちの道が近いのかなぁ」

新しい道を進み、今度は分かれ道。
道が3つに分かれてる!来た道も合わせると4つだ!
どの道に行けば帰れるかな?
「こっちの道は違うよ!だって向こうにお屋敷が見えるから」
「こっちへ行くと登ってっちゃうから違うよ」
すると正解の道は・・・?と子どもたちは自分の意見を言って答えを導き出しました!

 

里山やっほではゆったりとした時間を大切にしていますが、思いのほか子どもの成長は早い物です。
泣き虫の子もいつの間にか下の子を気遣うお姉さんになっていたり、あまりしゃべらない子がしっかりと自分の意見を言えるようになったり。

一年を通してどんな成長を見せてくれるのか、これからも楽しみです!

 

里山やっほ:下村

【里山のかやねずみ】6/21絵本の世界にようこそ

一日中降りっぱなしで
フィールドが荒れていたらどうしよう?と
心配だったのですが。
よかった~!大丈夫でした!
それどころか、今日は、山から染み出した
水があちこちで川のように流れていて
それだけで、子ども達は楽しい~!

湧水パイプから出る水を集めるだけでも、
やりたくってしょうかない!


砂だまりになっている土で泥団子を作ると
お水の中で溶けてく~!
一人がやり始めると、次々実験。
じっくり楽しむ子ども達。

こちらでは、粘土を発見!
お水の中でこすると絵具みたいに色が出る!

とろとろになった粘土は
お絵描きだってできちゃいました!
「絵本の『だるまちゃんととらのこちゃん』みたい!」
この体験をした子ども達にはぜひ、
あの絵本を読んであげてほしいな~。
絵本を知ってる子にはこの体験、させてあげたいな~。

そこに小さなカエルさん登場!
ぴょんぴょん飛んでしまうのに
びっくりしていた子ども達でしたが
ママ達が頑張って捕まえて、触って。
触れる子が先に触って見せてくれると、
だんだん怖いと思っていた子も
興味を持ち始め。
「カエルさんって、かわいいね~。」
と言って見ているうちに
そのうちきっと、仲良くなれる時がくるよ。

今日初めて来てくれたYちゃん。
初めての場所に大興奮!
流れる水をたどりたい!道がどこまで続くか行ってみたい!
で、どんどん歩いて、グリーンクラブまで来ちゃいました!
「普段だっこ!って、すぐに言うんです」
と、ママがおっしゃってたのがウソの様。
坂道だって、電車になればどんどん登れちゃいました。
生き物はちょっと苦手だったみたいだけど
カタツムリを見つけると
「で~んでんむ~しむしか~たつむり~♫」と
手遊び付きで歌って見せてくれて。
好奇心いっぱいのYちゃん。
まだまだ行きたい道がいっぱいあったね。
今度また、いってみようね。

池の周りの探検も楽しかったよ~。
イモリさんがいたり、カエルがいたり、
モリアオガエルの卵がまた増えていたり。
雨あがりの森って、植物も生き物も
なんだか生き生きしています。

6月は湿気も多くてすっきりしないせいか
子ども達も機嫌が悪くって、とお聞きします。
それぞれのペースに合わせ、のんびりお散歩するので
気分転換しをしに、いらしてくださいね。

<今日の絵本>
けろけろぴょん
こぐまちゃんのみずあそび
たべたのだあれ
(子ども達の体験が詰まった絵本だったので
いたね~、やったね~。やってみたいね~。と
絵本の情報と体験がぴたっと収まり、子ども達の中に
落とし込まれた姿が見られました。
絵本の世界を味わいに来てね。)

里山のかやねずみ:大野

 

【里山のかやねずみ】19日

梅雨の中休みになったこの日。
川に行くなら、今日だね!と
川に行くことに。

雨あがりで、お魚や、カニさんが
どうしているのか心配でしたが、
ちゃんとと元気にしてましたよ。

カニさんを手のひらに乗せてもらった
Rちゃん。最初はちょっと緊張してたのが、
みるみる変わって、じーっと
きらきらした目で見つめていました。

今日初めて川に来たMくん。
最初は、足を川にいれても、すぐに戻ってたのに。
川の流れが気になって、下流を見に行きたくなると、
一歩踏み出すことが出来て。
その後は、もう楽しくなっちゃって。
最後はホントにびちゃびちゃに。
お母さんも「こんなことってあります?!」
とびっくりな変化でした。
「楽しい!」って気持ちは凄いなあ~。

そして、今日1番の変化はMちゃんのママ。
実は虫が苦手なのに、
なんでも興味を持つ娘のために
「私、初カマキリです!」
なんと、カマキリの赤ちゃんを
捕まえてくださいました!
ママ頑張った!Mちゃんよかったね♥

子どもも、お母さんも、日々成長される
姿がまぶしく感じられる時間でした。

継続して来てくださっている方が多い今年。
お母さん達の、子どもとの接し方、声掛けが
とても上手になっていて。
その雰囲気が、かやっこのいい空気感になっています。
子どもはすぐに大きくなちゃうから。
今の幸せな子育て時間。満喫してくださいね。

<今日の絵本>
だれかわかるかい?
ぞうくんのあめふりさんぽ
たまごのえほん

里山のかやねずみ:大野

 

 

【はかる事業】(4) 私たちは、なにをはかるか②

【はかる事業】は、全体ミーティングと並行して
コアメンバーのWEBミーティングで進められています。
3月から5月の間に、合計3回のWEBミーティングが行われました。

メンバーは
河合将生さん(コンサルタント)・洪性旭さん(社会学者)・
山本由加(理事・本事業担当)・山崎訓志(理事)の4名です。

>>>【はかる事業】メインページへ

コアメンバー間では、事業サンプルとして
「里山BASE」(夏休み平日1日の、小学生預かりプログラム)の

● 企画書
● スタッフによる振り返りコメント
● 参加者向け事後アンケート 集計結果

などを共有しました。

******

そこには、スタッフ目線で語られるプログラムの目的や価値、
子どもの反応や変容についての、保護者からのコメントなど
「里山BASE」がきっかけとなって生まれた言葉が満ちています。

第一回全体ミーティングで理事やスタッフから出た言葉群
とあわせて、WEBミーティングで検討しました。

******

その中で、

■ エコエデュのプログラムの価値は

環境教育としての価値
×
社会課題解決の価値
×
ライフスタイルへの便益

の掛け合わせにあるのではないか?
という議論になり、

それを受けてコンサルタントの河合さんより

■ 上記を土台に評価を考えた時

 ● 各プログラムをどうロジックでつなぎ、ビジョンに結びつけているか
   →セオリー評価

 ● 参加者の便益にどう応えているか
   →プロセス評価

 ● 教育的効果が出ているか
   →インパクト・アウトカム評価

と、それぞれ評価軸が異なるという整理がありました。

******

次回の全体ミーテイングについては、
第一回に引き続き、「拡散」のフェーズとすることを
確認しました。

2016年度から実施しているエコエデュ中期計画を切り口に
スタッフ自身の捉え方を、それぞれの言葉で語れるように
たっぷりめの時間設定にすることに。

評価には、すでに定型化された方法論がありますが、

それを私たち自身の言葉で表現し抜くこと。
それには、発言に対する安心・安全の場づくりが必要だということ。

そんな学びを得ています。

***********
■ WEBミーティング 第1回
2018年3月20日(火) 20:00~21:30
参加者:
山本由加(副理事長・担当職員)
山崎訓志(理事)
コンサルタント・河合将生氏

■ WEBミーティング 第2回
2018年4月12日(木) 20:00~21:30
参加者:
山本由加(副理事長・担当職員)
山崎訓志(理事)
コンサルタント・河合将生氏
社会学者・洪 性旭氏

■ WEBミーティング 第3回
2018年5月15日(火) 20:00~21:30
参加者:
山本由加(副理事長・担当職員)
山崎訓志(理事)
コンサルタント・河合将生氏
社会学者・洪 性旭氏

【報告】里山adventure ~5月‐地図の領土を広げるように遊びも広げていこう~

5月に入り、未完成の地図を仕上げるため今日も元気に外に出ます。

今日こそは、これまで到達できなかったグリーンクラブに出発ー!

 

道中に、クワの実!

フィールドを使う人たちみんなが楽しみの、美味しい恵み。

手が届く木の下には、あまりありません。

木登り得意男子が、するすると木に登り枝を垂らします。枝は細いのにお猿さんのような身のこなし!

ざわ〜んと枝が揺れるだけで、完熟クワはポトポトと落ちてきました。

黒くない赤い実はどう?


ちょっとすっぱかったかな?

ゆっくりクワの実も集めたいけど、ここで長居はできない!
目的地に向かおう。

周辺をくまなく散策すると、いままであやふやだった通路がつながりました。フィールドの全貌が明らかに!

手作りのブランコがあり、やや管理されたフィールド。

ここでもいろんな遊びができそうです。

事務所に戻り、フィールドでやりたいことを振り返っていると、

3月に里山adventureを卒業したメンバーが訪れてくれました。

この間までみんなとじゃれ合っていた小学生が、2ヶ月も経っていないのに、すっかり中学生の頼もしい先輩です。

小学生たちは、熱い羨望のまなざし!「カッコイイ!」小学生から声がでました。

里山adventureの後輩たちをを気にかけてくれて嬉しいです!どうもありがとう♪

次の週では青空広場を目指したけれど・・・残念!たどり着けず!

そのかわり吉田川の沢で重点的に遊ぶことにしました。

石の橋を作って川を渡ろう!

水に濡れないように着実に石の橋を渡していきます。

バランスがうまく取れるように、ときには友達が手を差し出し支え、足が無事つけるところまで渡り切るというミッションをこなしていきます!
 

渡り切った後、さらにチャレンジ!壁を登って陸地に上がります!
これはなかなか難易度が高くて、登れたのは2名だけでした。

 

5月最終回。

始まる前に、アカハライモリを捕まえるのがルーティーンも男の子。

「また違うイモリがいたよ。」と、アカハラの模様で見分け、名前をつけています。

「お尻が大きくなってる!卵産むのかな?」図鑑と見比べます。

 

引き続き、地図完成に向けてフィールド散策です。

地図を完成する目的は、年間計画を立てるため。フィールドを知り、自分たちのやりたいことにそってスケジュールを決めるためです。
自分達で決めたい!と声高に叫ぶ子どもたちにはっぱをかけます。
月ごとの年間計画用紙に、やりたいことを部分的に入れてみました。

さあ、まだ行けていなかった青空広場へ出発!
道中、必ず立ち寄るクワの実収穫。


「まだ、赤い実がたくさん!ジャム作りたい!」

木の枝にカエル発見!

おっかなびっくり「捕まえられない〜」と、言っていた女の子が勇気をふるって捕まえました。

青空広場では、この冬の様子と打って変わっていました!

探検隊!

草をかき分け、逃げろっ!

 

すでに草の背丈がぐんぐん伸び、蚊が多く発生しています。

今の状態と、季節が変わればどうなるだろう!?ベテランさんは、それぞれの季節の様子を覚えているかな?さて、記憶力&想像力を膨らませられるでしょうか?

 

弓矢作り、蔓細工、かくれんぼ、木登りなどなど、新たな遊びも生まれてきます。

このフィールドも魅力たっぷり楽しさ満載です!

次回は、フィールド散策をお休みし、みんなからの大要望で「クワの実のジャム作り」。

班ごとに美味しさ対決ですよ♪