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【報告】里山やっほ 5月

5月に入り、まずはお楽しみ企画から。

そう、よもぎもち作りです!

最初はなかなか他の葉っぱと見分けがつかなかったけど、なんとか違いが分かるようになってきました!

よもぎ摘みで集めた葉をみんなで洗い、ゆでるのは大人がやりました。

次は包丁でトントントン。

こねこねしておもちもつくります。
 

じょうずにできたでしょ?

味付けはきな粉と蜜!
みんな、お味はどうかな?
「おいしい!」
 
満面の笑みをいただきました!

山での冒険もいいけど、たまにはお料理もいいね!

 

2週目は今度こそお山・・・と思いきやクワの実に夢中。

自然の中でのお食事体験は病みつきになりつつあります。

この日は気温が高かったため、水たまりや流れてくる水に触れながら川を目指しました。

男の子はやっぱり生き物探し!
カニは定番だね。

「葉っぱ流ししようよ」「さっき拾ったこれも流れるかなぁ」

「タオル流しも面白いよ」
 

「濡れたタオルはおでこに当てると気持ちいいんだよ」

スタッフもひんやりと気持ち良さを味あわせていただきました。

中には川とプールの違いに気づき、感動を素直に言葉にしてくれた子もいました。
そこから
「川とプールの違いって・・・なんだろうね」
と振り返りの場でみんなにも広げることが出来ました。
そして糀ヶ屋に戻ってクワの実とり。
また食べ物に戻ってきてしまいました・・・
 

3周目は久しぶりのがっつりお山!

先週あれだけ食べていたクワの実が、今週はお絵かきグッズに大変身!
個性を活かした作品たちが創出されていきます。
 

しっとりしているから泥だんごも作りやすい。

しっとりした葉っぱをよ~く観察すると・・・
ほら、かたつむりさん!見つけたよ!

発見をしつつも山を登り、大クスノキがある尾根にたどり着きました。
ここで相談タイム。どのようなルートで戻るべきか、話し合いの時間がやって参りました。
「登って来た道を降りて帰ろうよ」
「新しい道から行きたい」
「どっちの道が近いのかなぁ」

新しい道を進み、今度は分かれ道。
道が3つに分かれてる!来た道も合わせると4つだ!
どの道に行けば帰れるかな?
「こっちの道は違うよ!だって向こうにお屋敷が見えるから」
「こっちへ行くと登ってっちゃうから違うよ」
すると正解の道は・・・?と子どもたちは自分の意見を言って答えを導き出しました!

 

里山やっほではゆったりとした時間を大切にしていますが、思いのほか子どもの成長は早い物です。
泣き虫の子もいつの間にか下の子を気遣うお姉さんになっていたり、あまりしゃべらない子がしっかりと自分の意見を言えるようになったり。

一年を通してどんな成長を見せてくれるのか、これからも楽しみです!

 

里山やっほ:下村

【里山のかやねずみ】6/21絵本の世界にようこそ

一日中降りっぱなしで
フィールドが荒れていたらどうしよう?と
心配だったのですが。
よかった~!大丈夫でした!
それどころか、今日は、山から染み出した
水があちこちで川のように流れていて
それだけで、子ども達は楽しい~!

湧水パイプから出る水を集めるだけでも、
やりたくってしょうかない!


砂だまりになっている土で泥団子を作ると
お水の中で溶けてく~!
一人がやり始めると、次々実験。
じっくり楽しむ子ども達。

こちらでは、粘土を発見!
お水の中でこすると絵具みたいに色が出る!

とろとろになった粘土は
お絵描きだってできちゃいました!
「絵本の『だるまちゃんととらのこちゃん』みたい!」
この体験をした子ども達にはぜひ、
あの絵本を読んであげてほしいな~。
絵本を知ってる子にはこの体験、させてあげたいな~。

そこに小さなカエルさん登場!
ぴょんぴょん飛んでしまうのに
びっくりしていた子ども達でしたが
ママ達が頑張って捕まえて、触って。
触れる子が先に触って見せてくれると、
だんだん怖いと思っていた子も
興味を持ち始め。
「カエルさんって、かわいいね~。」
と言って見ているうちに
そのうちきっと、仲良くなれる時がくるよ。

今日初めて来てくれたYちゃん。
初めての場所に大興奮!
流れる水をたどりたい!道がどこまで続くか行ってみたい!
で、どんどん歩いて、グリーンクラブまで来ちゃいました!
「普段だっこ!って、すぐに言うんです」
と、ママがおっしゃってたのがウソの様。
坂道だって、電車になればどんどん登れちゃいました。
生き物はちょっと苦手だったみたいだけど
カタツムリを見つけると
「で~んでんむ~しむしか~たつむり~♫」と
手遊び付きで歌って見せてくれて。
好奇心いっぱいのYちゃん。
まだまだ行きたい道がいっぱいあったね。
今度また、いってみようね。

池の周りの探検も楽しかったよ~。
イモリさんがいたり、カエルがいたり、
モリアオガエルの卵がまた増えていたり。
雨あがりの森って、植物も生き物も
なんだか生き生きしています。

6月は湿気も多くてすっきりしないせいか
子ども達も機嫌が悪くって、とお聞きします。
それぞれのペースに合わせ、のんびりお散歩するので
気分転換しをしに、いらしてくださいね。

<今日の絵本>
けろけろぴょん
こぐまちゃんのみずあそび
たべたのだあれ
(子ども達の体験が詰まった絵本だったので
いたね~、やったね~。やってみたいね~。と
絵本の情報と体験がぴたっと収まり、子ども達の中に
落とし込まれた姿が見られました。
絵本の世界を味わいに来てね。)

里山のかやねずみ:大野

 

【里山のかやねずみ】19日

梅雨の中休みになったこの日。
川に行くなら、今日だね!と
川に行くことに。

雨あがりで、お魚や、カニさんが
どうしているのか心配でしたが、
ちゃんとと元気にしてましたよ。

カニさんを手のひらに乗せてもらった
Rちゃん。最初はちょっと緊張してたのが、
みるみる変わって、じーっと
きらきらした目で見つめていました。

今日初めて川に来たMくん。
最初は、足を川にいれても、すぐに戻ってたのに。
川の流れが気になって、下流を見に行きたくなると、
一歩踏み出すことが出来て。
その後は、もう楽しくなっちゃって。
最後はホントにびちゃびちゃに。
お母さんも「こんなことってあります?!」
とびっくりな変化でした。
「楽しい!」って気持ちは凄いなあ~。

そして、今日1番の変化はMちゃんのママ。
実は虫が苦手なのに、
なんでも興味を持つ娘のために
「私、初カマキリです!」
なんと、カマキリの赤ちゃんを
捕まえてくださいました!
ママ頑張った!Mちゃんよかったね♥

子どもも、お母さんも、日々成長される
姿がまぶしく感じられる時間でした。

継続して来てくださっている方が多い今年。
お母さん達の、子どもとの接し方、声掛けが
とても上手になっていて。
その雰囲気が、かやっこのいい空気感になっています。
子どもはすぐに大きくなちゃうから。
今の幸せな子育て時間。満喫してくださいね。

<今日の絵本>
だれかわかるかい?
ぞうくんのあめふりさんぽ
たまごのえほん

里山のかやねずみ:大野

 

 

【はかる事業】(4) 私たちは、なにをはかるか②

【はかる事業】は、全体ミーティングと並行して
コアメンバーのWEBミーティングで進められています。
3月から5月の間に、合計3回のWEBミーティングが行われました。

メンバーは
河合将生さん(コンサルタント)・洪性旭さん(社会学者)・
山本由加(理事・本事業担当)・山崎訓志(理事)の4名です。

>>>【はかる事業】メインページへ

コアメンバー間では、事業サンプルとして
「里山BASE」(夏休み平日1日の、小学生預かりプログラム)の

● 企画書
● スタッフによる振り返りコメント
● 参加者向け事後アンケート 集計結果

などを共有しました。

******

そこには、スタッフ目線で語られるプログラムの目的や価値、
子どもの反応や変容についての、保護者からのコメントなど
「里山BASE」がきっかけとなって生まれた言葉が満ちています。

第一回全体ミーティングで理事やスタッフから出た言葉群
とあわせて、WEBミーティングで検討しました。

******

その中で、

■ エコエデュのプログラムの価値は

環境教育としての価値
×
社会課題解決の価値
×
ライフスタイルへの便益

の掛け合わせにあるのではないか?
という議論になり、

それを受けてコンサルタントの河合さんより

■ 上記を土台に評価を考えた時

 ● 各プログラムをどうロジックでつなぎ、ビジョンに結びつけているか
   →セオリー評価

 ● 参加者の便益にどう応えているか
   →プロセス評価

 ● 教育的効果が出ているか
   →インパクト・アウトカム評価

と、それぞれ評価軸が異なるという整理がありました。

******

次回の全体ミーテイングについては、
第一回に引き続き、「拡散」のフェーズとすることを
確認しました。

2016年度から実施しているエコエデュ中期計画を切り口に
スタッフ自身の捉え方を、それぞれの言葉で語れるように
たっぷりめの時間設定にすることに。

評価には、すでに定型化された方法論がありますが、

それを私たち自身の言葉で表現し抜くこと。
それには、発言に対する安心・安全の場づくりが必要だということ。

そんな学びを得ています。

***********
■ WEBミーティング 第1回
2018年3月20日(火) 20:00~21:30
参加者:
山本由加(副理事長・担当職員)
山崎訓志(理事)
コンサルタント・河合将生氏

■ WEBミーティング 第2回
2018年4月12日(木) 20:00~21:30
参加者:
山本由加(副理事長・担当職員)
山崎訓志(理事)
コンサルタント・河合将生氏
社会学者・洪 性旭氏

■ WEBミーティング 第3回
2018年5月15日(火) 20:00~21:30
参加者:
山本由加(副理事長・担当職員)
山崎訓志(理事)
コンサルタント・河合将生氏
社会学者・洪 性旭氏

【報告】里山adventure ~5月‐地図の領土を広げるように遊びも広げていこう~

5月に入り、未完成の地図を仕上げるため今日も元気に外に出ます。

今日こそは、これまで到達できなかったグリーンクラブに出発ー!

 

道中に、クワの実!

フィールドを使う人たちみんなが楽しみの、美味しい恵み。

手が届く木の下には、あまりありません。

木登り得意男子が、するすると木に登り枝を垂らします。枝は細いのにお猿さんのような身のこなし!

ざわ〜んと枝が揺れるだけで、完熟クワはポトポトと落ちてきました。

黒くない赤い実はどう?


ちょっとすっぱかったかな?

ゆっくりクワの実も集めたいけど、ここで長居はできない!
目的地に向かおう。

周辺をくまなく散策すると、いままであやふやだった通路がつながりました。フィールドの全貌が明らかに!

手作りのブランコがあり、やや管理されたフィールド。

ここでもいろんな遊びができそうです。

事務所に戻り、フィールドでやりたいことを振り返っていると、

3月に里山adventureを卒業したメンバーが訪れてくれました。

この間までみんなとじゃれ合っていた小学生が、2ヶ月も経っていないのに、すっかり中学生の頼もしい先輩です。

小学生たちは、熱い羨望のまなざし!「カッコイイ!」小学生から声がでました。

里山adventureの後輩たちをを気にかけてくれて嬉しいです!どうもありがとう♪

次の週では青空広場を目指したけれど・・・残念!たどり着けず!

そのかわり吉田川の沢で重点的に遊ぶことにしました。

石の橋を作って川を渡ろう!

水に濡れないように着実に石の橋を渡していきます。

バランスがうまく取れるように、ときには友達が手を差し出し支え、足が無事つけるところまで渡り切るというミッションをこなしていきます!
 

渡り切った後、さらにチャレンジ!壁を登って陸地に上がります!
これはなかなか難易度が高くて、登れたのは2名だけでした。

 

5月最終回。

始まる前に、アカハライモリを捕まえるのがルーティーンも男の子。

「また違うイモリがいたよ。」と、アカハラの模様で見分け、名前をつけています。

「お尻が大きくなってる!卵産むのかな?」図鑑と見比べます。

 

引き続き、地図完成に向けてフィールド散策です。

地図を完成する目的は、年間計画を立てるため。フィールドを知り、自分たちのやりたいことにそってスケジュールを決めるためです。
自分達で決めたい!と声高に叫ぶ子どもたちにはっぱをかけます。
月ごとの年間計画用紙に、やりたいことを部分的に入れてみました。

さあ、まだ行けていなかった青空広場へ出発!
道中、必ず立ち寄るクワの実収穫。


「まだ、赤い実がたくさん!ジャム作りたい!」

木の枝にカエル発見!

おっかなびっくり「捕まえられない〜」と、言っていた女の子が勇気をふるって捕まえました。

青空広場では、この冬の様子と打って変わっていました!

探検隊!

草をかき分け、逃げろっ!

 

すでに草の背丈がぐんぐん伸び、蚊が多く発生しています。

今の状態と、季節が変わればどうなるだろう!?ベテランさんは、それぞれの季節の様子を覚えているかな?さて、記憶力&想像力を膨らませられるでしょうか?

 

弓矢作り、蔓細工、かくれんぼ、木登りなどなど、新たな遊びも生まれてきます。

このフィールドも魅力たっぷり楽しさ満載です!

次回は、フィールド散策をお休みし、みんなからの大要望で「クワの実のジャム作り」。

班ごとに美味しさ対決ですよ♪

 

 

 

【はかる事業】(3) 私たちは、なにをはかるか①[3/14]

2018年3月から【はかる事業】はスタート。
3月14日(水)に、コンサルタント河合氏・社会学者洪氏を交え、
理事と一部スタッフで第一回の全体ミーティングを行いました。

>>>【はかる事業】メインページへ

 

第一回目は、
理事及びエコエデュ事務局のメンバーと、伴走する外部専門家が
【はかる事業】の目的を共有することをめざします。

担当の山本から全体像の説明を行い、
率直なコメントを求めたところ…

 
教育の本当の成果とは何か、という公教育の現場からの見解や
エコエデュのこんな姿勢が大事だと思っているという情熱や
いちスタッフとして、自己評価をきちんとしたいという向上心や
外部にこの価値が伝わらなくて悔しい、という思いや
先輩スタッフの日々のふるまいの中に、答えがある気がするという
後輩スタッフの模索が、
次々に言葉としてあふれてきました。

その後、コンサルの河合さんから「NPOの評価の基本とポイント」について
パワーポイントでレクチャーしていただきました。

社会的インパクト評価、という難しそうな言葉が
意外と、日々やっていることの近くにあるかもしれない。
そう感じながら、あっという間に予定の時間が終了しました。

***********
■ 全体ミーティング 第一回
2018年3月14日(水) @エコエデュ事務所
参加者:
兼高里佳(理事長)・山本由加(副理事長・担当職員)・
山下和昭(理事)・山崎訓志(理事)・山本洋平(理事)・
鈴木玲子(理事・職員)・杉山達也(監事)・下村大和(職員)

コンサルタント・河合将生氏
社会学者・洪 性旭氏

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【はかる事業】(2) 伴走者のみなさん

【はかる事業】は、外部の専門家が伴走しています。

>>>【はかる事業】メインページへ

エコエデュの価値は、なによりも関わる私たちが実感しています。

でも、
日々がんばっていることと、成果を出しているかどうかの
区別がつかなくなってしまうのは、よくあること。

また、
言葉にしてみようとしても、仲間同士では
「~~って感じ」で通じてしまい、社会に伝わる言葉として
磨き上げることが非常に難しいことも、
これまでの組織ビジョン・ミッションや、中期計画の
策定プロセスで実感していました。

そこで【はかる事業】では、
3人の外部専門家に伴走していただくことにしました。
(写真左から)

コンサルタント
■ 河合 将生さん【office musubime代表】

国際交流・協力分野でのNGO事業評価経験をもつ。
また、状況変化の多い被災地支援分野、子ども支援や環境分野での
NPO伴走経験も豊富。日本評価学会認定評価士。

国際交流・協力分野での支援は、その国や地域の関係者自身が
主体的に課題に関わりはじめるなど、数字で表しにくい成果が
とても重要です。いっぽう
「投下した資金に対してどれくらい成果があったか」を厳しく
問われる分野でもあります。

専門家
■ 金川 幸司教授【静岡県立大学】

公共政策学及び非営利組織論の専門家。
NPO法人ほか、非営利団体や社会的企業に関する政策研究を行っている。

専門家
■ 洪 性旭さん【東京外国語大学総合国際学研究院】

社会学者。博士論文でエコエデュを素材にしている。

**************

【はかる事業】の最重要ポイントは、
精密で難しいインパクト評価を行うことではありません。

評価基準を主体的に決められるようになることと、
その基準を、磨き上げられる組織文化を手に入れること。

その目的と、社会への説明責任を果たせる評価であること
両立を目指して、専門家の外部の目で、伴走して頂きます。

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【はかる事業】(1) なんのために、はかるか

【はかる事業】は、こんな課題意識からはじまりました。

>>>【はかる事業】メインページへ

社会に新しい価値をもたらすのがNPOの役割なら、
地域の里山で「社会教育活動をする」だけでなく、
その成果を「社会に発信」するのは、エコエデュの重要な仕事です。

変化への期待が、ご支援の源となっているならなおさらです。

しかし、社会教育の成果を表そうと思うとき
● 「学力のように、数字で表せるチカラを伸ばしているのではない」
  (数値による評価の困難さ、社会教育の定義の問題)

● 「人生のいつどこで、この成果が花ひらくかわからない」
  (時間軸における評価の困難さ、因子の複雑さ)

という点が、大きなジレンマでもあります。

成長の中で、人と人、人と社会(環境)を結びあわせる力の要因は
多面的で複雑です。
複雑さのまるごとを、体感を通じて伝えられるのが自然体験の
良さですが、要因のすべてをはかることはできません。

では、何の評価軸を優先してはかればいいのか。
それが、社会に伝わる評価軸になっているか。
はかっただけでなく、結果を活動にフィードバックできるか。

【はかる事業】は、そんな課題解決の一歩めです。

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【里山のかやねずみ】6/14

先日の火曜日は暑かったですね~。
今日は、ちょっとお疲れだったのか
10組にいたらず、みんなゆったり遊べちゃいました。
(木曜日は、案外のんびりできてオススメです)
やっぱり、水遊びは欠かせないので。
バンダナでお洗濯ごっこをしたり、スープを作ったり。
水があるだけで、言葉にならないいろんな
遊びが成立しています。

日本平は堆積土の隆起地層で、至る所に
粘土層がありまして。
ツルツルのいい団子になるんだよね。
天然の粘度遊び、座り込んで楽しんでます。

じっくり遊んでましたが、まだまだ
元気の有り余っていた子ども達。
探険したくなっちゃったので、
尾根を越えて、グリーンクラブさんに
お邪魔しました。
いつも、いろんなお花を植えてらっしゃるんですが
今は紫陽花がとびきり綺麗~❤

子ども達は、大好きな、
おじさん達の仕事道具を、ちょっと拝借。
でも、使いたい道具は一緒なんだよね。
取り合いっこになるかな?
と、思ったのですが、今日は違いました。
2人とも譲れないでケンカ、もしくは泣く
がいつものパターンだったのですが
「順番っこで。」「10回づづどう?」等の
お母さんの声がちゃんと、二人にも届きまして。
Kくんがまず「どうぞ。」と譲ってくれて、
kちゃん、譲りたくなかったけど、「順番ね。」で
Kくんに渡せたんです!譲ってくれたからでしょうか。
二人ともやったね!

この日、朝は行かない、といっていたKちゃんは、
大きく成長するタイミングだったのかもしれません。
歩くときも、遊ぶ時も、ずっとお母さんから
離れられなかったKちゃんなのに、
今日は、ママ抱っこ!も一度も言わず、
夢中になって遊んでいる時に、ママが近づこうとすると
「ママはそこで待ってて。」という言葉が。
ママはびっくり!
スタッフは、思わず「おめでとう!」と行っちゃいました。
今日のKちゃんはなんだか自信に満ち溢れていて
とってもいい顔をしていました。

喧嘩にトラブル、毎日いろいろありますが、
その度にどこかに成長の種が見られます。
継続して来てくれているからこそ、芽が出た瞬間、
仲間みんなで、その子の成長を感じ喜びを共有できる。
かやっこならではの、大事にしたい時間です。

この日の昼食は、グリーンクラブさんから頂いた枇杷と
先日作った梅シロップのジュースが登場!
美味しかったね~!みて、このいいお顔❤
今日頑張ってきたご褒美だったね。

今日は本当にスペシャルデーでして。
ファミリーリンクで助産師として
子育てのサポートをしておられる、
めっこさんが、トイレットトレーニングについての
ミニ講座をかやっこ終了後に、みんなにしてくださいました。
暑くなってくるこの頃がオムツとお別れするのには
ベストタイミング。
いろんな質問にも答えてくださり、
とっても有意義な時間でした。

ママがお話を聞いてる間、子ども達も偉かったよ。
スタッフと一緒に、電車ごっこ(この階段、電車なんです)や
かき氷やさんごっこ。みんなで遊んで待ってられたね。

今日、聞けなかった方は、ファミリーリンクのサイトを
チェックしてみてください。
近日中に、おむつ外し講座を開催決定されるそうですよ。

<今日の絵本>
ふたごのまるまるちゃん
みんなにげた

里山のかやねずみ:大野

【里山のかやねずみ】6/12

日本で一番暑くなってしまった静岡。
こんな日は、川に行くのが一番!
まだ、6月なのに、夏本番の様な
日差しの中でしたが、木陰は涼しくて
川まで元気に歩けたね。

到着すると、早速水遊び!
気持ちいいね~!
なんかいるかな?
あっという間に、みんなそれぞれの
やりたい事を見つけて遊びだしました。

この石の下、カニさんいるかも?
Nちゃんは、まだ2回目のかやっこさんですが
水を得た魚とは、まさに!という感じ。
上手にカニさん見つけるんだよね。
お母さんも、とっても楽しそうで、
かやっこ時間を満喫してくれていました。

捕まえたカニさんのおうち(?)は
たらいの中。何匹いるかな?

触るのもへっちゃら~の子もいれば
気になるけど、自分で触るのは
とっても勇気がいる子。
じーっと観察という子も。
どの子にもカニさんは、大人気。
突然、沢山の鬼っ子に囲まれて
カニさんは、さぞビックリしたでしょうが
お母さんも気を付けてくれていたし、
子ども達も、上手に触ってくれていたね。

森の中でも、木の幹にじっとしてる虫を
飽きることなく眺めていました。
普段から、小さな生き物の命を、
虫や、カナヘビ、イモリ等
様々な生き物を通して、
体の感覚で感じている子ども達。
優しく接することが出来るようになってくる
姿を見ていると、「相手を思いやる心」を
生き物たちから教わっているように感じます。

そして、子ども達に、この気づきを感じてもらえるかは、
周りの大人のフォローが一番の肝なのです。

梅雨にも入ってしまいましたが
森の中は、雨の日だって、暑い日だって
楽しいことが待ってるよ。
おうちに籠っていたら気づかない事を見つけに、
ちょっと、来てみませんか?

<今日の絵本>
はむはむはなむぐり
かえるがなくから

里山のかやねずみ:大野