本日(5月18日)の読売新聞に
エコエデュの記事が掲載されました。
1日かけてじっくり取材をしてくださり、
「里山のかやねずみ」の活動や目的、
それにエコエデュが社会の中で目指しているところまで、
丁寧に書いてくださっています。
会員さん達によって企画されているエコエデュのプログラム。
今回の報告会では、各主担当さんからプログラムに関わる想いを
お話していただきました。
いくつかをご紹介します。
■里山のかやねずみ:大野知子さん(ちゃい)
自分の子どもと里山で過ごして楽しかった時間を忘れたくなくて、
この想いを他のお母さんとも共有したくて活動しているスタッフが多いです。
先日「仕事復帰を遅らせてかやっこに参加したことで、
貴重な親子の時間をもててよかった」いう参加者さんの声を聞いたりして、
嬉しく思いました。
■わんぱく題楽:毎熊幸代さん(サニー)
子どもたちがチャレンジする姿を見て、
私たちスタッフももっと新しいことに挑戦していきたいというパワーを
もらっている気がします。
保護者さんからの喜びの声も原動力になっています。
■里山しごと:吉沢宣秀さん(よっしー)
里山への想いやものができるまでの過程を、誇りを持って伝えています。
体験を通して参加者さんがどんな反応をするのか、
予測しながら企画を立て、実施した後はスタッフ同士でふりかえりをして
次につなげていく過程は楽しくもあります。
毎回壁があり、毎回越えられずにいつも悶え苦しんでいます(笑)
主担当さんの想いと集まった皆さんの共感の輪が、
エコエデュのビジョン「笑顔で挑戦し続ける社会」につながってくるのだと
実感できた会議でした。
この日は、連休明け初めてのかやっこ。
遊び過ぎて、来れない人が多いかも?
という予想どおりの参加人数でしたが。
この日来た子はラッキーだったね。
見てください。この美味しい顔のラインナップ!
森の恵み。桑の実や、草いちごの初物を
いただきましたよ。
雨降りの後だったこともあり、至る所が
川のようになっています。
水の流れにヒノキボールや、葉っぱを
流す遊びは、すっかりみんなの定番の遊びに。
グリーンクラブさんでも、いつもの道具洗い場が、
小川のような流れになっていて。
1歳さんが遊ぶのに、丁度手を伸ばせるいい高さ。
ちょっと上のお兄ちゃん達の遊びを
しっかり見ていて、その子がいなくなると
すかさず同じことをして遊ぶ姿がみられます。
「学ぶはまねぶ」
まねをすることが、遊びを伝え、広げていきます。
異年齢のお友達との交流が自然とできるのも
かやっこのいいところ。
去年は難しかった竹ぼっくりも
ママと一緒だったら、ほら、ちゃんと
前に進めるようになったよ。
集中力が必要なことも、年齢があがるとともに
お母さんが一緒に楽しんでくれるからこそ
頑張れるんだよね。
これから暑くなると、グリーンクラブさんには
なかなか行けなくなっちゃうけど。
本格的な夏までに、もう1回くらいいきたいなあ。
<今日のえほん>
みつけた!
こぐまちゃんおはよう
里山のかやねずみ:大野
連休に挟まれた日だから、参加者さんは
少ないかも。なんて思っていましたが
お仕事前にお父さんが一緒に来てくださったり、
新しい参加者さんも来て下さったり。
お休みにしなくてよかった~(^^)!
お散歩が始まってすぐ、こんなに長い
タケノコを発見!
初めてタケノコを触った子ども達。
ふわふわ産毛がびっしり生えて
不思議な手触りに、なでなで。
面白いね~。
もう少し歩くとお水が少し残ってました。
お水を見つけると、すかさずチャプチャプ!
やっぱり、お水が大好きだね。
どろんこ団子も上手に作ってました。
今日のお散歩は竹藪へ。
結構な坂を登りますが、さっきまで
抱っこ!と言っていた子が
俄然頑張って歩いてくれるのに
びっくり!
楽しいと頑張れちゃうんですね。
竹藪では、長~くのびたタケノコがいっぱい!
ママと一緒によいしょよいしょ!
と揺らすと……
ほら、ぼっき~ん!
すご~い!
ながーいタケノコの皮を剥ぐと
大きな皮がこんな形に。
帽子にしたり、お手々にはめたり。
皮だって、遊び道具になっちゃう。
大きな皮で、いないいないばあっ!を
していたら、いつの間にかみんなで
いないばあっ!
今日、2回目で、みんなの様子を
よく見ていたUくん。
葉っぱを触るのも最初は恐る恐るだったのに
お友達がしているのをみて、そのうち
一緒にひらひら~と、葉っぱを散らせるようになって。
いないばあっ!も、一緒に始められたね。
子ども同士の力って、とっても大きいな。と
こんな時感じます。
お母さんに勧められるより何より。
お友達が楽しそう。僕もやってみたい。
そんな気持ちが、いろんなことに
チャレンジする力を育んでくれます。
去年まねっこをしていた2歳3歳児さんが
1歳児さんにやさしくしてくれて、
まねっこされているのが、なんとも微笑ましく。
こんなに小さいのに、ちゃんと
自分の方が大きいから、優しくしなきゃ、と
意識して接することが出来るって素敵な子ども達❤
今年も、どんなドラマを見せてくれるのか
とっても楽しみです。
年長さんたちが卒業していき、
新しいお友達を迎えた新年度。
初日、いきなり雨の洗礼でしたが
逞しい子ども達。
初めてやっほに来てくれた子ども達も、
池で、オタマジャクシを見つけたとたん
おおはりきりで、オタマジャクシ探し。
すぐに年長さん、年中さん関係なく
一緒に遊びだしてくれました。
2週目は、ニョキニョキ生えてきた
タケノコを持って帰りたい!と奮闘!
やっほでは、スコップ等道具はありません。
どうしようか?と聞いてみると
軍手をはめた手で掘る。
足でえぐる。
棒で掘る。と、いろんな工夫をし始めました。
棒でほぐしてから、手で崩す等、やりながら
効率のいいやり方を編み出す知恵も見せてくれて。
特に、女子のチームワークは凄かった!
年中さんも、年長さんも、みんなで力を合わせて
子ども達の力だけで、掘り上げました。
この達成感に満ちた顔♥
3週目。
あの日の共同作業があったからでしょうか。
それまで、スタッフにいつも甘えん坊さんだった
Mちゃんが、年長さんらしく、年中のYちゃんの手を
握って、一緒にお山を登ってくれる姿が。
スタッフも嬉しくなった成長を感じた瞬間です。
この日も、タケノコを掘る!と頑張っていましたが
この日は、葉っぱのはがきを書いたり
リースをつくったり、手裏剣を作ったり。
おうちを作る!と頑張っていた男の子たちもいて
いろんな遊びを一緒にすることが出来ました。
木登りがやりたかった年中さん達は、お姉ちゃん達が
する姿を参考に、あきらめずに頑張って木登りを
一緒に楽しむ姿も。
いい影響をお互いにもらって、とっても
いい関係ができていました。
使った木材を一人片付けようとしてくれていた
Mちゃんに、最初に手伝いに行ってくれたのは
年中のUちゃんでした。
そのあと、みんなも手伝いに行ってくれて
いっしょにわっしょい!
お神輿みたいだったね。
これから1年間、この仲間の絆がさらに
強くなっていきますように。
里山やっほ:大野
水曜実施だったはずだったのに
雨のため流れてしまった0才からのかやっこ。
金曜に振替になりましたが、
おかげ様で、こんなに気持ちいい光景が
見られましたよ。
赤ちゃんとお家に籠っていることが
多いこともあってか、
とっても好奇心旺盛で、いろんな事に
関心をもって、聞いてくださるお母さん達。
アケビの花は散ってしまいましたが、
その後には、小さな実の赤ちゃん。
「可愛いですね。こんな時期にもう準備してるんですね。」
小さな尺取り虫を、じっくりみんなで
観察できたのも、貴重な体験でした。
遊木の森はらっぱ部には、森の郵便局がありまして。
元祖「葉書き」のアオキの木の葉で
お手紙をお母さん達も制作。
葉書きの最初がそんな風だったなんて。ね。
赤ちゃん達は、赤ちゃん達で、
ちゃんとお友達を認識して。
ママのしていること。お友達のこと
とってもよく見ています。
気持ちのいい外の空気を感じて
いつの間にかねんねしちゃった赤ちゃんも。
昼食前には、助産師のめっこさんからの
赤ちゃん講座開催。
今回は、月齢がバラバラだったこともあり、
赤ちゃん達それぞれの月齢ごとの反応を
見比べることもできて、
お母さん達はおおいに納得!
お部屋の中では得られない、五感を総動員して
受け止めている赤ちゃん達の姿から、
自然の中にいることの重要性を
肌で感じてもらえたようです。
最初は、地面の感触に戸惑っていたのが
ほら、こんな笑顔で。
自分で手を伸ばせば、いろんなものを
感じることが出来る世界。
自然の中だと赤ちゃんだって、
「自分からやってみる」の力が
無理なく沸いてくるのでしょう。
お母さんもリラックスして
ほっこり、いい親子時間を過ごせるし
ぜひ、みなさん遊びにいらしてくださいね。
里山のかやねずみ:大野
まだ4月だというのに、時々夏のように
暑くなる日が時々ありますが、
この日もそんな日で。
でも、森の中は、木陰があって、
気持ちいい風が吹いてくれます。
この日は、池の周りをお散歩。
長い棒を持って、お魚釣りごっこ。
これだけで、とっても楽しい子ども達。
ちょろちょろ山から流れ出す水に
ヒノキボールを乗せる遊びも
すっかり子ども達の中に
定着していて、コロコロと
ながれていく様子をしっかり観察。
じっくり、じっくり遊べる
集中力が素敵だね。
水辺には、いつもは会えない
水辺の生き物との出会いが。
スタッフの手のひらには、
トンボの子ども、オニヤンマのヤゴ。
初めて見る虫の姿に、釘付けの子ども達。
Rくんは、初めて会ったカエルを
大事に大事に持って。仲良しになれたんだよね。
初めてお山に来た頃は、虫も怖がっていたのにね。
小さな生き物との出会いから、
子ども達は「生きている」ということ。を
その手のひらいっぱいに感じています。
トクトク動く心臓の動きから。
小さくても、一生懸命歩く姿から。
じっくり観察することで、
「得体の知れないモノ」から「可愛いお友達。」
に認識が変わっていく姿には、
大人も見習うものがあるかもしれません。
夏に向けて、いろんな生き物と友達になれるといいね。
<今日の絵本>
かえるがピョン!
なにつってるの
おにぎり
里山のかやねずみ:大野
5月の集合場所は
1.8.10.15日……リンゴ園
17.22.24日……遊木の森はらっぱ部
29.31日……リンゴ園 になります。
5月のお楽しみ日は5月22日。雨天予備日24日。
今回は「よもぎ団子づくり」
みんなで摘んだヨモギで、お団子を一緒に作りましょう!
たんぽぽの花盛りだったのに、
今日は綿毛がたくさん。
子ども達は綿毛をふーっと飛ばすのに夢中。
季節の移り変わりはあっという間で
毎回違う姿を見せてくれます。
名残の八重桜,右近桜がまだ頑張っていました。
先日より、ピンク色が濃くなって、
更にかわいくなった花びらを,沢山集めている子。
たんぽぽ等他の花も使って、お絵かきを始めた子。
思い思いの遊びが、すぐに始まりました。
お散歩途中、茂みの中に丁度子ども達が
隠れられるくらいの場所があって、
息を潜めてかくれんぼ。
ほら、見事に隠れたでしょ?
こんな所に入って行くのも
結構勇気がいるのですが、みんな頑張ったね。
こちらでは、モグラのトンネルを発見!
最初は、恐々だった子ども達も、
モグラが掘ったフカフカの土に
フワフワ~、団子できた!と手が伸びて
トンネルに棒を突っ込んで、堀り堀り。
ホントだ!トンネルになってる!
春になって、生き物との出会いも増えました。
子ども達の小さな目は、小さな生き物を
上手に見つけてくれます。
小さな小さな、尺取り虫が、よいしょ、よいしょと
歩いているのを、じーっと見守る子ども達。
そのうち、自分の手にも移ってくれるかな?
と、手を伸ばして触れました。
一人が出来ると、僕も、私も。と
触れたお友達がいっぱいに。
初めてのはらっぱで、まだ
生き物には慣れてないお母さんや子ども達も
お友達の姿から、だんだん生き物との
距離が近くなってきますよ。
小さな命を、実感出来る大切な時間です。
<今日の絵本>
かなへびくん
わたしの
里山のかやねずみ:大野
楽しみにしていたお楽しみ日なのに
今日は怪しい空模様。
それでも、みんなで食べられる野草を
摘んで、いただきました!
最初に摘んだのは、新芽がきれいなお茶!
静岡生まれに人にはおなじみの「一枝二葉」。
他県から来られたお母さん達には新鮮な体験で
子ども達もお母さんから教えてもらって、
上手に摘まんで取っていました。
その他、ヨモギ、たんぽぽ、スイバ等
みんなで頑張って、ほら、こんなに収穫。
これを、食べてはいけないものが混じってないか
チェックしながら、種分けします。
分けられたものから、きれいに洗って。
子ども達、働き者でしょ?
天ぷらにしてもらったら、ぱくぱくいただきます!
どの野草も美味しくて、子ども達の手が伸びる伸びる。
米粉とお水だけで天ぷらにしましたが、
それぞれの特徴も出ていて、「スイバはすっぱいね。」と
いいながら、しっかり味わっていた子ども達でした。
食事中、パラっと降ってきた雨。
大急ぎで、小屋の軒下に避難することもありましたが
その後天気がもってくれて。
食後は思い思いの遊びを満喫!
子ども達のお気に入りの木のオブジェでは
恒例のお店屋さんごっこ。
「いらっしゃいませ~」
追いかけっこをしていた子ども達は
垣根越しにばあ!
去年と違うお友だち同士の関わりが
見られるようになってきて、それぞれの
成長ぶりが感じられます。
木登りをあまりしていなかったEくん。
今日、突然チャレンジしてくれまして。
見事、上まで登れました!
「すごーい!」と
その場に居た子ども達も大人もみんなで拍手!
すると、EちゃんNちゃんが私も!と
チャレンジしてくれて。
なんと、登れるようになっちゃいました!
子ども同士の刺激って、すごいですね。
お友だちの姿を見て、やってみたい!と思うことが
新しいチャレンジを生んで、ステップアップにつながって。
今日初めて登った子ども達でしたが、それまで、
お友だちの姿を1年間見てきたからこその足取りで、
上まで行くのにとても安定感があったのも驚きでした。
今年はどんな成長ぶりをみせてくれるのか。
毎回違う子ども達の姿が、本当に楽しみです。
<今日の絵本>
はなびらがとんできた
れんけつガッチャン
ふわふわふわり
里山のかやねずみ:大野