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【里山のかやねずみ】1/25

今年一番の寒波が!とテレビで散々
言っていたので、どうなることかと
思った今日のかやっこでしたが。
「寒くても思い切って来てよかったです!」
「すごく楽しかった!」と言う嬉しい声が。
寒い。ということは、池が凍る。ということで
今日は見事に張りました!
子ども達なら、乗っても大丈夫!

最初は、恐る恐る、だったのですが。

氷の様子を見ているうちに
だんだん大胆になってきて。
ほら、スケートしてるみたい!

今日の氷は暑くって、
なかなか割れてくれませんでしたが
こんな大きな氷が。
氷越しに、こんにちは~。
氷って、きれいだね~。冷たいね~。

氷の上に氷や木の実を投げると,
すーっと滑っていったり、
落ちた音が共鳴して、いい音が響いて。
「不思議だね~」
氷だけで、ホントにいろんな発見があって
親子でたっぷり遊んじゃいました。
(それでも、まだまだ遊びたかったんだけどね)

今年はなぜか、冬イチゴがまだ頑張ってくれていて。
寒くなって気持ちがへこんじゃった子ども達を
癒してくれました。

小さいお友達だと、冷えるのも早くて
みんなより、ちょっと早めに
暖かいグリーンクラブさんへ。
グリーンクラブは春みたいで、なんと
Uちゃんは、バッタを見つけてしまいました。

寒くても、暖まれる場所があるって有り難いね。
来週火曜は1月最後ですが
まだ、氷は残ってそうですよ。
暖かい恰好をして遊びに来てね。

<今日の絵本>
こねてのばして
おちばしゃくしゃく

里山のかやねずみ:大野

 

【里山のかやねずみ】1/23

関東では大雪で大変というニュースが
流れていましたが、南アルプスに守られた
静岡は、見事な晴天。
風がびゅうびゅう吹いていましたが
それも楽しんじゃう、かやっこ達は逞しい~❤

お散歩中、こっちに入れるかも、と
道から外れた藪でのかくれんぼに誘うと、
何人もがママから離れて
ガサガサガサガサ。
ちょっと高低差があるだけで、
しっかり隠れられちゃったね。

途中お皿のようになった切株では
ドングリや葉っぱを使って自然と
おままごと遊びが始まりました。
どんなところでも、自分達で遊びを
広げられる子ども達です。

久しぶりに来たMちゃん。
ママからなかなか離れられなかったのに、
忘れ物の虫網で、落ち葉のお魚釣りごっごを
始めたら、すっごく楽しくなっちゃって
「みてみて、大漁~!」

こちらのMちゃんは今日から本格的に参加です。
なので最初はスタッフが近づくだけで
警戒していたMちゃんでしたが、
森でのお散歩ですっかり仲良くなってくれて。
もう、ほんの僅かしか残っていなかったイチゴを
探しに一緒に登ってくれました。
小さな指で、小さな冬イチゴを上手に摘まんで
美味しそうに食べるMちゃん。
名残りのイチゴなので、あまりいいお味では
ないのですが、「食べたい!」という気持ちが
結構な斜面を自分で登るチカラになるんですよね。

寒さに負けず、外でしっかり遊んで
丈夫な体を作っていこうね。

木曜日は更に気温が下がりそうです。
と、いうことは、池には氷が厚く張りそうな予感。
スケートごっこができるかも?
手袋や、カイロ等防寒対策をしっかりやって、
楽しい冬を満喫しましょう。

木曜集合場所はリンゴ園ですよ。
お間違えなく。

<今日の絵本>
おしくらまんじゅう
このにおいなんのにおい
ももちゃんあーん

里山のかやねずみ:大野

【報告】わんぱく里山 11/26「竹筒ごはんを竹の食器でいただきます」

稲刈りが10月に出来なかったゆえの変更のプログラム。

今回は、山林を再認識させ、竹に関心を持たせたいために、子ども達の手を回復するよう計画を組んだ。久しぶりの竹筒ごはん作りのため、果たして美味しい五目ごはんが炊けるのか、怪我をしないで、竹箸と竹コップ作りが出来るのか、その段取りをどうすれば、スムーズに進行出来るのか、試行錯誤しながらも活動を推し進める。

 

子ども達は、真剣に作り方の説明の話を受け止め、マイ竹箸と竹コップ作りに集中し、取り組み、完成させる。

  

出来た箸と器で五目ごはんを食べている子ども達の満足げな顔つきが印象的であった。竹筒ごはん作りの火加減が難しかったが、保護者の協力をも得て、美味しく、焚きあげることができた。

  

たっぷり昼休みをとった後、午後は、さつまいも堀りと 大根の草刈りと収穫をする。

    

協してくれた保護者は、「自分達でノコギリや刃物を使って、作ることは、初めてで、とても楽しそうで、また、やり遂げた充実した顔をしていました。」「小刀どころか、ピーラすら持たせたことの殆どない中、丁寧な御指導をいただき、無事に作業をしている息子の姿が見られて嬉しい体験をさせていただきました。」「とても素敵な体験が出来ました。子供の普段とは違った一面やイキイキした姿は、一緒の時間を過ごす事が出来たお陰です。」等の感想が寄せられました。岡部の自然の中で、自らが使うものを自らの手先を駆使し、身体を動かし、仲間と共に、作り上げる体験は、今の子ども達にとっても貴重である事を再確認した一日だった。

【報告】わんぱく里山 10月→11/5「脱穀に挑戦!昔の人の知恵探し」

10月は、2回とも、雨や台風の為、延期になり、急きょ、平日、日を設け、できる人達で、稲刈りをした。

 

なんとか、夕方までに稲刈りを終え、はざかけも終了することが出来た。

しかし、二、三日後、風雨が強く、はざかけが倒れ 、田畑を管理してくれている鴫谷さんが気づき、直してくれた事を後で知り、みんなで感謝する。その事があって、11月に脱穀がやれる事になった。

11月5日

さっそく、田に出掛け、脱穀を開始。大きな音がする脱穀機に驚きながらも、みんな真剣に脱穀をし、米作りの大変さを感じたようだ。

  

次に、さつまいも堀りをする。 期待していなかったが、 思いの他 大きくつながったさつまいもが出てきて大喜びだった。

  

掘ったサツマイモで、焼き芋作り。

午後は、 玉ねぎの苗植えをする。 マルチシートを引き、穴を開け、そこに、苗の植え付け。根が長く、四苦八苦しながらも、 積極的に植える姿が見られた。また、大根畑の草刈りも一生懸命で、間引きでは「こっちを取る?」「どっちがいいかな。」と、グループで話す姿が見られる。

  

次回は、新米での竹ご飯作りと竹箸

作り等、収穫の喜びと藁でお飾り作りの予定。人間の手を回復させるための活動と収穫のの喜びをみんなで分かち合い、新しい年を迎える想いを深められればと来月を楽しみにしている。

【報告】里山BASE冬②~遊び方は無限大!~

冬は川に入れない?虫もいない?じゃあ、どうする? 冬のBASEは夏とは違った楽しみがあるんだよ~!!

冬の森は広くなる!
だって夏に草が生い茂って入れなかったところも…冬なら草がなくなってるからヘッチャラ!

お、冬イチゴをゲット!
でも夢中になりすぎないで!他の人や動物たちの分もとっておこう。

 

目をギラギラさせて冬イチゴを探したから、葉っぱの形も覚えちゃった!
これで夏に見つけても、冬イチゴの場所を覚えておけます。

 

冬ならではの発見は他にも。!
わあ!氷だ!

  

 

BASEといったら川!・・・には入れないから橋を架けます。

 

うまく渡れるかな?
渡れたけど安定感ないなぁ。そうだ、もう1本追加しよう!
いや、こっちに架けたほうか面白いよ、それっ。

 

男の子たちは実に良い木を見つけてきます。

 

葉っぱがついてない木はときとして剣にもなります。
チャンバラ、大好き!鍔迫り合いだ!

 

 

女の子は・・・こんな素敵な飾りが作れちゃいます!
門松や、小っちゃいリース。

 

 

他にもいろんな遊びを考えます。

木登り、くじやさん、輪投げ屋さん、ダンスに腕相撲・・・

  

斜面を滑ったり、綱引きをしたり、竹の楽器を作ったり、遊び方は無限大!

  

 

子どもたちの遊ぶチカラ、見つけるチカラ、生み出すチカラにスタッフは圧倒されつつ、森の恩恵に感謝した里山BASEでした。

 

 

 

【報告】里山BASE冬①~冬は何で温まる?~

冬といえば焚き火。
でもいつでもできるというわけではありません。

雨が降っていたら当然できないし、風が強い日も危険でできません。
おや、今日は天気もいいし風もそこまで強くないから出来そうな気がする。

「どこだったら安全にできそう?」
「青空広場!」
ということで、焚火やりたい組は、バケツコンロや火ばさみ、水を準備して出発。

青空広場に着いたら、火起こしチームは早速準備に取り掛かる。 材料を集めて場所を決めて・・・

ここでスタッフの出番だ。

「ちょっと待って!松の葉がたくさん落ちてるけどここで火おこしして大丈夫?」
「火が燃え移ったら山火事になっちゃう!」

「じゃあ、山火事にしないためにはどうすればいい?」
「水をまわりに撒いておく」
「うーん、火を消すための水がなくなっちゃうからたくさん水は使えないね」
「風が吹いてくる方向を考えて水を撒く!」

お、なるほど!

「石を置く!」
「どこに?」
「まわりに置いて火が広がらないようにする!」

それだ!
ということで材料集めに石も加わりました。

 

マッチをすっていざ点火・・・するもののなかなかつかない。
とうとうマッチは最後の1本に・・・


ちょっと待って!
なんだかこの材料、湿ってない?
「本当だ・・・」

こうして材料集めから再チャレンジ!
今度は乾いた木や枝を集めてこれたかな。
でもマッチは最後の1本。無事に火はつくのか・・・

ついた!

慣れていてもなかなかスムーズにはいかない。 失敗しながら覚えていきます。

 

焚き火では温まるだけではなく食べ物も焼けます。
時にはみんなでマシュマロを焼く日も・・・
ちょっと茶色くなるくらいが絶妙の焼け加減。
うまく焼けたね!

 

 

さて、寒い冬の青空の下、温まる方法は焚き火だけではありません。
松の葉を集めてふとんにします!
でもまだまだ寒いかな?

そしたら落ち葉をかぶっちゃうのはどうだろう?
冬場はおふとんの材料がたくさんあるね。

もっと良いベッドにするためにはどうしたら良いんだろう?
クッション性を高めるには・・・?

 

当店のベッド屋は予約制になっております。
スタッフもばっちり招待され、光を遮るアイマスクは葉っぱで代用。
ベッドは徐々に進化していきます。

 

1人で考えるのではなく、皆で考えるともっと良い物が出来る。 友達と協力できるのもBASEの醍醐味だね!

【里山のかやねずみ】1/18

タンポポが顔を上げだし、ぽかぽかの日差しが、
すっかり春だった遊木の森。
みんなで、元気にお散歩に出発!

木の棒は、どうしてこんなに魅力的なんでしょう。
一人がトントンと、手すりの木で太鼓を始めると
みんなでトントン!落ち葉のガサガサの音も加わって、
森の合奏団の演奏が始まりました。

冬の森は葉が落ちて見通しが良くなるのですが
葉っぱに隠されていた物も見つけやすくなります。
その一つがコレ。
小鳥の巣です。
コケと葉っぱと、クモの巣を巧みに絡ませて、
ちゃんと織り上げてある丈夫な巣ですが、
片手にすっぽり収まる程の大きさで。
どうやって、どんな子が作ったんだろう。
と、お母さん方は感心しきりでした。

遊木の森はらっぱ部の頂上に向かう道は
結構坂道なのですが、お母さんが上手に
誘導して歩いてくれるので、ぐずったり
する子が本当にいなくて。
子どもの力って、大人が思う以上に
ちゃんと備わっていると、かやっこに
来ている子ども達を見ると思うのです。

麓に下りて、ご飯を食べたら
思い思いの遊びの時間。
団子やさんですよ~、と
声をかけてくれたのはNちゃんとHちゃん。
土をぎゅうっと握って、ママも一緒に
沢山お団子作ったね。

竹筒をコロコロ坂道で転がして遊び出した
KくんとRくん。最初は手だったのが
次には棒でつついて転がして。
工夫して遊びが進化していきます。
この二人、仲がいいのに、
気性も似た者同士で。
ケンカになると、両者一歩も譲れず。
でも、お母さん達は、すぐに謝らせるのでなく
どうするか探りながら付き合ってくださっていて。
お友達にも想いがある、ということ。
ちゃんと受け止められるようになるためには、
やって、やられて。
気が付いた方から変わっていける。
大人の仕事は気持ちの通訳くらいでしょうか。
さあ、これからの進展が楽しみな二人です。

次回23日は、1月最後の遊木の森です。
まだ行ってない頂上や、探険コース。
どこにいこうかな?

<今日の絵本>
でんしゃでいこうでんしゃでかえろう
ふゆめがっしょうだん

里山のかやねずみ:大野

 

【里山のかやねずみ】1/16

今日はみんなが楽しみにしていた
お山の焼き芋大会の日!
でも、その前に。
冬でも、元気に活動している
生き物の痕跡が。
地面には土饅頭がポコポコ。
ほりほりすると、ぽっかり穴が空いていて。
「トンネルになってる!」

「モグラって冬眠しないんですね。」とお母さん。
モグラさんは食べてないと死んでしまうくらい大食漢。
冬は食料を求めて大変なんでしょうね。

気持ちを切り替えて、
焚火で焼き芋するために
枝や落ち葉を拾いにお散歩へ。
アオキの森はジャングルみたい。
お仕事を忘れて、つい探険しちゃった💦

それでも、しっかり、小枝や落ち葉を
集めてくれた子ども達。
初めてのマッチ擦りに挑戦です!
おうちで火をみる機会が少なくなった現代。
炎の美しさ、熱さ。煙が目に染みる事。
どれもが新鮮な体験で。

火をつけた後、お昼ご飯だったのに
ごはんも食べず、ずっと炎を見ていたかった
Kくん。ホントに面白かったんだろうね。

落ち葉を何度か投入して暫くすると、
さあ、そろそろできたかな?

 

本年度は、自分達で育てたサツマイモもあったので
お味噌汁もふるまっちゃいました。
そして。お待たせしました、メインの焼き芋。
上手くできるか心配でしたが、なんとか完成!
飴色のあま~い焼き芋ができましたよ。
お代わりを何度もする子もいて。

焼き芋、楽しかったね、美味しかったね。

2月のお楽しみ日では、今度はみんなに考えて
火つけをしてもらいます。
どんな葉っぱが燃えやすいのか
覚えてるかな?

また、美味しいことしようね

<今日の絵本>
すすめゆきのきゅうじょたい
ぼくのシチューわたしのシチュー

里山のかやねずみ:大野

 

 

【里山のかやねずみ】1/11

火曜日の暖かさから、うって変わって
冷たい風が吹く木曜日。
でも、そのおかげで、溶けてしまっていた
池の氷が復活!
棒で、つんつん!
氷を割って遊び出しました。

頑張って割った氷は落ち葉や
空気を閉じ込めて「きれいだね~」

この日は風も強くって、
お昼ご飯を食べるつもりで敷いた
ブルーシートがパタパタ~
これが子ども達は大好きで。
それ!と引き上げて、また降ろして。
シートの下にわざと入ったり
一緒に持ってパタパタしてみたり。

昼食後、おのおの好きな遊びを始めます。

Mちゃんは、すっかり木登り名人。
うんしょ、と高く足を上げて
登る姿が自信に溢れてきました。


初めの頃はお母さんにくっいて、恥ずかしそうに
していたのに、一人でどんどん歩けるようになって、
いっぱいおしゃべりもしてくれるようになって。
この冬、成長ぶりを見たおじいちゃんおばあちゃんが、
びっくりされたんですって。
いっぱい、頑張ってきてくれてたもんね。

今度のお楽しみ日は
「落ち葉で焼き芋大会!」
そのために、Kちゃん、せっせと
落ち葉を袋に集めてくれました。

集めた落ち葉で、お風呂遊びを
していたのはUちゃん。
案外落ち葉の中って、暖かいんだよ。

この二人。落ち葉を集める目的が
違いまして。
案の定、揉めました。
でも、こういう経験って大事だと
思うのです。
自分と違う考えの人がいるんだ、ということ。
大人が先に決めてしまうのではなく
自分で相手の想いを受け止め、感じること。

沢山の仲間と一緒だからこそ
経験できる、貴重な時間。
2.3才児さんの大事な試練。
見守って下さったお母さん達も
ありがとうございました。
これからの成長が楽しみです。

さあ、来週火曜日はいよいよ
「焚火でやきいも大会!」
焚火の熾火で焼けるものなら、
持ってきてくださってもOK!
(リンゴとか、みかんとか?)
美味しく楽しくできますように。

<今日の絵本>
おでんのゆ
そりあそび

里山のかやねずみ:大野

【里山のかやねずみ】1/9

新年、最初のかやっこ、始まりました!
12月でもう食べ納め、と思っていたフユイチゴが
まだ頑張ってくれていました。
寒さで甘さを増して、「あま~い!」「美味しい!」
大人も子どもも、夢中です❤

   

美味しくって、ちゅうちゅう!手放せません❤

 

さっきまで「抱っこ!」と言っていた子が、
この斜面を、イチゴ食べたさに登る登る~。
森の恵みのありがたさですね。

   

雨上がりだった森には、水たまりがあちこちに。
ちゃぷん!ばちゃばちゃ!
長靴履いてるからへっちゃらだもん!
といいながら、いつの間にか濡れてるんだけどね。
最高気温15度だったこの日。
これくらいの寒さなら楽しいほうが先!
お母さん方も、ちゃんと分かって下さっていて
お着替えの用意はばっちりなのでした。
思う存分遊ばせてもらえて、いい顔してるね。

グリーンクラブにつくと、竹ぽっくりに挑戦!
いち、に!いち、に!がんばれ!

  

 今日は、いつもと違う道も探険してみました。
お茶畑跡の段々をすべり台にしてみたり、
斜面の木にくっつくと、なんだか高い木に
登った気になちゃうね。

すっかり冬仕様の森の中でしたが
風を避けられる場所さえわかっていれば
暖かく過ごせたね。
冬の森も、服装や場所を考えれば、
楽しく外遊びが出来ますよ。
寒さに負けない体をつくりに、
遊びに来てくださいね。

<今日の絵本>
歩いてみたよはるのみち
ねこごよみ
ふゆのたんぽぽ

里山のかやねずみ:大野