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【報告】里山de遊び隊 9/24 「竹を使っておいしいもの・第二弾!」

実はこの9/24は保護者参観日!

色々と保護者にも体験してもらいました。

 

午前中はまず田んぼに移動して稲の生育を観察。

穂も大分出てきておおきくなったなぁ、と実感しました。

その後は竹筒ご飯作り。

小学生は竹で箸、お椀作りをします。

  

ノコギリの扱いもだいぶ慣れてきたね!

 

スタッフの指導のもと、保護者には竹の御釜作りを体験してもらいました!

 

12時には竹筒ご飯も出来上がり!

  

昼食は竹筒ご飯、味噌汁もありいただきます!

皆美味しい美味しいでおかわりもいっぱいする。

味噌汁も多めに作りましたが、完売でした。

午後はそれぞれ竹細工をしました。

今まで経験したものを自由に作ろうということで取り掛かります。

 

コップ、花瓶、スコップ、輪投げ、箸など色々で来ました。

参観会としては…我が子が小刀の使い方が上手になってるのを感激した様子で見ていました。

【報告】里山QUEST(水)~できた!人間モノレール!~

めざすは「人間モノレール」!

竹は重力に逆らわず、重みでずり落ちてしまう!

そこで考えたのは…

モノレールの竹の先は穴を掘って埋める。
そして、前に竹を3本置いて止める!

 

まず動き出したのは2年生。

長い竹をどうしたらうまく急斜面の上に持っていくか?

2人が身に着けたのはこのテクニック!

先を行く人は、竹を置いてまず登る。

下の人が竹を上の人に渡す。

これを繰り返すと安全に竹が山を登ることができる!

何回もやるうちに体得した技。

2人が一所懸命にやっていると、仲間たちがやってきた。

大勢になってもやり方はさっきと同じ!

もうみんなわかっている。

「下のほうが重いよ。もう一人下りてきて!」

「もっと向こうのほうへ引っ張らないと、こっちがつっかかっちゃうよ」

総監督から指示が飛ぶ。

「どういうこと?」みんなも考えて自分の行動を決める。

 

モノレールを支える3本の竹がそろってきた!

さあ、モノレールを立てかけるぞ!

「もう少し下にしないと、つっかかっちゃうよ」

暗くなってくると大切なのは、明るいときよりもっと声を出すこと。

 

3本の竹の脇にモノレールが入る穴を掘って…

できた!

もう滑り落ちない。

…でも…上がグラグラ…今度は横滑り

こんなことでめげないのが、みんなのすごいところ!

 

「横に行かないように竹で留めればいいじゃん」

やっぱり動くのは2年生。

3年生の意思を受け継いで、本当に成長したね。

3年生も2年生も、ものすごいパワーの持ち主ばかり。

 

モノレールの横に置くには、長すぎる!

こんなときは、

切って、

運んで、

      

置く。

 

1年生も、2~3年生と一緒によく働く。

こうして覚えていくんだよね。

 

秘密基地の階段や廊下づくりも盛んです。

「これジャマだなぁ」

「切ればいいじゃん」

全員がノコギリ名人です。

 

暗くなってもがんばります!

斜面を登りやすいように、足が入る穴を掘ってるんです。

ほうら!下りるのラクちん♪

暗くても通り道がわかるように、左右に竹を置きました。

 

着々と秘密基地ができていきます。

ところで、人間モノレールは?

「完成~!!」

「ちょっとこわいな」

「こわかったら、両側の竹でブレーキかけて!」

 

ああ、それはブレーキか!

考えたね~。

1年生にはサポートがつきます。

さっすが~!

暗い竹林に、子どもたちの歓声が響きます。

 

さあ、もっと楽しい基地にしようよ!

どんなふうにする?

一人一人意見を出し合って…

「かまどをつくってマシュマロ焼こうよ」

「食器をつくって置いておいたら?」

「地下に寝るとこつくりたい」

「暗くても歩けるように灯りをともそうよ」

「ここで宝さがししよう!」

 

まだまだ広がる秘密基地の夢。

さあ、君たちはどこまで実現できるか!?

秘密基地づくりはまだまだ続く!!

 

 

 

 

 

【報告】里山QUEST(火)~どうなる?秘密基地~

洞穴の近くにベッドをつくり始めた子どもたち。
「これがふとんになるんだよ」

集めているのは竹の枝。

「ここにみんなが寝られるくらいのベッドをつくる!」

 

「ぼくはここがいい」

いい枕もあるねぇ。
懐中電灯がベッドのライトになってて、おしゃれじゃん。

ベッドに寝転んで見えるのは、この景色!

 

全員が寝られるように、せっせと竹を運ぶ子どもたち。

そのうち…

「隠れられるね」
「かくれんぼベッドだ」

 

こうして始まるのが、そう、かくれんぼ。

あたりは真っ暗。

「いーち、にーい、さーん、…」
「もういいかい?」「まあだだよ」
「もういいかい?」「もういいよ」

真っ暗だけど、声の方向でだいたいわかるみたい。

「みーつけた!」

「ここにも、みーつけた!」

「もう一回やろう!」

だんだん隠れるのがうまくなってくるから、おもしろい!

左の立っている子が鬼。
右の座っている子は隠れてる。
真っ暗だから、こんなに近くにいるのに、見つからない!!
写真には写っているんだけど、本人だちには見えてない。
見ているスタッフは笑いをこらえるのに必死!

「みーつけた!」

見つかったのは、別のところに隠れていた子たち。

さっきの子は最後まで見つからなかった。

「かくれんぼベッド」から発展した遊び。
「鬼は懐中電灯を持っちゃダメ」というルールも自分たちでつくった。

だって明るくしたらすぐ見つかっておもしろくないもんね。

「どうしたらうまく隠れられるか?」
「どこなら見つからないか?」
「どこに隠れているか?」
「どうしたら楽しくなるか?」

考えながらやってみる!
やってみてまた考える!
これがQUEST!

さて、秘密基地はどうなるのかな?
さあ、2018年が始まるぞ。
新しいQUESTを力を合わせて創り出そう!

【報告】里山QUEST(火)~秘密基地建設場所さがし~

さあ、新しい基地はどこにつくろうか

場所さがしに出発!

 

「確かここにカブトムシの幼虫がいたよね」

「やっぱりいた!」

あれ?何を探してるんだっけ?

 

「ここはどう?」

「竹が積み重なって、隠れられるよ」

 

「おもしろいけど、なんか危ない」

 

キョロキョロしていると…

「赤い実みつけた!」

「これ何?」

 

<p体験に参加の男の子が発見!

「これね、食べられるんだよ~」

「えー!ほんとだ!美味しい!」

 

「食べられるものが近くにあるといいね」

なるほど、そうだそうだ!

 

向こうにも行ってみよう!

 

なかなか急な斜面。

手を取り合って助け合って登ります。

 

いいぞいいぞ。

 

登ったら…下りる!

竹の葉っぱがよく滑る!滑り台だよ。

そして、竹の落ち葉ぶとんに落ち葉シャワー!

 

「ここは楽しいところだね」

 

「どこがいいかなぁ?」

 

すると、なんだか洞穴のようなものを見つけました。

「ここだったら、みんな入れる?」

 

「もっと穴を広げたらどう?」

「どうやって?」

「崩れちゃうんじゃない?」

「つっかえ棒を立てて支えればいいんじゃない?」

 

「この溝には橋をかけよう」

すると、始まるジャンケンゲーム。

 

1~2年生のQUEST(探求)は、どうしても横に広がっちゃう。

深めるところはもう少し!

 

時にはケンカをしたり涙を流すこともあるけれど、でもちゃんと話せば仲直り。

「ケンカするほど仲がいい」ってみんなのことだよね。

思っていることをちゃんと言えるって大事なこと。

ケンカしながら相手のことがだんだんわかってくる。

 

さあ、次はどんな展開が待っている!?

大人が思うような基地にならないから、おもしろい!

新しい仲間も増えるといいね。

 

 

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます

あけましておめでとうございます。
昨年も、多くのご支援のおかげで
森の中での教育を発展させることができました。

特に2017年は、ともに活動を創り社会へ発信する
団体同士の新しいつながりに恵まれた年になりました。

パートナーのみなさんと出会った時期を思い起こすと、
だいたい3~4年前に、初めのきっかけが訪れています。

子どもたちも、森での経験がすぐに役に
立ち始めるわけではありません。
数年を経て、驚くような変化を見せてくれます。

 

エコエデュがまいているのは、いつも、
可能性の種です。
今まいた種が実るのは、もしかしたら
東京オリンピックの後。

いえ、もっともっと先かもしれません。

いつも未来を見据えながら、エコエデュは
2018年も新しい可能性の種をまき続けます。

みなさんも共に種をまく仲間として
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

【里山のかやねずみ】1月集合場所とお楽しみ日

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
年始最初のかやっこは9日からです。
子ども達の声が聞こえない冬の森は
更にしんしんと冷え込む様で。
早くみんなに会いたいな。
心をポカポカにして待ちしています。

集合場所:9.11.25.30日…リンゴ園
       6.18.23日…遊木の森はらっぱ部
お楽しみ日:16日(火)予備日23日(火)
       秋にみんなで掘ったサツマイモで焼き芋大会だよ!
       お楽しみに!

 

【報告】里山キッズ 12/28 谷戸部に行っちゃった!

里山キッズ 冬休み編 最終日

4日目の今日は、みんなのやりたいことに加え
スタッフから提案をしてみました。
「今まで行ったことがないところに行ってみない?」
皆が同意してくれたので「谷戸部」を目指すことにしました。

が、まずは、はらっぱでやりたい事スタート。
木のトンネルの中では木登りに霜柱、
木登りした子が揺らして落とす葉っぱをキャッチしたり、
木についている不思議なものも観察しました。

28 ごう 木登り 28さき きのぼり みのりえいじ

葉っぱキャッチ 霜柱 じー

はらっぱで「ケイドロ」もやったけど、
モグラの穴調査もやっていました。

くぼみを見つけると寝転んで隠れたり、
はらっぱの大木の木登りに挑戦したりしました。
周りに苗木が植えてあって、ピンクの紐がついていました。
「どうして紐がついているの?」
「この木はまだ赤ちゃんだからみんな気づいてねってしるしだよ」
「木の赤ちゃんなんだ、よしよし、いいこいいこ。 女の子かな?」
くぼみお風呂 28 ひとりごう木登り いいこいいこ 

何でも屋さんが開店して、ハンバーグやピザ、カレーにケーキなど、
メニューが盛りだくさんのお店が開店!
偶然見つけたドングリを割ってみて、中から白い実が出てきました。
殻を見つめて、「ドングリはね、幼虫のベッドなんだよ」

 カレー作り なんでもやさん 幼虫ベッド

原っぱでの遊びが充実していて、
谷戸部への探検は無理かな~と思っていたら、
一人のお友だちが、
「かくれんぼしながらお山に登りたいね」
と提案してくれました。
皆が賛成してくれて、11:00過ぎにはらっぱを出発しました。
道中、探検したりかくれんぼしたり、
遊びながら山を登って、そして谷戸部に降りていきました。

28探検 28かくれんぼ

谷戸部でお弁当を食べてから、
はじめての場所とは思えない様子で遊んでいます。
難易度の高い木の木登り、草花遊び、
他にもフユイチゴ摘みやetc…

上級木登り 登れた 私も登れた 28草花遊び  

帰り道、頂上付近の尾根道で落ち葉の布団や落ち葉シャワーをしました。

28落ち葉のシャワー

はらっぱに戻ってすこーし時間があったから
午前中の続きで何でも屋さんが開店。

みんな、本当によく遊びました!
楽しかったね。
春休みも待ってます!

今日の絵本
『もりのなか』
『てんとうむし どこいくの』

 

 

【報告】12/23和モダン!My門松で新年を迎えよう

里山に来たのが初めて!
ノコギリ使ったのが初めて!
という方が、たくさん来てくださいました。

今年の門松のテーマは「和モダン」!
自然にある物や家に眠っている物を使って、
個性豊かな作品に仕上がりました。

 

 

竹きりプロジェクトでは、
竹をきって、使い、
教育の森をまもっていくことをめざしています。

今回は、定例活動に来てくれているメンバーさんが中心となり、
その楽しさや大切さを、
初めての参加者さんへ伝えてくださいました。

冬の陽ざしとともに、
皆さんの笑顔も温かい1日でした。

 

 

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1月からの予定はコチラです。
ご参加お待ちしております!
www.ecoedu.or.jp/programs/takepro2017/

【報告】12/10「里山の未来を考える3日間」最終日

なんと2回も雨天延期となり、
ようやく開催されました、
「里山の未来を考える3日間」最終日。

今回も講師にフォレスター(森林総合監理士)の
鈴木礼さんに来ていただき、
日々の整備作業を、安全で効率的に進めるコツを
教えていただきました。

 

そして、

じゃぁ~ん!!
こちらが、できあがったグランドマップです。

2日目にみんなで模造紙に描いたものを、
参加者の丹澤さんがillustratorにおとしてくださいました!

これからの時代、
里山整備ができる人は
ますます減っていくでしょう。

それでも、
教育の森だけは次世代へつなげたい。

専門家でなくても、
集った人たちが考え話し合いながら
できることを実践していける場でありたいです。

そのためのヒントが沢山つまった設計図。
毎年進化させていく予定です。
一緒に歩んでいただけたらうれしいです。

【報告】12/2運営中間報告会

会員さん達によって企画されているエコエデュのプログラム。

今回の報告会では、各主担当さんからプログラムに関わる想いを
お話していただきました。
いくつかをご紹介します。

■里山のかやねずみ:大野知子さん(ちゃい)

自分の子どもと里山で過ごして楽しかった時間を忘れたくなくて、
この想いを他のお母さんとも共有したくて活動しているスタッフが多いです。
先日「仕事復帰を遅らせてかやっこに参加したことで、
貴重な親子の時間をもててよかった」いう参加者さんの声を聞いたりして、
嬉しく思いました。

 

■わんぱく題楽:毎熊幸代さん(サニー)

子どもたちがチャレンジする姿を見て、
私たちスタッフももっと新しいことに挑戦していきたいというパワーを
もらっている気がします。
保護者さんからの喜びの声も原動力になっています。

 

■里山しごと:吉沢宣秀さん(よっしー)

里山への想いやものができるまでの過程を、誇りを持って伝えています。
体験を通して参加者さんがどんな反応をするのか、
予測しながら企画を立て、実施した後はスタッフ同士でふりかえりをして
次につなげていく過程は楽しくもあります。
毎回壁があり、毎回越えられずにいつも悶え苦しんでいます(笑)

 

主担当さんの想いと集まった皆さんの共感の輪が、
エコエデュのビジョン「笑顔で挑戦し続ける社会」につながってくるのだと
実感できた会議でした。