エコエデュ のすべての投稿

【報告】里山QUEST(火)~秘密基地建設場所さがし~

さあ、新しい基地はどこにつくろうか

場所さがしに出発!

 

「確かここにカブトムシの幼虫がいたよね」

「やっぱりいた!」

あれ?何を探してるんだっけ?

 

「ここはどう?」

「竹が積み重なって、隠れられるよ」

 

「おもしろいけど、なんか危ない」

 

キョロキョロしていると…

「赤い実みつけた!」

「これ何?」

 

<p体験に参加の男の子が発見!

「これね、食べられるんだよ~」

「えー!ほんとだ!美味しい!」

 

「食べられるものが近くにあるといいね」

なるほど、そうだそうだ!

 

向こうにも行ってみよう!

 

なかなか急な斜面。

手を取り合って助け合って登ります。

 

いいぞいいぞ。

 

登ったら…下りる!

竹の葉っぱがよく滑る!滑り台だよ。

そして、竹の落ち葉ぶとんに落ち葉シャワー!

 

「ここは楽しいところだね」

 

「どこがいいかなぁ?」

 

すると、なんだか洞穴のようなものを見つけました。

「ここだったら、みんな入れる?」

 

「もっと穴を広げたらどう?」

「どうやって?」

「崩れちゃうんじゃない?」

「つっかえ棒を立てて支えればいいんじゃない?」

 

「この溝には橋をかけよう」

すると、始まるジャンケンゲーム。

 

1~2年生のQUEST(探求)は、どうしても横に広がっちゃう。

深めるところはもう少し!

 

時にはケンカをしたり涙を流すこともあるけれど、でもちゃんと話せば仲直り。

「ケンカするほど仲がいい」ってみんなのことだよね。

思っていることをちゃんと言えるって大事なこと。

ケンカしながら相手のことがだんだんわかってくる。

 

さあ、次はどんな展開が待っている!?

大人が思うような基地にならないから、おもしろい!

新しい仲間も増えるといいね。

 

 

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます

あけましておめでとうございます。
昨年も、多くのご支援のおかげで
森の中での教育を発展させることができました。

特に2017年は、ともに活動を創り社会へ発信する
団体同士の新しいつながりに恵まれた年になりました。

パートナーのみなさんと出会った時期を思い起こすと、
だいたい3~4年前に、初めのきっかけが訪れています。

子どもたちも、森での経験がすぐに役に
立ち始めるわけではありません。
数年を経て、驚くような変化を見せてくれます。

 

エコエデュがまいているのは、いつも、
可能性の種です。
今まいた種が実るのは、もしかしたら
東京オリンピックの後。

いえ、もっともっと先かもしれません。

いつも未来を見据えながら、エコエデュは
2018年も新しい可能性の種をまき続けます。

みなさんも共に種をまく仲間として
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

【里山のかやねずみ】1月集合場所とお楽しみ日

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
年始最初のかやっこは9日からです。
子ども達の声が聞こえない冬の森は
更にしんしんと冷え込む様で。
早くみんなに会いたいな。
心をポカポカにして待ちしています。

集合場所:9.11.25.30日…リンゴ園
       6.18.23日…遊木の森はらっぱ部
お楽しみ日:16日(火)予備日23日(火)
       秋にみんなで掘ったサツマイモで焼き芋大会だよ!
       お楽しみに!

 

【報告】里山キッズ 12/28 谷戸部に行っちゃった!

里山キッズ 冬休み編 最終日

4日目の今日は、みんなのやりたいことに加え
スタッフから提案をしてみました。
「今まで行ったことがないところに行ってみない?」
皆が同意してくれたので「谷戸部」を目指すことにしました。

が、まずは、はらっぱでやりたい事スタート。
木のトンネルの中では木登りに霜柱、
木登りした子が揺らして落とす葉っぱをキャッチしたり、
木についている不思議なものも観察しました。

28 ごう 木登り 28さき きのぼり みのりえいじ

葉っぱキャッチ 霜柱 じー

はらっぱで「ケイドロ」もやったけど、
モグラの穴調査もやっていました。

くぼみを見つけると寝転んで隠れたり、
はらっぱの大木の木登りに挑戦したりしました。
周りに苗木が植えてあって、ピンクの紐がついていました。
「どうして紐がついているの?」
「この木はまだ赤ちゃんだからみんな気づいてねってしるしだよ」
「木の赤ちゃんなんだ、よしよし、いいこいいこ。 女の子かな?」
くぼみお風呂 28 ひとりごう木登り いいこいいこ 

何でも屋さんが開店して、ハンバーグやピザ、カレーにケーキなど、
メニューが盛りだくさんのお店が開店!
偶然見つけたドングリを割ってみて、中から白い実が出てきました。
殻を見つめて、「ドングリはね、幼虫のベッドなんだよ」

 カレー作り なんでもやさん 幼虫ベッド

原っぱでの遊びが充実していて、
谷戸部への探検は無理かな~と思っていたら、
一人のお友だちが、
「かくれんぼしながらお山に登りたいね」
と提案してくれました。
皆が賛成してくれて、11:00過ぎにはらっぱを出発しました。
道中、探検したりかくれんぼしたり、
遊びながら山を登って、そして谷戸部に降りていきました。

28探検 28かくれんぼ

谷戸部でお弁当を食べてから、
はじめての場所とは思えない様子で遊んでいます。
難易度の高い木の木登り、草花遊び、
他にもフユイチゴ摘みやetc…

上級木登り 登れた 私も登れた 28草花遊び  

帰り道、頂上付近の尾根道で落ち葉の布団や落ち葉シャワーをしました。

28落ち葉のシャワー

はらっぱに戻ってすこーし時間があったから
午前中の続きで何でも屋さんが開店。

みんな、本当によく遊びました!
楽しかったね。
春休みも待ってます!

今日の絵本
『もりのなか』
『てんとうむし どこいくの』

 

 

【報告】12/23和モダン!My門松で新年を迎えよう

里山に来たのが初めて!
ノコギリ使ったのが初めて!
という方が、たくさん来てくださいました。

今年の門松のテーマは「和モダン」!
自然にある物や家に眠っている物を使って、
個性豊かな作品に仕上がりました。

 

 

竹きりプロジェクトでは、
竹をきって、使い、
教育の森をまもっていくことをめざしています。

今回は、定例活動に来てくれているメンバーさんが中心となり、
その楽しさや大切さを、
初めての参加者さんへ伝えてくださいました。

冬の陽ざしとともに、
皆さんの笑顔も温かい1日でした。

 

 

*****************
1月からの予定はコチラです。
ご参加お待ちしております!
www.ecoedu.or.jp/programs/takepro2017/

【報告】12/10「里山の未来を考える3日間」最終日

なんと2回も雨天延期となり、
ようやく開催されました、
「里山の未来を考える3日間」最終日。

今回も講師にフォレスター(森林総合監理士)の
鈴木礼さんに来ていただき、
日々の整備作業を、安全で効率的に進めるコツを
教えていただきました。

 

そして、

じゃぁ~ん!!
こちらが、できあがったグランドマップです。

2日目にみんなで模造紙に描いたものを、
参加者の丹澤さんがillustratorにおとしてくださいました!

これからの時代、
里山整備ができる人は
ますます減っていくでしょう。

それでも、
教育の森だけは次世代へつなげたい。

専門家でなくても、
集った人たちが考え話し合いながら
できることを実践していける場でありたいです。

そのためのヒントが沢山つまった設計図。
毎年進化させていく予定です。
一緒に歩んでいただけたらうれしいです。

【報告】12/2運営中間報告会

会員さん達によって企画されているエコエデュのプログラム。

今回の報告会では、各主担当さんからプログラムに関わる想いを
お話していただきました。
いくつかをご紹介します。

■里山のかやねずみ:大野知子さん(ちゃい)

自分の子どもと里山で過ごして楽しかった時間を忘れたくなくて、
この想いを他のお母さんとも共有したくて活動しているスタッフが多いです。
先日「仕事復帰を遅らせてかやっこに参加したことで、
貴重な親子の時間をもててよかった」いう参加者さんの声を聞いたりして、
嬉しく思いました。

 

■わんぱく題楽:毎熊幸代さん(サニー)

子どもたちがチャレンジする姿を見て、
私たちスタッフももっと新しいことに挑戦していきたいというパワーを
もらっている気がします。
保護者さんからの喜びの声も原動力になっています。

 

■里山しごと:吉沢宣秀さん(よっしー)

里山への想いやものができるまでの過程を、誇りを持って伝えています。
体験を通して参加者さんがどんな反応をするのか、
予測しながら企画を立て、実施した後はスタッフ同士でふりかえりをして
次につなげていく過程は楽しくもあります。
毎回壁があり、毎回越えられずにいつも悶え苦しんでいます(笑)

 

主担当さんの想いと集まった皆さんの共感の輪が、
エコエデュのビジョン「笑顔で挑戦し続ける社会」につながってくるのだと
実感できた会議でした。

【報告】12/27 里山キッズ

里山キッズ3日目

キッズのお友だちは毎回違います。
だから、毎回、活動が違うんです!

今日は、受付が終わった後、
「雪」を発見したお友達がいました。
葉っぱについている霜なんですが、
キラキラ光って白くって、どう見ても「雪」なんです。
雪見つけの遊びがみんなに広がっていきます。

雪の葉っぱ 27雪がついてる 27これが雪

気が付くと、丸太が転がっていました。
次に「家づくり」が始まります。
道を挟んだ片方の斜面の上の丸太下ろして、
反対側の斜面を登って、そのさらに奥に丸太を積みます。
「たくさん必要だから」と何回も何回も。
「重いから誰か手伝って!」
と声をかけると、自然にお友達が手伝いに来てくれました。

27丸太を運んで 27誰か手伝って 27家を作る

溝に架かった橋を「折る」と頑張ったり、
はたまた、溝のトンネルをくぐれるか確かめたり、
気づいたことをとことんやります。

27この橋を折る! 27ここ通れるかな 出た

ヤマモモの大木へ向かう道中、段差があると登って歩きます。
行きも帰りも。
行きは、比較的歩きやすいところから始まりましたが、
帰りはとことん進んで、狭かったり障害物があってもチャレンジ!
一日の短い間に成長が見られます。

私も 27障害物あっても 27さらに狭くても

道ではなくて、崖のような斜面を登ってみたり、
かじかんだ手で真剣に木登りしたり、
滑りやすい斜面を安全に降りるために滑り台のように滑って降りたり、
子ども達は、自分で考えたり感じたりしながら全身を使って遊んでいます。

 道なき道 真剣な木登り おしりで

落ち葉遊びもしました。

落ち葉布団 僕も落ち葉布団 布団だけじゃない

モグラの穴のもこもこを掘って、
穴がどこまで続くか調査もしました。
もちろん、最後にちゃんと穴は埋めてきました。

27モグラ1 27もぐら2 27もぐら3    

はじめてのお友だちも、
あっという間に「仲間」になっています。

今日の絵本
『いもむしごーろごろ』
『ぬ~くぬく』        

【報告】里山キッズ 12/26 全部楽しい!

里山キッズ 2日目

朝の会で発表した、「みんながやりたいこと」を全部やる!
気持ちで活動スタート!

松葉のお相撲から発展した相撲ごっこ。
「草と木の枝」「木の枝同士」「葉っぱの柄と草」など、
組み合わせは自由です。
遊びの発想が柔軟です!

いろんな相撲 26はっけよーい 26負けたー

焚火をしたいお友達が、火おこしを始めました。
「葉っぱと枝を拾ってくるね」
誰も頼まなくても集めてきてくれたお友達がいました。
本当に火が付きそうで怖くなったお友達もいました。
でも、遊んでいたら強風がひと吹き!
「山火事になると危険だから、焚火はやめよう」
子どもたち自身で安全を考えて終了しました。

火おこし 26焚火準備 

朽ちた枝を見つけて「ツナ」を作り始めたら、
お友だちも加わって、ケーキ作りに変わっていました。
周りには、花びらやお花があり、美味しそうにデコレーションしました。
道中で拾ったドングリはクリームになりました。

ケーキ ケーキ完成

お友だちと一緒にも遊ぶけど、自分の楽しいこともしっかりやってます。
「葉っぱで変身、ウサギさん」「ふわふわの羽を見つけて楽しみつくす!」
落ち葉のお布団はみんなに手伝ってもらいました。

26ウサギさん ふわふわの羽 26落ち葉の布団

お化け屋敷ごっこは、動くお化けが大活躍!
大人は「怖い!」と思ったのですが、
子どもは「楽しい!!」
すごいな~。

おばけたち 26動くお化け

木登りもしたし、ヤッホーもしたし、富士山も見たし、
山に開けられた危険な穴も確認したし。

26木登り 26やっほー 26芋の穴

全部楽しかったね!

お弁当、美味しかったね。絵本も楽しかったね。
お手紙はお家の人に渡せたかな?

 お弁当  絵本 お手紙          

さよなら あんころもち またきなこ

今日の絵本
『うちにかえったガラゴ』
『ねこごよみ』

【報告】里山キッズ~遊び方は多種多様~

冬の里山キッズ、一日目が始まりました!

まずは葉っぱのお手紙の森を探検・・・してからの綱引き!

山頂に向かう途中では葉や木を使って存分に遊びます!

 

 

山頂からヤマモモの木を遊び場に移してから木登り、けいどろ、鮭屋さん・・・

 

さらには、ウラジロを凧にする遊びや、ふかふかの落ち葉のプールに飛び込み!ステージを用いての発表会など、遊びの種類が多種多様!

 

子どもたちの発想力・創造力に驚かされっぱなしの一日でした!