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【報告】里山adventure~仲間との関わりの中で~

毎週金曜日の放課後に実施している里山adventure

仲間と何をしたいのか話し合ったり、夢中になって遊んだりすることを通して
自分らしいリーダーシップを発揮できる力を育んでいます。

今年度は12名でにぎやかにやっています。

里山adventureが目指す子どもたちの姿のなかに
● 自分の想いや考えを表現できる。
● 他者の想いや考えを理解しようとする。
というものがあります。

今回はその様子が垣間見れたエピソードを紹介します。

6月のある活動日、遠くの遊び場に行った帰り道のことです。

通りたい道で意見が分かれました。
Nさんだけ”行きに通ったのと同じ道”で帰りたいと言います。
他の人はそれとは違う”まっすぐ進む道”を通りたがりました。
「どちらの道にどんな良いことがある?」スタッフこばちゃんが聞きました。

Nさん「さっき通った道が楽しかったからまた通りたい」

Eさん「まっすぐ行くと桑の実が食べられるよ」
他には「新しい発見ができるよ」「こっちの方が早いよ」と声が出ました。

たくさん意見が出ましたがお互いに納得せず、話は平行線・・・

Nさん「だったら、ずいずいずっころばしで決めようよ」

結果は
”まっすぐ進む道”に決まりました。

それでもNさんがすねていると
「Nさんがそうやって決めようって言ったんだよ」と言われ
きまりが悪そうにとぼとぼ歩き出しました。

その様子を見て、6年生がカナヘビをNさんに見せてあげました。


カナヘビを見ながら話をしていると
心が立ち直り、いつもの笑顔が戻ってきました。
勧めてもらった桑の実も食べてご機嫌に。

自分の想いや考えを表現する。
他者の想いや考えを知る。
違いがあるから話し合う。
どうすれば良いか考える。

このように経験を通して仲間との関わり方をつかんでいけることが
異年齢の集まる里山adventureのいいところだなぁと思うのでした。

【7/21〜8/3】スペシャル支援Tシャツ受注販売!

To the Future, With Nature.
自然とともに、未来へ。願いを込めた支援Tシャツ、
期間限定・受注販売です!

エコエデュで育った子どもたちの、未来への自信をTシャツに!
収益は森と子どもたちの未来のために使わせて頂きます。

🌻スペシャル支援Tシャツの販売は終了しました。
 たくさんのご注文とご寄付を本当にありがとうございました🌻

● サイズ展開・価格・送料
● サイズ感 7/23キッズのサイズ感追加!!
● 販売スケジュール(予定)
● 販売特設ページ


「母さん、ぼくエコエデュで育ったから、この先何があっても大丈夫な気がする。」
幼少期から森へ通った男の子が5年生になったとき、母の顔をまっすぐ見て言った言葉です。

どんな環境変化にも前に進める、力強い子どもとおとなにあふれる社会がエコエデュの願いです。

左グリーン:110サイズ 右ホワイト:130サイズ

グリーンとホワイトの2色・6サイズ展開!

0歳から80代まで、多様な人々が集うエコエデュ。
だからサイズは6段階!あなたにフィットする1枚をお選び下さい。
各サイズと価格、送料は以下の通り。

キッズサイズ
110cm/130cm 1枚 3,000円(税込)

一般サイズ
S / G-M(ガールズM) / ML 1枚 3,800円(税込)

送料 (注文確定メールでお知らせします)
1〜2枚   370円 
(レターパックライト)
3枚以上 770円
 (佐川急便・飛脚宅配便) 
※ 南東北・中国地方 880円/
北東北・四国・九州 990円/北海道 1,320円
7枚以上 送料無料 (1箇所への送付)

▶▶▶販売特設ページへ

今回のTシャツブランドは United Athle(ユナイテッドアスレ)5001シリーズ。
しっかりした生地の定番Tシャツです。

ゆったりめのデザインです。サイズ感は以下を参考に!

エコエデュスタッフが着てみました。

ゆっきー(152cm)

左ホワイト:ガールズM(G- M) 右グリーン:S

エコエデュスタッフはフィールドで、長袖シャツを羽織ります。
そのため今の流行よりはジャストサイズを好むよう。
小柄なゆっきーの場合Sは大きめ。
襟ぐりが大きめで袖が小さめ、ボディもシェイプされている
「ガールズM(G-M)」は肩幅がぴったりです。

▶▶▶販売特設ページへ

せい(169cm)

グリーン:Mサイズ

里山adventureはじめ、たくさんのプログラムを支えてくれる
東海大4年のせいは「M」をチョイス。
やはりアウトドアパーソンはジャストサイズ指向。

▶▶▶販売特設ページへ

しげたかずみさん(160cm)

グリーン:Sサイズ

記念イラスト制作をバックアップしてくださった
デザイナーのしげたかずみさんにも着て頂きました!
しげたさんのチョイスはS」
裾をボトムにインして着るとちょうどいい!

▶▶▶販売特設ページへ

けいたくん(128cm)

左ホワイト:130 中グリーン:S(裾イン) 右グリーン:S

里山に通って4年目のけいたくんがモデルに!ありがとう!
小柄な小学4年生です。130cmはやはりジャストサイズ。
成長を見越して、
大人用のS」をオーバーサイズで着こなすのもアリです!

▶▶▶販売特設ページへ

第一弾の受注期間は7月21日(木)〜8月3日(水)!
お申込はこちらまで。

お申込の手順と販売予定スケジュールは以下の通り。

7月21日(木) 受付開始 販売特設ページでお申込ください。
8月  3日(水) 受付終了・発注
 = 制作に14日いただきます  =
 = この期間中にお振り込みをお願いします =
8月18日(木)  振込確認済みの方から順次郵送開始
8月下旬ごろお手元に!

▶▶▶販売特設ページからお申込ください。

【報告/わんぱく里山6月】田植えと サツマイモのつるさしとじゃが芋収穫

始めの会……
 米の始まりについて絵本を見せてもらいました。

田植え……
 先に2グループが苗を植えました。
 「田んぼ気持ち悪い。」「カエルだ。」「田植えおもしろい。」

 色々な声が聞かれる中、今年はスムーズに田植えをする事ができました。
 

全員合流……
 畑作業していたチームと合流しみんなで記念撮影をしました。

 田植えを終えたチームは、畑作業をしました。

玉ねぎの収穫……

  最初は玉ねぎを引っこ抜きました。
  土から顔を出した玉ねぎを見て、みんなニコニコでした。

じゃがいもの収穫……

 手で掘ってもなかなか見つからず、
 長いスコップで力を込めて、掘ってみました。

 「あったー。」「じゃがいも切れちゃった。」
 たくさんのじゃがいもが、ゴロゴロ出てきました。

 

さつまいものうね作り……

 クワを持って土を中央に集めました。
 土が硬かったのですが、子ども達は一生懸命に作業をしました。

 雨が少し降ってきたので、一時中断するチームもありましたが、
 さつまいもの苗も無事植える事ができました。

 今年は、子ども達に
 うね作りのたいへんさを知ってもらいました。

 また、子ども達は手作業の田植えをしましたが、
 機械を使っていた畑もあり、今と昔の違いを感じたようです。

 苗の成長が楽しみです。

 

次回は夏宝探しと竹林整備です。

【学生アルバイト募集】子どもと自分育ての夏休みに!

【里山BASE in summer2022 学生アルバイト募集】

見守るスタッフ

外遊びをする小学生の安全管理教育的声掛けしてくださる学生さんを募集します。

子どもの想像力や創造性を引き出せる…そんな大人になりませんか?
里山には子どもを目覚めさせる不思議なチカラがあります。しかし、それを最大限に活かすには視点を持った大人が必要です。
このアルバイトは子どもとの直接的な関わりを通して、自分の教育力を高めることができる絶好のチャンスです!
 
里山BASE in summerって??
夏休み中に里山にやってくる子ども達が自然の中での遊びを通して、創造性やコミュニケーション力を高めていくことを目的としています。

★詳細はこちらをご覧ください

https://www.ecoedu.or.jp/programs/base-holiday2022/

自然や子どもとのやりとりは、思い通りにはいきません。
それでも試行錯誤しながら子どものチカラを引き出していこうとする経験は、きっと今後の仕事や生き方にプラスになるはずです。
野外活動に必要なリスクマネジメントなども研修で身に付けられますので、安心してください(楽しい研修です)。
 
いかだ完成 P7110165 P8120291

 
【こんな方にオススメ】
*野外での教育、持っている能力を伸ばす教育、創造性教育に興味のある方
*子どもと直接かかわる経験を積みたい方
*自然体験の教育力を探りたい方
*自然の中での遊び方を知りたい方
*環境教育活動の仲間がほしい方
 
 
【アルバイト学生の声】
*私は教育学部なのですが、実際に子どもと接する機会はないので、今回の体験はすごくためになりました。子どももいろいろ考えていて一人の人間なんだなって気付かされました。
 
*里山BASEの中での「チャレンジするべし」という目標は、就活中の自分にも響く言葉でした。社会に出て、仕事をする中で”わかりません”、”できません”は
通用しないと思います。どうすればできるようになるか考える。それを自然を通じて考える。この経験があれば、社会に出ても前を向いて頑張れる子が育つのではないかと思いました。自然を通じて社会に出る人材を育むそんな素敵な里山BASE、エコエデュにまた機会があれば関わりたいです。
 
 
  ~~~募集内容詳細~~~
 
勤務地 :エコエデュ事務所周辺の里山(駿河区谷田・平沢)
 
勤務内容 :
当法人の職員のサポートとして、外遊びをする小学生の安全管理や教育的声掛けをお願いします。
 
期間 :2022年8月1日~25日のうちの15日間
冬休みや春休みにも行っているため、大学の長期休みに合わせてアルバイトができます。

就業時間 :
① 9:00~18:30(休憩:昼45分+午後15分)
② 8:00~15:30(休憩:昼45分)
③15:00~18:30
※希望を聞きシフトを組みます。時間短縮または出勤日数が減る場合があります。
※出勤可能な日のうち「○日間希望」という出し方も可能です。
※1日のスタッフ体制は通常、エコエデュ職員(または会員)に学生さん1~2名の計3名で行います。
 
時給:920円
1日の勤務時間が8時間を超える場合は残業代を加算します。
 
交通費:
<自家用車・バイクをご利用の場合>ガソリン代規定支払1km×20円
<公共交通機関をご利用の場合> 乗車賃支払
支払上限1,000円/日
 ※勤務地が駅やバス停から少し距離がありますので、電動アシスト付き自転車のシェアサイクリングの利用も便利です。https://pulcle.hellocycling.jp/

食事 :なし お弁当を持参してください(注文可能)
 
募集人数 :4~6名
 
募集条件 :
・子どもの教育や自然体験に関心のある方
・自家用車、バイク、自転車等で勤務地に来れる方
・7月9日(土)9:30~16:00の研修 兼 下見に参加できる方
(参加できない方には、別の手段での研修を検討します)
  
応募方法:
まずはメール連絡をお願いします。追ってエントリーシートをお送りしますので、入力してください。
 ※当法人ドメインecoedu.or.jpからの返信メールを受信できるようにしておいてください。
※出勤可能日がまだわからない方でも、ご興味がありましたらご応募ください。


応募締切:6月20日(月)

 

2022年5月27日公開

 〈問い合わせ先〉
認定特定非営利活動法人しずおか環境教育研究会(通称:エコエデュ)
担当:石川・柴崎
  〒422-8002 静岡県静岡市駿河区谷田1170-2
TEL : 054-263-2866(平日9:00〜18:00) FAX : 054-263-2867
Mail:e-info★ecoedu.or.jp  (←★を@に変えてお送りください)
Web:https://www.ecoedu.or.jp

【報告/わんぱく里山5月】もみまきと 春の岡部の里めぐり

今日のスケジュール、注意事項、コロナ感染、五感について話しを聞きました。

鴫谷さんからもみの話しを聞く
  小さなもみと木箱が用意され、何が始まるのかと興味深く聞きました。

もみをまく
  鴫谷さんの見本を見せてもらい、モミを少量ずつ木箱にまいていきました。

 

麦の収穫
  背の高さにもなる麦を一本ずつはさみで切っていきました。
  太目の麦を見つけ、乾かしてストロー作りです。

玉ねぎの収穫
  どれにしようかと見比べ収穫をしました。
  家に持ち帰れるのでとても喜んでいました。

畑を耕す
  日頃持った事のない道具を持って、土を耕しました。
  昔の人はたいへんだなーと感想が聞かれました。

里山ウォーク
  地図や資料をもらい出発!どっちの道行く?ヒントのとこ行こう。
  仲良くウォークが始まりました。

途中きれいな花やちょうちょを見つけ何度も立ち止まりました。

みかんの花って白いね。いい匂いがする、鳥の声が聞こえる。と
ビンゴカードもうまっていきました。

萬松院ヘ登ると畑や川、家が一望。
景色の良さにしばし立ち止まっていました。

萬松院
  岡部の由来を聞き、先祖のお墓や水子地蔵をお参りする。
  子ども達は丁寧に手を合わせていました。

発表
  発見したもの、気がついた事をみんなの前で元気に話してくれました。

グループでの活動の中で、仲間との絆を深め
たくさんの自然に触れ、岡部の歴史に触れました。
これからも見て、聞いて、触れて、匂いを感じ、(コロナがなくなったら味わい)
五感をたくさん使って自然を楽しんでもらいたいと思います。

次回は、田植え、さつまいものつるさし、じゃがいもの収穫をします。

【報告】4/29第1回安全衛生講習会

最近、ニュースでもよく聞く熱中症。

プログラム中、参加者に疑わしい症状が見られたら。

あなたはチームの一員として、何をしますか?

今回の安全衛生講習会は、
エコエデュで主催事業を行っているスタッフや
学生さんが参加してくださり、

予防や対策、
日頃のシュミレーションの必要性を
確認する機会としていただきました。

*第2回は、9/23(金・祝)に開催します。

 
2022年度地球環境基金助成活動

【報告】里山QUESTⅡ第2回

 
小学生高学年のガチな里山プロジェクト
『里山QUESTⅡ』
 
今年のテーマは、
「自分たちがつくった里山新聞を読んだ人が
家の近くでも自然の宝物を見つけられるようになる」
 
そして今日、
子どもたちが作る新聞の名前が決まりました!
 
『おたからいっぱい新聞』
 
 
「本当に里山新聞という名前でいいのかな?」
疑問をそのまま子どもたちにぶつけてみました。
 
里山の魅力を伝えたいだけじゃなくて、
家の近くで宝物を見つけてほしいんだよね?
 
すると、
「家の近くでも宝物が見つかるよ新聞」
「自然のたから新聞」
「たからやま新聞」
「宝さがし新聞」
といろいろ出てきました!
 
「やっぱり、1年生もわくわくするような名前にしたい」
ということで、
「おたからいっぱい新聞」に決定!
 
春号完成までもう少し。
どんな新聞になるか、乞うご期待!

【里山のかやねずみ】4月の様子

本年度の里山のかやねずみは、たんぽぽいっぱいの遊木の森から。
初日早々、月に一度のお楽しみ日。
春のこの季節は、この時しか食べられない
「春の野草てんぷら」

たんぽぽって、可愛くて、ふーって遊ぶのもたのしいけど。
食べられるんだよ💛

摘んできた、タンポポ、ヨモギ、カラスノエンドウ等々
みんなで、種分けして。

きれいに洗って米粉の衣をつけて

カラリと揚げたら出来上がり(⋈◍>◡<◍)。✧♡

遊木の森のトンネル天然滑り台。
お尻が汚れたってへっちゃら~。楽しいね

4月早々雨の日もありましたが、

川や水たまりが出来て、いつもと違うねえ。
水たまりで、パシャパシャするの楽しい!
初めての雨のお散歩も面白かったね。

今年はタケノコの採れ年!
ママとちからを合わせて。
「タケノコってふわふわしてる~!」
「こんなに大きいの採れちゃった!」
皮むきするのも面白かったね!

かやっこは、0才から参加可能です。
8か月の赤ちゃんだけど、ふわふわの葉っぱの感触に夢中。
赤ちゃんだって、「やりたい!」って意志がしっかりあって
ちょっと大きいお姉さん、お兄さんんのこともよく見てます。

こんな小さい時から、「やりたい」を大事にしてもらった子は
自分が大事にされていると感じることを当たり前に思える。
そう思うのです。

 

里山のかやねずみ:大野