【もくじ】モデルプログラム実践記録
● 【モデル2021❶】モコ末広保育園
● 【モデル2021❷】静岡サレジオ幼稚園(年少)
● 【モデル2021❸】小規模認可保育園 鳩の子保育園
● 【総合2021】モデルプログラム事業評価
● 【モデル2022➊】静岡なかはら幼稚園
● 【モデル2022➋】静岡サレジオ幼稚園(年中)
● 【モデル2022➌】あい保育園国吉田
● 【総合2022】モデルプログラム事業評価
● 【モデル2023➊】春日保育園
● 【モデル2023➋】静岡サレジオ幼稚園(年長)
● 【モデル2023➌】こばと保育園
● 【総合2023】モデルプログラム事業評価
【総合2023】モデルプログラム事業評価
◆ 過去2年と同様、3園の自然体験プログラムでの
●ラーニングストーリーの記入
●ふりかえり(反省会)の録音の文字おこし
※「生の声」として掲載
そのものが評価となっています。
◆「認定こども園等でのモデル事業」に関するプログラム評価は
下記一覧に追記する形でまとめています。
◆ 2022年度に引き続き、自然体験プログラムで見られた子どもの姿について、
わかりやすいモデル図にしてみました。
これは今後も、活動後のふりかえりのほか下見の際などに活用していく予定です。
(監修:常葉大学短期大学部保育科・遠藤知里先生)
==自然体験プログラムで見られた子どもの姿モデル図==
◆2023年度のモデルは、大きく2つに分かれました。
2才児の2園については、
言葉が育つ前の時期だからこそ、
自然体験が効果的ではないかという仮説をもって検証を行いました。
目で見て聞いて認知する力よりも先に、
触覚、嗅覚、味覚という、
直接触れて全身で感じ取る力が大きく育つ時期である2才児が、
自然の中で気づき感じていることの多様さや
それを表現しようとする力は想像以上でした。
ただ、それを特別な日だけでなく、日頃から
子どもの興味を引き出したり、チャレンジできる
環境を作っていけることが大切であり、
難しいことが改めて浮き彫りになりました。
もう1園は、3年間を通して
年少から年長までの経過を見ることができましたが、
「探究力」や「表現力」が大きく育っていること。
それを支えているものは、
自然体験を含めた多くの経験であるということは明らかでした。
子ども達が自然体でその人らしくいられること。
夢中になったり驚いたりする気持ちが、
からだ全体や五感をつかうことでさらに高まっていくこと。
その気づきから、疑問やチャレンジ、
そして深い探究までつながっていくこと。
その全てが
自然体験プログラムの中に集約されていること
が、このモデル図からも実証されました。